おうち時間を使って内祝いを準備しよう
本来であれば、内祝いは直接会って手渡しで贈ることがマナーであり、礼儀でもあります。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、不要不急の外出を控えるよう要請があったり、さまざまな施設が営業を自粛していたりと、外出すること自体今は控えないといけない時期です。
内祝いを渡すためにお店で待ち合わせをすることも今は控えるべきですし、相手の自宅に訪問するのはもってのほかです。
しかしながら、お祝いをもらってだいたい1ヶ月以内に内祝いを贈るのは一般的なマナーです。
この時期を逃して内祝いを贈ることが遅くなってしまうのも避けたいところ。
緊急事態宣言が発出されて2週間が経ちましたが、今、内祝いを贈っても良いものかどうかも悩むところですよね。
結論から言うと、今、内祝いを贈ることで失礼になったりマナー違反になったりはしません。
ただし、贈り方には注意が必要です。
以下の記事で、外出できないときのギフトの贈り方について説明しているので、参考にしてください。
これから結婚する予定のある人や、出産を控えている人など、「まだ準備をするのは早いかな」と思っている人も、おうちにいる時間が多い今だからこそ「どんなものを贈ろうかな」と、いろんなジャンルの品物を見てどれを贈ろうか品物の目星をつけておくとだけでも、いざ内祝いを贈る時にスムーズに準備ができそうですね。
内祝いはどれくらい前から準備すればいい?
一般的にはお祝いをもらってから1ヶ月以内に内祝いを贈ることがマナーとされています。
出産内祝いは、妊娠期間中から準備をしましょう。
結婚内祝いの場合も、結婚式を予定している人は、引き出物と一緒に準備しておくことをおすすめします。
結婚や出産など、自分自身の生活が大きく変わる人生のビッグイベントです。
内祝いの準備のためにゆっくり時間をとることが難しくなるほど、慌ただしい日が続くこともしばしばあります。
出産の場合は、生まれてからは新生児のお世話などでゆっくり時間が取れない日が続きます。
体調が思わしくないときもあるでしょう。
お祝いをもらう前に内祝いの品を購入することはおすすめしませんが、大体の品物を決めておいて、お祝いをもらってからその中で相手に喜んでもらえそうなものを選びましょう。
今妊娠中の人や、婚約中の人、マイホームが完成予定の人などは、おうち時間を有効に使って、今から内祝いの準備をしておくといいかもしれませんね。
お祝いをもらったあとにすること
「内祝いを準備したいけど何からすればいいのかわからない」という人のために、お祝いをもらったらやるべきことを順番に説明していきます。
相手にお礼を伝える
まずはお祝いをもらったお礼を伝えましょう。
直接もらったらその場でお祝いを伝えることが出来ますが、例えば親戚の人が両親に渡してくれた場合や、郵送で届いた場合などは、直接連絡をすることがマナーです。
メールや手紙より、できれば電話で直接感謝の気持ちを伝えたいですね。
ありがとうの気持ちがしっかりと伝わる方法で相手に連絡をしましょう。
内祝いのリストアップをする
次に、お祝いをくれた人のリストアップをしましょう。
内祝いを贈りそびれるのが何よりものマナー違反なので、贈り漏れがないように、お祝いをくれた人の名前、わかるのであれば住所、そしてお祝い金の場合は金額、品物の場合はどんな品物をもらったかを書き記しておきましょう。
時間が経ってから「あれ?これ誰からもらったっけ?」というようなことがないように、もらった時にすぐに書いておくと良いでしょう。住所については、今のように外出できない時に郵送で贈る場合に必要になってくるので、わからない場合は直接聞いておくと良いですね。
贈る品物を検討する
最後に、内祝いで何を贈ろうか品物を検討します。
内祝いの相場は、半分から3分の1が一般的な相場です。現金で頂いた人は、例えば1万円を頂いた場合、3000円~5000円程度の品物を選びますが、お祝いとして品物をくれた人は、その品物のだいたいの値段をインターネットで調べておきましょう。
その上で、内祝いの品物を検討すると良いでしょう。
インターネットのギフト専門店を見てみると、内祝いによく選ばれている品物や人気ランキングなどが掲載されているので、品物選びの参考になるでしょう。
内祝いに商品券や金券を贈る場合もありますが、相手によってはマナー違反になる場合があるので注意しましょう。
以下の記事で詳しく説明しているので、商品券を検討している人は参考にしてください。
