夏の常備品、そうめん。そうめんは、お中元で人気の商品ですが、そうめんといっても、「ひね」や「新物」など、さまざまな種類があります。この記事では、お中元として贈るなら、どんなそうめんが喜ばれるのか、そうめんギフトの選び方やおすすめのアイテムを紹介していきます。
最終更新日：2023年9月5日
そうめんが贈りものに選ばれる理由は？
お中元をはじめ、内祝いなどの贈りものには「消えもの」と呼ばれるものが人気です
あとに残らないものは、贈った相手がもらって困ることがないという理由から、贈りものによく選ばれています。
そうめんも、食品であることから、ギフトとして選ばれており、また夏によく食べられる食品も理由の一つです。
また、そうめんは乾物なので、賞味期限が長いのも贈りものとして選ばれる理由です。
そうめんは、夏によく食べるものですが、食べきることができなくても適切に保存をすれば1年以上持つので、贈る前に賞味期限の心配をする必要はありません。
夏の暑い時期にツルッと食べることができるのも嬉しいですね。
長く保存ができるのは、受け取った人にとっても嬉しいギフトでしょう。
ギフトで贈るなら“手延そうめん”
そうめんの種類を見てみると、“手延そうめん”という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
手延べそうめんと機械めんは、見た目の違いはほとんどありませんが、ひとくち食べるとその違いに気づくほど大きな違いがあります。
機械めんでは、生地を圧力で延ばして切り出して作るのに対し、手延べめんと表示されているものは延ばしていく工程が数工程あり、少し延ばしては熟成させることを繰り返し、綿密な繊維を持っためんに仕上げていきます。
手延べそうめんの弾力性に富んだシコシコ感は、この綿密な繊維から感じることが出来るのです。
機械めんと手延べめんの断面は一目瞭然で、ぎっしり詰まった“密”な繊維が手延べならではのコシを出しています。
ギフトに贈るなら、ぜひ手延べそうめんを選びましょう。
見た目はわからなくても、食べた時に贅沢感と高級感を感じてもらえますよ。
そうめんを贈るなら揖保乃糸の「ひね」の特級品！
そうめんを贈るなら、揖保乃糸や島原そうめん、三輪そうめんなど、有名ブランドのものを選ぶとまず外さないでしょう。
コシが強く、舌触りも良いものを贈りたいなら「揖保乃糸 古（ひね）物」がおすすめです。
ギフトとして人気なのは、1年熟成させたコシの強い古物です。
揖保乃糸は、10月から4月に作られ、その年に出荷されるものは（新物）と呼ばれ、管理の行き届いた専用倉庫でさらに1年熟成させたものを（古物）と呼ばれます。
目上の人や年配の人に自信をもって贈ることができますよ。
揖保乃糸は、特級品と上級品があり、上級品は、揖保乃糸の中で歴史のある帯の手延べそうめんを指します。
全生産量の85％を占める最も愛されているそうめんです。
一方、特級品は、上質な原料小麦が使用されており、厳寒期に作られる絶品です。
ギフトとして贈るなら、特級品がおすすめです。
お中元以外にもそうめんを贈っても問題ない？
夏に喜ばれるそうめんギフト。
お中元以外にも、もちろん、内祝いなどにも人気のアイテムです。
しかし、お中元以外のギフトシーンでそうめんを贈ろうと考えた時、ちょっと華やかさに欠けるなぁと思う人もいるかもしれません。
シンプルな見た目のギフトは、目上の人や年配の人にはぴったりかもしれませんが、友人や同僚、後輩など親しい人への贈りものには、少し地味に感じてしまうかもしれませんね。
そうめんは、揖保乃糸や島原そうめん、三輪そうめんなど有名ブランドの中でも、華やかなギフトシーンにぴったりのそうめんがあるんです。
ちょっと珍しい味わいの新感覚のそうめん。
カラフルな色のそうめんは、お子さんがいる家庭や若い世代へのギフトにおすすめです。
お中元におすすめ！もらって嬉しいそうめんギフトを紹介！
夏に嬉しいそうめんの贈りもの。
ここでは、ギフトに人気のそうめんを紹介します。
揖保の糸 新物 特級 黒帯
揖保乃糸は、そうめんの中でもギフトとして人気のブランドです。
そうめんには、ひねや新物、特級や上級など作り方によって種類が違います。
新物の特級品も、ギフトとして人気が高く、選ばれています。
ひねとは、管理の行き届いた倉庫で1年間熟成させたもので、新物よりもコシが強いことが特徴です。
そうめんの1人前は2束とされているので、10食分がセットになった20束セット十分の量ですよ。
そうめん 揖保の糸 ひね 特級 黒帯
1年間、熟成させたそうめんは、コシが強く、食べごたえがあることが特徴です。
揖保乃糸のひね物は、ツルッとした喉越し、なめらかな舌触りが魅力。
リーズナブルなのに高級感があるとして人気の高いギフトセットです。
食べ方いろいろ！そうめんで夏を乗り切ろう
好きな具材をのっけて食べる、ぶっかけそうめん、冷たいものばかりで夏バテしてしまったときには、温かいおつゆで楽しむにゅうめんなど。
たくさん贈っても、保存期間も長いので、ゆっくり楽しんでもらえるでしょう。
暑い夏は、まだまだ続きます。
夏のご挨拶にそうめんを贈って、夏を元気に乗り切ってもらいたいですね。
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