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マキシコシはいつまで使える?安全に使える製品選びと切り替え時期とは

育児・ベビー

マキシコシはオランダのチャイルドシートブランド

1968年、マキシコシはオランダでチャイルドシートブランドとして誕生しました。
オランダは育児用品の先進国として知られており、チャイルドシートだけでなく、知育玩具などについても、安全性が十分に考慮されているという特徴があります。
オランダ発のマキシコシの製品に関しては、最新技術を活用しているのはもちろんのこと、デザイン性が優れているという点で世界的に評価されています。
マキシコシのチャイルドシートを日本で購入する場合は、東京都渋谷区にある株式会社GMPインターナショナルが日本の総代理店をしているため、製品選びの際には参考にしてみましょう。
国内にある直営店などで製品を確認し聞いてみる事や、デザイン性や安全性などをチェックしてみることが大切です。

最新安全基準「i-size(アイサイズ)」に世界で初めて対応

チャイルドシートの法律上の着用義務は6歳になるまでですが、身長が140センチ未満の間はできればチャイルドシートを着用させるのが望ましいです。
子どもが使用するチャイルドシートでは、安全性が最も重視されるといっても過言ではありません。
2013年11月には、チャイルドシートの最新安全基準である「R129」が施行されました。
R129の安全規格では、前後からの衝撃実験はもちろんのこと、側面からの衝突実験も行われています。
そのため、R129に適合している製品に関しては、車のドア側から衝撃があった場合でも、子どもの体を守れるようになってきたという点が魅力のひとつです。
R129という基準を受けて、マキシコシでは「i-size(アイサイズ)」の対応モデルとなる製品を世界で初めて商品化しました。

また、従来のチャイルドシートの場合、切り替えのタイミングは子どもの体重が基準となっています。
しかし、子どもの体重を基準にしてしまうと、シートから頭など体の一部分がはみ出してしまっていてもシートを使うことができるので、安全面での問題が懸念されていたのです。
マキシコシの商品ラインナップは、「Baby(乳幼児用)」と「Toddler(幼児用)」、「Kids(学童用)」の3ジャンルに分類されており、これは子どもの身長をベースとして考えられたものです。
したがって、子どもの身長に応じた製品を使えば、万が一の事故にあった場合でも、子どもの体を守りやすくなります。

さらに、チャイルドシートを選ぶときに安全性は重視されるものの、「ひとつの製品を、いかに長く使い続けるか」という点のほうをより重視する人も少なくありません。
たしかに、子どもの成長に合わせてチャイルドシートを買い替えるとなると、その分コストもかかります。
しかし、今の子どもの体格に合ったチャイルドシートを選ぶことによって、子どもの安全を守るという点が、製品選びでは最も重要なのです。

車への取り付け方法は製品によって異なる

マキシコシのチャイルドシートは、製品によって固定方法が異なります。
製品を安全に使用するためにも、マキシコシの「車種別適合表」をしっかりと確認したうえで、自分の車に取り付けができるかどうか適合車種をチェックしてから購入する必要があります。
マキシコシの製品は、「3点式シートベルトによる固定」と「ISOFIX対応の固定装置」という2つの取付け方法があるため、購入前にチェックしておきましょう。

3点式のシートベルトを用いて製品を固定する場合は、およそ55%が正しく取り付けができていないというデータもあります。
具体的には、ベルトの通しミスや肩ベルトのゆるみ、がたつきなどがチャイルドシートの取り付けミスで見られる症状です。
ISOFIX対応の固定装置「2wayFix」を使うことで、誰でも正しく安全な取り付けができます。
説明書を確認しながら取り付けるのではなく、簡単に装着できるので、機械が苦手なママも安心して取り付けられますよ。
車にISOFIXの固定装置が取り付けられるかどうかがわからないときには、自動車メーカーに問い合わせて確認するなどしておく必要があります。

ベビートラベルシステムで赤ちゃんにもパパ・ママにも優しい

マキシコシの製品はベビートラベルシステムを採用しています。
ベビートラベルシステムがあると、赤ちゃんだけでなく、ママやパパにとってもうれしい使い方ができるというメリットがあるのです。
ベビートラベルシステムとは、赤ちゃんをシートに乗せたまま移動ができるという機能のことをいいます。
たとえば、新生児を連れての外出や外食は、車から乗り降りすることだけを考えてもとても大変です。
ベビートラベルシステムがあれば、赤ちゃんがチャイルドシートに乗ったまま眠ってしまったとしても起こさずに、ベビーシートごと移動することができ、ママ・パパの負担が軽減できます。
まず、マキシコシの製品を後ろ向きに装着して、ベビーシートとして使用するという方法もあります。
ベビーシートで使う場合、車載専用ベースメントを使えば、誰でも簡単にシートごと着脱可能です。
また、外出先で車から降りた後は、マキシコシのエアバギーとベビーシートをドッキングさせれば、ハイタイプの対面式ベビーカーとして使うこともできます。
ほかにも、移動するときにはシートごと持ち運びが可能なキャリーとして、自宅ではベビーシートやバウンサーとして使うなど、さまざまなシーンを想定した使い方ができるのがマキシコシの製品のメリットです。

小さい赤ちゃんがいると、外出先などでは移動のたびに抱っこをして動くというイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、赤ちゃんと2人だけで外出しているときなどには、荷物を持ったり、手伝ってくれたりする人は誰もいないため、赤ちゃんを抱っこすること自体が難しいケースもあります。
ベビートラベルシステムがあれば、シートを必要に応じた使い方にチェンジできるのでとても便利です。

マキシコシ
ペブルプロアイサイズ
38,500円(税込)

マキシコシの「乳幼児用」はいつからいつまで使えるの?

