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連名でお祝いを頂いたときに内祝いはどうすれば良いの?

内祝い

親しい友人から結婚祝いや出産祝いをもらった人は、内祝いとして感謝の気持ちをお返ししなければいけません。 個別にお祝いをもらったときはわかりやすいですが、連名の場合には一人ひとりに対応するべきか、どのように対処すれば良いかわからない人もいるのではないでしょうか。 そこでこの記事では、連名でお祝いをもらったときの内祝いの選び方や、贈る際のマナーなどを紹介していきます。
最終更新日:2022年9月12日

出産内祝い
 
 

連名でお祝いを頂いたときに内祝いはどうやって贈れば良い?

連名でご祝儀やお祝いを受け取ったときに、内祝いを返すのは常識です。
しかし、あまりにも高額なお返しをするのは逆に非常識で、相手を恐縮させてしまうので控えましょう。
基本的にお祝いごとにお金を出すのは気持ちの問題ですので、高額すぎると相手を嫌な気分にさせる可能性があります。
内祝いの基本的な相場は、もらったお祝いの半額程度が目安です。
これは、連名であってもそうではなくても一緒なので覚えておくと便利ですね。
ただし、お金ではなくものをもらった場合は、どのくらいの価値があるのかわからないケースもあるのではないでしょうか。
そのようなときでもインターネットなどで相場を調べて、大まかな値段を把握しておきましょう。
さらに、連名でお祝いをもらった場合、個別にお返しをするべきかまとめて贈るべきか、迷う場合もあるかもしれません。
内祝いを個別に贈るかどうかは、決まったルールはないため自由にできます。
大人数からお祝いをもらった場合は、小分けにできるような菓子折りをまとめて贈るようにすると良いでしょう。
連名で贈ってくれた人達をパーティーなどに呼んで、そこでまとめて渡すのもひとつの方法です。
また、パーティーに招待して食事などを振る舞うこと自体がお返しとも考えられるので、あまり考えを固定化させず、常識の範囲内で内祝いを行うこともできます。
一方、連名でもらったとしても内祝いは個別に返したいという場合は、全体の予算を人数分で割った額で品物を用意するのが適切です。
つまり、5人の連名で3万円程度のお祝いをもらった場合、ひとりあたり6000円相当を出したことになるので、その半分の3000円程度にします。
ただし、5人が出した金額の内訳が異なる場合、単純に合計額を人数で割るのは適切ではありません。
それぞれが出した額が明確な場合、個々人の額の半額程度をお返しします。
例えば、社長が1万円でそのほかの人が5000円の場合、社長とほかの社員とで内祝いで贈るものを分けます。
もしも会社の人たちにまとめてお菓子などを贈る場合、社長には特別に何か別の1品を渡すとスマートですね。
それぞれが出した額の内訳が不明な場合は聞きに行くことはできないので、金額を人数分で割るのが無難です。
また、内祝いは必ずもらった額の半額程度でなければならないということはなく、余裕がなければ3分の1程度でも構いません。
お祝いも内祝いも気持ちが重要なものなので、相手に「祝ってくれてありがとう」という気持ちが伝われば、内祝いとしては問題ないといえるでしょう。

少額の内祝いは失礼になる?

先ほどは、内祝いの額があまりにも大きすぎるとかえって失礼に当たると書きました。
逆に、少額の内祝いは相手にとって失礼になるのでしょうか。
1人1000~2000円を集めて「有志一同」など大勢から連名でお祝いを受け取ったときには、内祝いは少額になるケースが多く失礼にはなることはありません。
お祝いの半額程度だと内祝いの金額が1000~1500円程度になることもあります。
このくらいの額ではかえってお返しするのが失礼になるのではと考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、多くの場合はお返しをしないほうが失礼になるので、どんなに少額でもお返しは贈ったほうが良いものです。
内祝いとはお祝いに対して感謝の気持ちを示すものなので、金額はそれほど重要ではありません。
とりわけ、職場の同僚や取引先の人から連名で受け取った場合には、その後の関係を良好に保つためにも、気持ち程度の内祝いを贈るのが一般的です。
特に職場関係の人はお返しをもらわなくても良いと考えるかもしれませんが、そうはいっても内祝いを贈ったほうが賢明です。
本人が本当にいらないと思っていたとしても、贈った人の配偶者が内祝いをもらっていないことに気づいている可能性もあります。
たとえ相手がお返しはいらないといったとしても、何か小さなものをお返しするのが一般的な礼儀です。
大切なのはお返しをする気持ちなので、金額の大小を問わず「何かを返す」ことがマナーとなります。

連名でお祝いを頂いたときの内祝いの額はどれくらい?

