直接会って「ありがとう」の言葉を添えて贈るギフト。渡すときにふと頭をよぎること、それは「欲しくないものだったかな」「重たかったかな」「使い終わったあと邪魔になるかな」というマイナスなイメージです。ギフトとして人気の高い瓶詰めギフトは、調味料からジャム、ドレッシングやお酒など、料理の重要な役割を担う存在に多く、もらうと嬉しいギフトです。しかし、調味料も、こだわると無添加のものやオーガニック商品、高級感のあるアイテムや久世福商店や味の素など有名ブランドのものもあり、贈りものとしては意外と選ぶのが難しいのが正直なところ。今回はそんな瓶ギフトの失敗しない贈り方から詰め合わせの選び方、好まれる傾向などを、お洒落なおすすめギフトとともに紹介します。
最終更新日:2024年12月6日
瓶ギフトは定番のギフトだった

ギフトの定番といえばカタログギフトです。
1980年代後半から新しいギフトのカタチとして登場したカタログギフトですが、昔はお中元やお歳暮、ご香典返しなどは、油や洗剤、お酒といった液体ものの瓶ものや、長期保存が可能な缶詰ギフトが主流でした。
贈りものの種類が今ほど多くはなかったのもその理由ですが、油や洗剤は日常生活で欠かせないものなので、贈りものとして選ばれる理由が「それを贈ったら間違いないだろう」という意見も多かったのでしょう。
今は重たいだけ?瓶ギフトのメリット・デメリット

カタログギフトやスイーツ、お取り寄せグルメに産地直送など、現在はさまざまなギフトのカタチがあり、普段使わなさすぎて使いにくいものや、処分に困る瓶ギフトは敬遠されがち。
なぜそんなに瓶ギフトは贈ることが難しいのか。
ここで、瓶ギフトのメリット・デメリットを解説していきましょう。
メリット

「なんだか美味しそう」「上等なものを頂いた」と受け取られた方から言われたという方もいらっしゃるようです。
瓶ならではの重厚感があり、その上ちょっと高価に見えますよね。
瓶だと冷蔵庫に入れてるだけで保存が効くし、「すぐに食べないといけないもの」というイメージはあまりありません。
瓶に入ってるだけで上品なものに見えるし、否定的な意見だけではなく、実際にもらって喜ばれる方もいらっしゃるようです。
デメリット

「瓶は処分しにくく、置いておくのも正直邪魔になる」という意見も多いようです。
確かに「置いていたらなにかに使うかなぁ」って言ってる間に家の中が空き瓶だらけになってることもしばしば。
すぐに処分しようにも月に1回ほどの回収だとすぐに処分もできません。
先ほど、冷蔵庫に入れて保存が効くというメリットもありましたが、逆にいつの間にか時が経ち…賞味期限が切れたまま冷蔵庫の主になっていることもよくありませんか?もらって開けて最初は頂くけれど、そのまま放置…ということがよくあるというのも正直なところです。
飽き性の方には不向きですね。
すぐに食べないといけないものではないけれど、そんなにしょっちゅう食べるものでもないというわけですね。
定番からおしゃれな瓶まで♪贈りたい瓶ギフトを紹介!