マキシコシのチャイルドシートは、何ヶ月まで使用できるのでしょうか。
マキシコシが「乳幼児用」として販売している製品は、新生児から使えるモデルです。
まず、「ぺブルプラス」は、背もたれ部分が寝かせることが出来るフラットタイプなので、生後0ヶ月から15ヶ月、身長45~75cmの乳幼児を対象に使用することが出来ます。
また、この製品は、i-size・R129対応となっています。
次に、「アクシスフィックス プラス」は0カ月~4歳、身長45~105cmと、比較的長い間使える点が特徴です。
アクシスフィックス プラスは、i-size・R129対応で、360度回転式シートを採用しています。
ただし、トラベルシステム非対応となっているため、購入時にはしっかりと確認しておきましょう。
また、「シティ」は、0~15カ月が対象月齢で、3点式シートベルト固定のみに対応しているモデルです。
シティはリーズナブルな価格と、軽量化に特化した製品といわれています。
また、ハグインレイという新生児用のインナークッションが付属品としてついているものもあります。

今回紹介した製品に関しては、どれも新生児用で、生後0ヶ月から使用が可能です。
そのため、産院を退院するときから使うことができます。
目安となる月齢や身長、体重が近づいてきたら、次のシートへの切り替えを検討してみましょう。

マキシコシ
アクシスフィックスプラス
69,300円(税込)

マキシコシの「幼児用」はいつからいつまで使えるの?

マキシコシの幼児用は何歳まで使用できるか疑問に思っている人もいるでしょう。
マキシコシの「乳児用」の製品を使い終わった後は、「幼児用」に切り替えましょう。
まず、「2ウェイパール」は6カ月~4歳が対象月齢となっており、身長67~105cmの幼児に対応しているモデルです。
2ウェイパールは、i-size・R129に対応しており、月齢に合わせて前向き・後ろ向きの2WAYでの使用が可能です。

続いて、「タイタン プロ」は、9カ月~12歳、67~150cmの幼児が対象です。
タイタン プロについては、衝撃保護技術とエアクッション素材を採用しているので、安全性を確保することができます。
加えて、1台で長い期間使用できるという特徴もあります。
幼児用のチャイルドシートを選ぶときには、安全性だけでなく、ベッドのようにリクライニングできるかや着脱のしやすさや使用期間など、目的や希望に合わせた製品を選ぶと良いでしょう。
6歳未満の子どもはチャイルドシート(ジュニアシート)の使用が義務付けられています。
そのため、対象年齢が4歳までの製品を選ぶ場合は、再度買い替えが必要となることを認識しておく必要があります。

マキシコシ
タイタンプロ
53,900円(税込)

マキシコシの「学童用」はいつからいつまで使えるの?

マキシコシの製品のなかには、「学童用」のモデルもあります。
「ロディフィックス AirProtect」は対象年齢が4~12歳で、15~36kgの児童で使用することが可能です。
この製品では、側面衝突時の安全性を確保した衝撃吸収エアクッションを採用しています。
加えて、車載専用取り付けISOFIX対応のベースメント一体型で、子どもの成長に合わせてヘッドレストの調節が可能となっている点も特徴です。

マキシコシの場合、学童用の製品は1種類のみです。
しかし、この製品なら、道路交通法で義務付けられている6歳まではもちろん、6歳以降も安全のために使い続けることができます。
ただし、子どもが大きくなると、なかにはチャイルドシートを嫌がるケースもあります。
そのため、子どもがシートを気に入っているかどうかも考慮しながら、6歳以降は子ども自身の意見も参考にしつつ、チャイルドシートをいつまで使うかを決めていくと良いでしょう。

マキシコシ
ロディフィックス エアプロテクト
26,950円(税込)

マキシコシとドッキングさせて使うエアバギーとは?