大勢から連名で受け取ったお祝いでは、とりわけひとり当たりの金額が低くなる傾向にあります。
そのため、内祝いが300~500円などになることもそれほど珍しくはありません。
もしも1000円以下の内祝いではなんだか気が引けると思ったとしても、もらった金額の半分程度は内祝いに使用しているのですから、お返しの金額は気にしないようにしましょう。
少額の場合でも感謝の気持ちを込めたお礼状やメッセージカードなどを添えれば、相手に気持ちを伝えやすくなります。
内祝いの金額が安い場合、熨斗をかけられないほど小さいサイズになってしまうことがあります。
その場合は、無理にのし紙を掛ける必要はなく、メッセージカードとあわせて可愛くラッピングをすると良いでしょう。
内祝いの品を販売している通販サイトでは、注文するときに写真を入れてオリジナルのメッセージカードを作成してくれるところもあるので、積極的に利用してみましょう。
書き方がわからない場合も、例文などを掲載してくれているお店も多いので、確認してみると良いでしょう。
出産内祝いの場合、両親や親戚など近しい身内の方へ贈る場合、赤ちゃんの誕生報告も兼ねての内祝いとなり、写真入りだと大変喜ばれます。
結婚内祝いの場合は、結婚式での写真入りのメッセージカードも良いですね。
結婚式に出席出来なかった人や遠方に住んでいる友人には喜ばれる内祝いになるでしょう。
文面についても、夫婦の連名と旧姓を書き記しておけば、新姓に変わってからの内祝いでも誰からの贈りものか伝わりますね。
また、連名の場合、お祝いが大きな額になるケースもあります。
2万円以上の内祝いとなる場合には、商品券あるいはギフト券とカタログギフトのセットにするケースもあるので参考にしましょう。
カタログギフトは相手が欲しいものを選ぶことができるので、贈るほうともらうほうの双方にとって良い結果となるでしょう。
今ではカタログギフトは、内祝いランキングの上位を占めるほどギフトの定番となっているので、どの相手に対してもカタログギフトをお返しに贈ることは失礼になることはありません。
友人でも上司でも取引先でも、誰に対しても使えます。
ただし、商品券やギフト券の場合は注意が必要です。
商品券などは現金ではないものの、金額が書かれているためほとんど現金のようなものと思う人がいても不思議ではありません。
そのため、商品券などをもらった人のなかには「内祝いを考える時間を省いた」「生活に困っていると思われている」と感じることもあるため、贈る相手を選ぶ必要があります。
つまり、こちらが相手に選択を与えられると思って好意的に商品券などを選んだとしても、相手はそう捉えないこともあるのです。
相手と親しい仲であったり、相手より目上の立場にいたりする場合は、商品券などを贈ることに対してそれほど気にする必要ないでしょう。
しかし、上司や恩師といった目上の人に対しては、商品券などを贈るのはよく考えたほうが良いです。
ただし、商品券などにも種類があります。
たとえば、旅行好きの恩師に対して旅行券を贈るのは、相手のことをよく考えたうえでのお返しなので喜ばれる可能性が高いです。
また、旅行券の場合は用途が限定されているので、生活に困っているなどの誤解は受けにくいですよね。
このように、商品券やギフト券といっても多様なので、商品券だからダメというわけではないことも覚えておきましょう。
大切なのは、内祝いは誰に対しても同じものを贈るのではなく、相手によって柔軟に変えるということです。

 
 

連名でお祝いを頂いたときの内祝いの渡し方

連名でお祝いをもらったときの内祝いの渡し方としては、手渡しがもっとも丁寧といえます。
もしも時間やお金が許すなら、お祝いをくれた人全員に内祝いを手渡しするのがベストです。
しかし、状況によって手渡しが難しいこともあるでしょう。
贈る相手が遠方に住んでいたり、なかなか相手と会うタイミングが取れなかったりすることは珍しくありません。
また、出産直後などはいろいろ忙しく、お祝いをくれた人たちを訪問するのは困難だというケースもあります。
その場合は、もちろん郵送でも問題はありません。
ただ、郵送する際にもマナーがあるので注意が必要です。
相手が確実に内祝いを受け取れるよう、配送日などを贈る相手の都合にあわせる必要があります。
いつ在宅しているかは電話などで事前に連絡して確認しましょう。
もしも終日忙しく働いているようであれば、郵便局の局留めなどを利用することもできます。
友人夫婦から連名でお祝いをもらった場合などは、送り状の送り主の宛名を夫婦の連名もしくは世帯主であるご主人の名前を書きましょう。

また、郵送でのしをつける際にもマナーがあるので覚えておくと便利です。
郵送中は外装が傷つく可能性があるので、のしは内のしにします。
箱のなかにはお礼と感謝の意を示したメッセージを入れることも忘れないようにしましょう。
通常、内祝いを返すのはお祝いを受け取ってから1カ月以内が望ましいとされています。
これは、手渡しでも郵送でも同じなので、できるだけ1カ月以内に送ることを心がけましょう。
ネットショップでは、送料無料の品物も販売しているので、直接会って渡せない場合などは大変お得でおすすめです。

お礼を書いたメッセージは手書きが良く、プリントアウトされたものは控えたほうが無難です。
内祝いは気持ちを相手に贈るものという視点から見ると、メッセージにも気持ちを込めることが大切です。
プリントされた手紙は味気がなく、相手に気持ちが伝わりにくい難点があります。
字が得意ではなかったとしても丁寧に書くことを心がければ、相手に十分伝わるはずです。
文字は消しゴムなどで消すことのできる鉛筆ではなく、しっかりとペンで書くようにしましょう。

少額の内祝いは何を選べば良いの?