賛否両論ある瓶ギフト。
そんな贈る側、受け取る側の意見を反映してか、最近では趣向を凝らした瓶ギフトも登場しました。
それでは、定番からちょっと変わった瓶ギフトまで、好まれる年齢層とともにおすすめしたい商品を紹介していきましょう。
ハニートラップに思わずハマる!恋人に贈りたい瓶ギフト
パンに塗る系が多い瓶ギフト。
ディップソースやはちみつギフトも、瓶ギフトならではのギフトですね。
ノースファームストックのギフトセレクションは、パンに塗るソースの他になんとパンまで入っている優れギフト。
ノースファームストックがお届けする、北海道産小麦・全粒粉を使用した香ばしいメルバトーストと、エスプレッソミルクジャムとハニーナッツのセット。メルバトーストにつけておやつや軽食として、ヨーグルトやアイスにかければまた違ったおいしさを楽しめます。
マイハニーのナッツは、ミネラルも豊富で人間に足りない栄養がたっぷり。
香ばしいナッツを甘いはちみつに漬けているので、プレーンヨーグルトや無糖ヨーグルトと合わせて頂くと抜群です。
ピーナッツハニーは見た目通り想像通りの焼きたて食パンに○。
ル・パン・ブールのはちみつは、砂糖などの甘味料のあまったるーい甘さではなく、自然な甘さ、体によさそうな甘さが全身に染み渡ります。
忙しい朝ごはんに必須となりそうなこの小さく丸いフォルムの小瓶が、意中の相手の心を鷲掴む。
「どうやって使おう」と悩みそうな独身の男性にこそ、意外と好まれるギフトなのです。
目指せ大人インテリア!インパクトのある瓶ギフト
部屋に飾ったり、置いているだけでインテリアになるような瓶ギフトを紹介してきましたが、こちらもある意味「部屋に飾りたい」と思わせてくれるギフト。
どでかくどーんと。
よく、お酒の瓶を部屋に飾る方いらっしゃいますよね。
飲み終わった空き瓶をインテリアに取り入れるお酒好きな方も多いはず。
捨てるのがもったいない、筆文字が似合うかっこいいデザインに存在感あふれるお酒を紹介。
まず深い味わいが特徴的な播州の地酒・大吟醸。
瓶が入ってる箱までもかっこいい。
これは開封せずに飾っておきたい瓶ですね。
そして飲む点滴と言われている甘酒。
お酒と名前に入っていますがとっても体にいいのです。
少しだけアルコールの風味が強いので、お酒が苦手な方にはご注意を。
酒豪の上司の結婚祝いに贈ってみては。
どんなに重たい瓶でも、お酒好きならこのギフトはスキップしながら持って帰ってくれるはず。
フルーツコンポートは、キラキラした見た目から一見夏のギフトのように感じますが、みかんやさくらんぼ、キウイにトマトまで、それぞれのフルーツの旬を待たずして年中食べられるフルーツとして冬にも人気の品物です。そのままでも楽しめるし、アレンジしても楽しめます。このフルーツコンポートは、さまざまな種類のフルーツや梅の加工品を販売しているふみこ農園とソムリエアットギフトのコラボ商品。ここでしか買えないまさにプレミアムなアイテムです。
瓶ギフトの定番!調味料ギフト
大定番、調味料ギフト。
醤油にお酒にみりん、ドレッシングなど、瓶ギフトの定番といえば料理の脇役です。
高校生と共同開発したうれし野ラボのドレッシングは、高校生のフレッシュなアイデアがしっかり反映された新しい風味が楽しい調味料。
直江屋源兵衛という日本ばりの名前に不似合いな、白いフレンチドレッシングにはない花の香りが漂うピンク色のドレッシングにも注目です。
また、料理家の料理番組などを見ると“そんなおしゃれなもの冷蔵庫にないよ”というカタカナの調味料ばかりを使う料理家もいる中、栗原はるみさんが作る料理の特徴は、一般家庭にある調味料や食材で、簡単においしいレシピを紹介してくれるところにあります。
料理家が作る調味料って聞くと、「使うのが難しそう」と思いがちですが、こちらの調味料は特別な食材によく合うものではなく、いつもの料理に使ってみよう、今日はこれで炒めてみようと思わせてくれる、スーッと家庭に馴染んでくれる味なのです。
生野菜にかけるだけ、かんたんにちょっと違った味を楽しんでもらえるギフトです。
話題になる個性派ギフトも登場
どこの?誰の?と思わず言ってしまいそうになりますが、こちらはなにを隠そう、社長のいか塩辛。
ソムリエ@ギフトの社長…のいか塩辛ではなさそう。
こちらは製造会社の社長が来客へのお土産用として配っていた塩辛があまりにも好評だったために商品化された商品。
まるで社長の体の一部のようなネーミングですが、「あれ美味しかったよねーほらあれ、社長の!いか塩辛!」というように、社長が推薦する商品というよりも、周りの誰もが認めた味というわけですね。
それは一度食べてみたくなる味ですよね。
産地直送商品ですので直接ご自宅にお届けできるので重さの心配は不要です。
贈る相手を間違えなければ好まれる瓶ギフト

こうして見てみると、瓶の種類もさまざまでスイーツからお酒、おつまみにドレッシングと幅も広いですよね。
贈る相手の都合を考え、気持ちになって選んでみると、決して瓶ギフトはマイナスなイメージばかりではないはず。
楽天市場での人気ランキングにも、瓶入りギフトがランクインしていますよ。「最近料理にハマってて」「美味しいはちみつしらない?」など、普段の会話の中からヒントを得て、お祝いにして贈ってみたり、またお子さまが小さく外出がなかなかできないお母さんへの出産内祝いとして、忙しい料理の時間が楽しくなるような調味料ギフトをお返しにて贈ってみたりすると、「憂鬱な時間が楽しくなったよ、ありがとう」と喜んでもらえるギフトになると思いますよ。