お年賀ってなに?
年末から年始にかけての贈りものには、さまざまな種類があります。
「年賀状」はみなさん馴染みのある言葉ですが、「お年賀」と聞くと、あまり聞き馴染みがないかもしれません。
お年賀とは、日頃からお世話になっている人へ新年の挨拶と一緒に渡す贈りもののことをいいます。
日本では古くから新年の習慣となっている“お年賀”ですが、もともとの意味はお正月のご挨拶で訪問する時に、新しい年の神様をお迎えする習慣があり、「御歳魂(おとしだま)」としてその年神様を祀る神棚へのお供え物を持参していたことに由来しています。
それがいつしか手土産を持参するというカタチに変わったようです。
“御歳魂(おとしだま)”と書くと見慣れないかもしれませんが、おとしだまという言葉は知っていますよね。
現在では、子供には“お年玉”、その家族には“お年賀”として贈られるようになりました。
お歳暮を贈った場合お年賀は必要ない?
年末年始お贈りもので、お年賀の他にお歳暮があります。
お歳暮とは、1年の終わりに日頃からお世話になっている人に贈る贈りもののことを指します。
お歳暮を贈る時期は地域によって違いますが、一般的には12月上旬からクリスマス頃までとされています。
最近では11月下旬から贈る人も増えていますが、年末にかけてが一般的でしょう。
したがって、お正月間近の贈りものとなります。
日頃からお世話になっている人にお年賀を贈ろうと考えている人は、お年賀は贈る必要はありません。
お年賀は、一般的には手渡しで贈ります。
実家や義理の実家に帰省を考えている人は、手土産として「お年賀」を贈ると良いでしょう。
お歳暮として先に贈りものをしている場合には、手土産としてお菓子などの食べ物を持参しましょう。
2022年のお正月は帰省を見送るという人は、お年賀を郵送するのではなくお歳暮で日頃の感謝の気持ちを伝えてみましょう。
昔は、お歳暮も手渡しで渡すのがマナーとされていましたが、最近では郵送する人がほとんどです。
お歳暮を郵送するときも、お年賀と同様に熨斗を掛けて贈りましょう。
のしの上部に「御歳暮」と書き、のしの下部には自分の名前を書いて贈ります。
ただし、お歳暮は一回きりではなく、基本的には毎年贈るものです。
「毎年贈るのもなぁ」という人は、熨斗を「感謝」や「御礼」として、1年の感謝の気持ちを伝えましょう。
お年賀におすすめのギフトは?
昨年よりも帰省を考えている人が多くなっているとはいえ、まだまだ思うように外出できない状況の中で迎える2022年。
2022年のお正月には、「贅沢な時間を共有できるグルメ」ギフトがおすすめです。
旅行に行けない分、家族で集まって自宅で過ごす人も多いでしょう。
そんな時に、家族や親戚みんなでリッチに過ごせるグルメのギフトは、みんなに喜んでもらえる贈りものですよ。
帰省する時に持参できる常温のものであれば問題はありませんが、年末年始に贈りたいグルメのギフトの多くは冷凍商品や冷蔵商品などのナマモノがほとんどです。
「集まった親戚みんなでお鍋を楽しみたい」という場合には、帰省の時期にあわせて郵送で手配しておくという方法もありますよ。
楽天市場などのインターネットのギフトショップでは、自宅の他にも贈りたい住所に直接郵送することができるのでおすすめです。
また、ネットショップでは選べるギフトの種類も豊富なので、お年賀ギフトを検討しているなら是非チェックしてみましょう。
家族みんなで1年のスタートを切ろう!お正月を贅沢に過ごせる絶品グルメギフト5選
新年の挨拶と一緒に贈るお年賀ギフト。
ここでは、久しぶりに会う家族と笑顔で過ごせる絶品グルメギフトを紹介します。
門崎熟成肉 焼肉セット(カルビ&モモ)
格之進が誇る熟成肉ブランド「門崎熟成肉」の焼き肉セット。
家族が集まるグルメ=お鍋が一般的ですが、焼き肉もまた贅沢な時間を過ごせるグルメですよね。
焼き肉をするなら必要不可欠なカルビとモモ肉。
門崎熟成肉のカルビは、とろけるような口溶けと霜降りのカルビが特徴です。
またモモは肉の旨味がぎゅーっと凝縮されているのもポイント。
門崎熟成肉のお肉は、雌牛にこだわているのも特徴ですよ。
雌牛は雄牛に比べて体が小さく、長い期間肥育が必要です。
そのため脂の粒子が細かく、旨味成分が凝縮されています。