連名でお祝いをもらうとお返しも必然的に少額になりますよね。
金額が高いプレゼントだと選択肢が広いため、最適なものを選びやすくなります。
しかし、金額が小さいと選びにくくなるというわけではなく、少額でも十分におしゃれな贈り物は可能です。
少額の内祝いとして人気なのは、クッキーの詰めあわせセットなどのプチギフトです。
なかに入っているお菓子の数は何千円もするものと比べると少ないものの、さまざまな味や形が入ったものも売られており、安くは見えないのが特徴となっています。
また、数が少ないとはいえボリュームはたっぷりあるので、相手が家族を持っているケースなどでも適しているといえます。
なかには有名ブランドのものもあるので、上品さやちょっとしたゴージャスな感じを出すこともできるでしょう。
コーヒーギフトも、お得に内祝いを贈れるものとしてポピュラーです。
お祝いをくれた相手がコーヒー好きであればなおのこと喜ばれるのがこちらのギフトで、相手のことを考えたお返しをしたい場合にはとりわけベストな選択肢となります。
流行りのカフェが提供するブランドもののギフトもあるので、こちらもおしゃれ度はかなり高いです。
コーヒーだけではなく紅茶のギフトなどもあるので、相手がどの飲み物が好きかによって適切な選択をしていきましょう。
日本人の多くは毎日のように湯船に浸かるため、バスソルトセットも喜ばれるギフトとして注目されています。
バスソルト単体だけではなくボディブラシやタオルがセットになっているものもあるので、おしゃれな雰囲気を醸し出せるのが特徴です。
お風呂に入ってリラックスして欲しいという労いの気持ちも込められるので、上司など目上の人に対しても有効ですよね。
また、こちらは男女問わず贈ることができるのも魅力といえます。
ギフトの定番といえばタオルを思い浮かべる人もいるかもしれません。
一般的なタオルだとおしゃれ度は少し低くなってしまいますが、ガーゼで織られたタオルセットは高いおしゃれ度を秘めています。
ガーゼのタオルは柔らかくオーガニックな感じもするため、自然派や肌が弱いといっている人へのお返しとしても最適です。
ここで紹介したギフトは、すべて1000円程度の予算で買えるものです。
安価でもおしゃれで気持ちのこもったお返しは可能なので、ぜひ相手にぴったりな一品を見つけてみましょう。
また、出産の内祝いの場合は、スイーツやパッケージに名前を刻印することができる「名入れ」商品もおすすめです。
名前が入っているものを贈ることは「もらっても困る」と相手に気を遣わせてしまうと思われがちですが、カステラやクッキーなどいわゆる「消えもの」に名前を入れるため、そういった心配も必要ありません。
赤ちゃんの名前のお披露目を、世界にひとつだけのオリジナルギフトとして贈ることができるなんて素敵ですね。

Hitotoe スイーツファクトリー
1,080円(税込)
 
 

少額の内祝いはどのように包装する?

少額の内祝いでは、プチギフトならラッピングさえきちんとしているのであれば、のしがなくても良いケースがあります。
ただし、あくまでケースバイケースで、職場の人や年配の人には、のしを付けたほうが良い場合もあります。
お店によっては、個包装のギフトにのしがかけられたり、ギフトサービスとしてのしをかけるかどうか選ぶことができたりします。
仲の良い友人や親族などには包装紙での包装だけ、目上の人にはのし付きなど、相手にあわせてチョイスすると、相手も自分も気持ちの良い時間を過ごせることでしょう。
面倒だからと一律にすべてを同じようにするのではなく、自分と相手の関係や相手の人となりをよく見て、最適な包装を選ぶことが大切です。
また、プチギフトと別のギフトを一緒に送る場合、のしは金額が高いほうにのみ付けるのが一般的です。
両方にのしをかける必要はないので、マナーとしてあわせて留意しておきましょう。
さらに、のしは自分でかけることもできます。
自分で行う場合、プチギフトの雰囲気にあわせたおしゃれなものを選ぶことができるので、プレゼントとの統一感を出すためにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

連名でお祝いを頂いたら内祝いで気持ちを伝えよう

連名でお祝いをもらったときには、ひとりひとりに対するお返しの額が少額になることが珍しくありません。
たとえ少額の内祝いでも感謝の気持ちを伝えることが大切です。
内祝いの額が少ない場合には、プチギフトという選択肢があります。
プチギフトにはおしゃれで上品なものもたくさんあるので、ぜひチェックしてみましょう。
感謝の気持ちをきちんと伝えられる素敵な内祝いにしてくださいね。

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