おうちで簡単!内祝いは通販サイトを利用しよう
緊急事態宣言が出て外出出来ない日が続く今だからこそ、おうち時間で簡単に準備ができる通販サイトを利用しましょう。
内祝いは昔ながらの習慣であり、直接手渡しで贈るのがマナーとされているので、年配の人の中には、郵送で贈ることをあまり良く思わない人もいるかもしれません。
しかし近年では、内祝いを郵送する人も増えてきています。
また、内祝いとして失礼にならないように、熨斗(のし)や包装紙でのラッピングも施して、内祝いとしての体裁を整えて店舗から直接郵送してくれるので、安心して郵送することが出来ます。
大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、熨斗やラッピングサービスの他にも、注文する時に不安なことがあれば、ギフトのプロであるスタッフが親切丁寧に教えてくれます。
直接見えないからこそ「注文通りに届くかな」「依頼通りの熨斗がかかっているかな」という不安も取り払ってくれるので、安心して内祝いを郵送することが出来ます。
内祝いを郵送するならメッセージカードを利用しよう
内祝いを郵送で贈るなら、メッセージカードを添えましょう。
直接手渡しで内祝いを渡す場合は、直接感謝の気持ちを伝えることが出来ますが、郵送の場合は、運送会社の人からの手渡しとなり、渡すと同時にありがとうをつたえることができません。
しかし、内祝いの品物の中にメッセージカードを添えておけば、ありがとうの気持ちがあなたの言葉でしっかり伝わります。
ソムリエアットギフトでは、注文者を対象に、メッセージカードを無料で作成できるサービスがあります。
生まれた赤ちゃんの写真を入れることや、入学式や成人式の写真、結婚式の写真に新築内祝いの場合はマイホームの写真まで、用途に合わせてテンプレートを選んでメッセージカードを作成できるのでおすすめです。
文面も、それぞれの用途に合わせた例文が用意されているので、「どんな文章を書けばいいのだろう」と不安な人にも簡単に作成できます。
もちろん、オリジナルの文章にも変更可能なので、近況報告などを手紙感覚で自由に書くことも出来ます。
新型コロナの影響で、お互いに会いに行けない寂しさを埋めてくれるアイテムになることでしょう。
メッセージカードの種類や文章の書き方など、以下の記事で詳しく説明しています。
今だからこそもらって嬉しい内祝いギフトは?
今内祝いを贈るなら、そこに行かないと食べられないご当地グルメやスイーツ、お店の味を自宅で堪能できるグルメギフトがおすすめです。
ご主人がテレワークなどの在宅勤務になる人も多く、自炊も増えて家庭での負担も増えてくるでしょう。
だからこそ、お家で簡単に楽しめる“おいしいギフト”は、きっと喜ばれるはずです。
新型コロナウイルスの影響により、おうちにいる時間が長くなり、外に出られないストレスもそれぞれに溜まってくることでしょう。
せっかく今内祝いのギフトを贈るのですから、贈る相手が笑顔になるギフトを贈りたいですよね。
緊急事態宣言が出されている今、外食が出来ない状況が続いています。「たまには焼肉が食べたいなぁ」「外食がしたいなぁ」と思うのは、相手も同じはずです。
内祝いの定番といえば、カタログギフトやスイーツギフト、タオルギフトや洗剤ギフトですが、今だからこそ、吉野家の牛丼セットや、ホテルの上品なカレーを楽しめるリーガロイヤルホテルのビーフカレーセットなど、温めるだけで簡単に楽しめるレトルト食品のギフトで、おうち時間を楽しんでもらいましょう。
おうち時間を上手に使ってもらって嬉しい内祝いを選ぼう
新型コロナウイルスの影響で、外に出られない、外食できない、友達に会えない、というマイナスなことばかり考えてしまいがちです。
しかし、普段生活をしていると、ここまで“おうち時間”が作れることもなかったでしょう。
緊急事態宣言が出て体を動かせないストレスもあるかもしれません。
しかし、この“おうち時間”をプラスに考えて、今しかできないこの時間を有効に使って、内祝いをゆっくり選んでみてはいかがでしょうか。
バタバタと慌ただしい中で選ぶ内祝いより、相手のことを考えて、たくさんある品物の中からあれがいいかな、これがいいかなと考えながら選ぶ内祝いのほうが、きっとありがとうの気持ちもしっかり伝わることでしょう。
おうち時間を有意義に過ごして、いつかこの新型コロナウイルスが終息した時に、笑って会えるのを楽しみに、おうち時間をつかってもらって嬉しいものを選びましょう。