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結婚祝いで喜ばれるのは現金?贈る相手別の金額の相場を紹介!

ギフト・贈り物

職場の同僚や先輩後輩、親しい友人の結婚に際し、結婚祝いを贈ろうと考えている人もいるでしょう。結婚祝いを初めて贈るという人は、「いくらのものを渡せばいいのだろう」「現金のほうが喜ばれるのかな」と不安に思うことも多いかもしれませんね。この記事では、ご祝儀袋の書き方など、結婚祝いにまつわるお金のマナーについて解説していきます。 最終更新日:2023年4月12日

結婚内祝い

結婚祝いで喜ばれるのは品物?現金?

親戚などの身近な人から職場の同僚、親しい友人など結婚祝いにプレゼントを贈ろうと考えている人の中には、夫婦になる2人のために何か品物を選んで贈ろうと思っている人もいるでしょう。
しかし一般的には、お祝いとして現金を渡す人が多いのが正直なところ。
受け取る人にとっては、どちらが嬉しいのでしょうか。

品物を受け取った場合は、「自分たちのことを考えて選んでくれたものは嬉しい」という声も多く、今後の新婚生活を考えて新しい生活に役立つものを贈ると喜ばれます。
また品物の場合、「選んでくれた時間が嬉しい」と受け取る人も多いです。
現金を受け取った場合は、何より必要に応じてさまざまなことに充てられるのがメリットです。
結婚式の費用や新生活を始めるにあたっての費用に役立てられるので、実用的という声が多いです。

品物を贈る場合でも現金を贈る場合でも、それぞれに予算があることでしょう。
メリットがあるので、相手との関係性や相手が好むものを選んで贈ると良いでしょう。

結婚祝いの金額相場は?

結婚祝いの金額相場は、結婚式への出席の有無、相手との関係性によって違ってきます。
ここでは、それぞれのケースに分けて解説していきます。

結婚式や披露宴に出席する場合

結婚式や披露宴に出席する場合、持参するご祝儀が結婚祝いとなるので、ご祝儀とは別に結婚祝いは必要ないでしょう。
結婚式に持参するご祝儀の場合は、現金で持参するのが基本です。
その日に出される料理代や引き出物の費用などを考慮して渡しましょう。

結婚式や披露宴に出席する場合

結婚式や披露宴にわけがあって欠席する場合、一般的には「出席する場合の3分の1」のお祝いが相場と言われています。
贈る相手が兄弟や姉妹やいとこ、友達や職場関係の人など、相手との関係性に応じて金額を決めましょう。

自分にとって兄弟や姉妹に贈る場合

兄弟や姉妹に贈る場合の相場は、30000円~50000円、中には10万円を渡す人もいます。
2万円などの割り切れる数字は結婚祝いではふさわしくないと考えられています。
自身が結婚している場合、夫婦で渡すなら少し多めに渡すのが一般的です。

甥や姪に贈る場合

甥や姪に贈る場合も同様で、30000円~50000円が一般的です。

親しい友人に贈る場合

親友など親しい間柄の場合は、30000円~50000円程度が一般的な金額相場です。
親しい関係性の場合でも、それ以上を包むと相手に気を遣わせてしまう場合もあるので注意しましょう。

職場関係の場合

職場の同僚や後輩などへの結婚祝いには、兄弟などとは違い10000円~30000円程度が一般的な相場です。
数人から○○一同という名前で贈る場合でも同様です。
もちろん、親しい後輩や普段から交流のある相手の場合には、50000円を渡す場合もあります。
自分自身が役職についている場合、部下への結婚祝いには、必要に応じて少し多めに包むのが一般的です。

親から子への結婚祝いの相場はいくら?

両親から子供への結婚祝いの相場は様々です。
家庭の事情や子育てへの考え方もそれぞれであり また結婚式を挙げる場合の挙式費用の援助の有無によっても異なります。

結婚式を挙げない場合は?

挙式ありの場合の相場を説明しましたが、式なしで入籍のみの場合も欠席と同様の相場です。

結婚祝いに現金を渡す時に気をつけることは?

結婚祝いに現金を渡す場合、まずは現金は必ず新札を用意しましょう。
祝儀袋の中には、中袋といって現金を直接入れる袋が入っています。
中袋には、新札を人物が印刷された右側を上にして入れるのがマナーです。
また、お札の枚数は、奇数を心がけましょう。
偶数は「別れ」を意味するので縁起が悪いとされています。
仮に20000円をご祝儀袋の中に入れたい場合は、1万円札1枚と5千円札2枚の計3枚にして入れるのもスマートな心遣いでしょう

ご祝儀袋を用意する前に書き方を把握しておこう

結婚祝いに現金を包んで渡す場合、気をつけておきたいことがあります。
ここでは、ご祝儀袋の書き方や選び方について具体的に解説していきます。

袋は何を選べばいいの?

結婚祝いのご祝儀袋の選び方は、のしでも使用される結び切りの水引のご祝儀袋を使用しましょう。
結び切りは、「一度結びとほどけない」「固く結んでほどけない」という意味があり、結婚祝いや快気祝いなど、一度きりのお祝い事に使用されます。
またご祝儀袋は、さまざまな種類のデザインがあります。
中に入れる金額に見合ったものを選ぶと良いでしょう。
中に入れる金額が多い場合は豪華なデザインのご祝儀袋を、少ない場合は落ち着いたデザインのご祝儀袋を選ぶと良いでしょう。

袋には何を書けばいいの?

ご祝儀袋の表には、「寿」や「御結婚御祝」と書かれています。
水引を挟んで、その下には自分自身の名前を書きます。
連名で結婚祝いを渡す場合は、右から年上(職場関係の場合は役職が高い人)の名前を書くのがマナーです。
現金を入れる中袋の表には、入れた金額を書きましょう。
その場合は、壱萬や弐萬などの漢数字を書くのがマナーです。
中袋の裏には、自分の名前と住所を書き記しましょう。

丁寧な渡し方は?

ご祝儀袋を相手に手渡しするときには、袱紗(ふくさ)という布に包んで持参します。
袱紗とは、絹やちりめんでできた四角い布のことで、結婚などのお祝いごとに使用するご祝儀袋や不祝儀袋などの大切な品物を包んだり覆ったりするために使用します。
最近では、ご祝儀袋をそのまま鞄などに入れて持参する人も多いですが、袱紗などに入れて持参するのがマナーです。

マナーを把握して心のこもったお祝いを贈ろう

結婚祝いを初めて渡すという人は、まず昔からマナーとされている一般的なルールを把握しておきましょう。
現金を郵送で贈る場合は書留で贈らなければいけないなど、相手への送り方にも配慮が必要です。
特に、お金に関しては非常識なことをしてしまうと相手に気を遣わせるどころか、かえって相手に失礼なことをしてしまう可能性があるので注意が必要です。
相手との関係性と一般的な金額相場をしっかりと把握して、おめでとうが伝わる渡し方をしましょう。

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