エアバギーについては、マキシコシと同様に株式会社GMPインターナショナルが取り扱っています。
マキシコシのチャイルドシートをとエアバギーをドッキングさせて使用することにより、対面式の3輪ベビーカーとして使用することが可能です。
ただし、エアバギーを選ぶ途中で、なかには「エアバギーは重い」という意見を見聞きする人もいるでしょう。
しかし、エアバギーは、そもそも軽量・コンパクトを目指して作られた製品ではありません。
エアバギーは乗り心地の良さや安全性、操作性などを重視している製品です。

マキシコシとドッキングさせて使うエアバギーに関しては、エアチューブタイヤを採用した大きなタイヤを使っています。
タイヤが大きいと道の凸凹による衝撃を最小限に抑えてくれ、ベビーカーの操作性を向上させてくれるというメリットがあります。
また、安全面ではブレーキが大切です。
ブレーキについては、日本の「KARASAWA」と共同開発して、両手で握りやすいパーツを使用しており、これは「COCO PREMIER」と「COCO BRAKE EX」のモデルのみに採用されています。
エアバギーに取り付け可能なマキシコシのチャイルドシートは、「ぺブル」や「ぺブルプラス」です。
ドッキングさせて使うときには、専用の取り付けアダプターが必要です。

マキシコシのチャイルドシートを使うときの注意点

マキシコシのチャイルドシートの場合、「乳幼児用」と明記されているものであれば、基本的にはどの製品も生まれてすぐの0カ月から使用できます。
しかし、いつまで使用可能かという点は、製品によってそれぞれ異なります。
そのため、チャイルドシートを購入するときには、使用できる期間についてもしっかりと確認しておくことが大切です。

また、マキシコシのチャイルドシートの再軽量モデルとして注目されている「Citi(シティ)」でも、シート自体の重さが3.2kgはあります。
したがって、赤ちゃんをシートに乗せた状態では、全体の重さが6kg以上になるのです。
Citiは、赤ちゃんを乗せたままでもいろいろな使い方ができることが便利な点です。
ただし、取り外しや取り付け、キャリーとして使う際は、シートごと落下することに気を付けたり、ある程度の重さがある点を自覚したりすることが欠かせません。
加えて、エアバギーとチャイルドシートをドッキングして使う場合は、バギーをたたむことはできなくなるので、電車やバス、店舗などを利用するときには注意が必要です。

マキシコシのサポートは購入から2年

チャイルドシートを装着した車で事故を起こした場合、そのシートの使用は中止すべきです。
シートの外観に異常がなかったとしても、内部パーツが破損していたり、ゆがんでいたりする可能性もあります。
安全性を確保できない状態でチャイルドシートを使い続けることは、避けたほうが良いでしょう。
マキシコシのチャイルドシートの場合は、ただ単に「使用中止」とするだけではなく、「カーアクシデント無償交換プログラム」によって新品と交換してくれます。
マキシコシの保証期間は、購入日から2年間です。
ただし、サポートは直営店や正規販売店で購入した製品のみ対象となるので、個人間売買や非正規販売店で購入した場合はカーアクシデント無償交換プログラムの対象にはなりません。

マキシコシの口コミを紹介!

マキシコシのチャイルドシートを購入しようか迷っている場合は、実際に利用した人のレビューも参考にしてみましょう。

・子どもをシートに乗せたまま移動ができるので、とても便利です。
・装着がとても簡単なのに安定感があるので、赤ちゃんを乗せても安心です。
・見た目がオシャレ。
・抱っこする機会が多い時期にハイシートで使うと、抱き上げたり降ろしたりするのが楽。
・マキシコシに乗せていると良く寝てくれるので、寝かしつけが簡単です。
・本体の作りがしっかりしているため、2人目の子どもにも安心して使えます。

これらの口コミから、マキシコシの製品を実際に利用した人は、安全性やデザイン性が高いことにとても満足していることがわかります。
また、本体がしっかりとした作りであるため、子どもを安心して乗せられるという点も、多くの人が感じている事柄といえるでしょう。

安全で希望する使い方に合ったチャイルドシートを選ぼう

マキシコシのチャイルドシートは、首の座らない新生児から1歳3ヶ月くらいまで使用可能で、なかには4歳まで使えるものもあります。
また、チャイルドシートを選ぶときには、「脱着して車以外でも使いたいのか」や「車に装着したままにするのか」「乗せ降ろしは楽にできるか」など、装着方法によって選ぶ製品は変わってきます。
他にも、シートカバーは取り外して洗濯できるものか、赤ちゃんが快適に乗れるような通気性の良いメッシュ素材か、強い日差しから赤ちゃんを守ってくれる日よけやサンシェードやドリンクホルダーなどのオプションが充実しているのかもしっかりチェックしましょう。
長く使えるものを購入するか、中古品をレンタルするか、生活する中で必要性に応じて考えていく必要があります。
チャイルドシートを購入する際は、楽天市場やamazonなどのインターネットの通販サイトを検索してみましょう。
楽天市場のベビー用品専門店では、チャイルドシートを人気順でランキング形式に紹介されている店舗もあるので、パパやママがどんなチャイルドシートを選んでいるかがわかります。
また、実際に購入した人の口コミも見ることが出来るので、比較して購入する際の参考にしましょう。
また、店頭で購入するよりもお得に、送料無料で購入できたりするのも嬉しいポイントですね。
大きい買い物になるので、自宅まで発送してくれるのも助かります。
それでも、通販サイトで購入する場合は、実際に操作できないのがデメリットでもあります。
可能であれば、一度販売店に出向いて、実際に触って確認することをおすすめします。
チャイルドシートの着用義務がある6歳までは、少なくとも1回は買い替えが必要になるため、希望する使い方に合った製品を選びましょう。

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