肉そのものに弾力があり、柔らかい雌牛の旨味を口の中いっぱいに堪能できる焼き肉セットです。
格之進 白金豚塩麹漬&牛醤セット
こちらの商品は、きめ細やかなお肉の繊維の中に脂身がしっかり備わっている白金豚を格之進オリジナルの天然塩麹に漬け込み仕上げた白金豚の塩麹漬けセットです。
岩手花巻の白金豚を特製の塩麹で漬けたお肉のギフトです。
やわらかい白金豚が更に柔らかく、まろやかな味わいで楽しんでもらえますよ。
黒毛和牛から創った熟成肉専用の醤油「牛醤(ぎゅうしょう)」もセットにしてお届けします。
噛むたびにお肉本来の美味しさと塩麹の旨味を堪能できる、お正月からガッツリ肉を堪能できるギフトです。
博多華味鳥 水たきセット
福岡に本店を構える「博多華味鳥」の代表的なメニューのひとつの水炊きのセットです。
このギフトは、吟味されたスープと九州の銘柄鶏である華味鳥の厳選されたお肉に、料亭特製のつくねなど贅沢な具材がセットになっています。
水炊きのスープは、鶏ガラと鶏を重ねてじっくり炊き出した独自の「鶏かさね炊き」で、味わい深いコク旨スープに仕上げられています。
キャベツやきのこ、白菜に長ネギなど、好きな野菜と一緒に贅沢なお正月を楽しめますよ。
博多華味鳥 もつ鍋セット
同じく博多華味鳥のもつ鍋セットは、花びらのように美しい色をしていることから名付けられた九州産の銘柄鶏「華味鳥」のハラミと国産牛の象徴を組み合わせた料亭オリジナルグルメです。
鶏の中から少量しか取れないジューシーなハラミに、ぷりぷり食感が魅力の牛の小腸、そして料亭特製のつくねなど贅沢な具材が堪能できます。
鶏ガラと鶏を重ねてじっくりと炊き出したコク旨スープも絶品ですよ。
シメはちゃんぽん麺で最後の一滴まで存分に味わい尽くせる、家族が集まる時間にみんなで楽しみたいグルメです。
博多若杉 もつ鍋 牛もつ鍋セット
グルメ大国の福岡・博多で35年以上に渡り営業を続けるもつ鍋の名店「博多若杉」のもつ鍋セット。
累計200万食以上も売れている人気商品です。
厳選した国産牛の厚切り小腸は噛めば噛むほど旨味が広がり新鮮でぷりぷりなのが特徴です。
シンプルであっさりした醤油ベースに酒粕を隠し味に使ったまろやかな自家製スープは一緒にセットになった特製ちゃんぽん麺で最後の一滴まで最後に楽しむことができますよ。
お年賀ギフトを贈るときにチェックしておきたい3つのマナー
御年賀を贈る際も一般的なマナーがあります。
昔ながらの堅苦しいルールを守る必要はありませんが、相手に失礼のないように最低限のマナーは守っておきたいですね。
まず1つ目が、渡す時期です。
お年賀は、お正月の三が日である1月1日から1月3日の間に贈るのが礼儀とされています。
お年賀というだけあって、三が日に贈る方がよいでしょう。
遅くても、玄関に門松が飾られている期間のことを指す松の内の期間である1月7日までに贈ると良いでしょう。
2つ目が、相場です。
お年賀の予算は、一般的には2000円~5000円が相場と言われています。
しかしながら、贈る相手によってお年賀の相場は違っています。
自分を含めた親戚みんなでグルメギフトを楽しむなら、1万円前後のアイテムを選んでも問題ないでしょう。
新しい1年の始まりの挨拶だからといって、見栄を張る必要はありません。
あまりに高価なものは相手に気を遣わせてしまうので注意しましょう。
3つ目が、贈りものとしての体裁を整えるということです。
お年賀を贈るときは、蝶結びの水引が描かれたのし紙を用意しましょう。
のしの表書きには“お年賀”と書き、表書きの下には自分の名前(贈り主の名前)を記載します。
ナマモノや冷凍品の場合、簡易的な熨斗になることもありますが、のしはかけるほうがよいでしょう。
お年賀ののしは、包装紙の上からかける「外のし」で掛けるようにしましょう。
家族で絶品グルメを囲んで新しい1年をスタートしよう
お年賀ギフトは、何を贈ろうか、そもそも贈ろうか悩むこともあるでしょう。
最近では、年賀状を送る人も減少傾向にあるようです。
新型コロナも終息の兆しが見えてきた今、人と会うことや人との繋がりをより大切にしていきたいですよね。
お年賀ギフトを通して、家族みんなで過ごせる時間がどれだけ大切なものなのか、おいしい時間を共有して素敵な新しい1年のスタートを切りたいですね。