新しい家族の誕生は、パパやママはもちろんのこと、周りの人にも喜ばしいできごとです。
両親や祖父母のほか、職場の仲間や友達からもたくさん祝福されるでしょう。
そのようにお祝いをしてくれた人に出産内祝いとして感謝の気持ちをお返しすることはマナーです。
今回は、忙しい毎日に追われ内祝いの準備にバタバタと慌てないように、出産のお祝いとして受け取る機会が多い2500円~3000円程度のお祝いへのお返しギフトとして、それぞれ渡す相手ごとにおすすめしたい商品を紹介します。
最終更新日:2023年9月7日
内祝いの用意は妊娠中から
出産は、人生の一大イベントです。
出産のために入院して、子供と一緒に退院してからは目まぐるしい毎日の始まりです。
子供が生まれると、それまでの生活は一変し、生活のリズムが新生児のお世話中心になります。
忙しさに追われ、内祝いの準備どころではなくなるのが正直なところです。
それでも、新しい命の誕生をお祝いしてくれた人には、感謝の気持ちを伝えたいですよね。
一般的に、内祝いはお祝いをもらってから1ヶ月以内に返すのがマナーとされています。
1ヶ月なんて、赤ちゃんと生活をしていたらあっという間です。
「あー今日も準備できなかった…」と思いながら1ヶ月、また1ヶ月と時間は過ぎていきます。
お祝いをくれた人は、気持ちとしてお祝いをしてくれているので、「内祝いは?」と積極的に求めてくる人はいないとはいえ、今後の人間関係を良好に保つためにも、心ばかりの気持ちは贈りたいところ。
あまりに遅くなりすぎると今度はかえって渡しづらくなりますし、会いづらくもなります。
そうならないためにも、出産の内祝いは、妊娠中からある程度、目星を付けておきたいですね。
1500円の内祝いが選ばれる理由
先ほどから、「予算は1500円」と何度も伝えているのには、理由があります。
一般的に、お祝いとしてお金をもらう相場は3000円や5000円です。
と、ちょっとここで余談ですが、お祝いの金額で奇数が一般的な理由を知っていますか?お祝いごとに奇数が使われる意味は、中国の陰陽思想が由来とされているんです。
陰陽思想とは、森羅万象、宇宙のありとあらゆる事物をさまざまな観点から陰(かげ)と陽(ひかり)の2つのカテゴリに分類する思想のことをいいますが、奇数は“積極的な面を表現するおめでたい数字”で、偶数は“陽のあたらない陰の数字”とされていた陰陽思想に基づいて、お祝いには偶数ではなく奇数が使われるようになったのです。
さて、なぜ奇数が多いのか理解したところで、1500円の内祝いが選ばれる理由を解説していきましょう。
出産のお祝いでもらう金額の相場は3000円
お祝いの金額は、5000円や1万円、結婚のお祝いやご祝儀は30000円や50000円が相場です。
しかし、職場の同僚や友達の複数人から「○○一同」としてもらうお金は、だいたい1人3000円が相場になります。
「○○一同」でもらいますから、当たり前ですがその人数分のお返しが必要となります。
そうなると3000円のお祝いに対する1500円の品物は、他の5000円や10000円のお返しに比べ、たくさん用意する必要がありますよね。
ですので、予算1500円の品物は数を多く用意しないといけない場合が多く、需要もあるのでギフトとしてのバリエーションも多いのです。
1500円だと高見えギフトを選ぶことができる
予算1000円から1200円くらいだと、どうしてもその金額相当のものに見える品物が多いことが事実です。
もちろん、その金額で購入しているのでそれは当然のことなのですが、少しでも良いものをちょっと見栄を張って渡したくないですか?
贈りものを贈るなら、特別感があって、おしゃれで高級感があるものを贈りたいと思いますよね。
1000円と1500円、たった500円の差ですが、1500円の予算で品物を探すと、名前入りのスイーツギフトやちょっと上質なタオル、ルピシアの紅茶やスタバのコーヒーなど、贅沢感を味わえる品物が多いのです。
実際よりも豪華に見える、いわゆる「高見えギフト」としてピッタリの予算なのです。
特に、毎日の生活の中で使えるものは贅沢感を、より感じてもらえやすいのでおすすめです。
予算1500円で内祝いを選ぶポイントは?
それでも、内祝いとして選ぶポイントをおさえておかなければ、失敗する可能性もあるので注意が必要です。
贈りもので失敗しないためにも、内祝いを選ぶときにおさえておきたいポイントを整理しておきましょう。
【ポイント1】失礼のない品物を選ぶ
1500円前後の品物は、先ほど説明したとおり、バリエーションも豊富で品物の種類もたくさんあります。
ブランドものなど高見えするギフトを選ぶ前に、お祝いへの感謝の気持ちを贈ることを忘れてはいけません。
渡す人に喜んでもらえる品物を選ぶことが大切です。
例えば、独身の男性の方に、バスソルトなど女性的な贈りものは、もしかしたら喜ばれる方もいるかもしれませんが、避けたほうが良いでしょう。
贈る相手の家族構成や、年齢などを考えて、贈りものを選ぶことが大切です。
【ポイント2】出産内祝いとしてのしやラッピングを忘れない
上司や目上の方へ1500円の内祝いを用意することはあまりないかと思いますが、同僚や友人への内祝いであっても、ラッピングはもちろんのこと、のしをかけて内祝いとして贈ることも大切なことです。
のしには「内祝」または「出産内祝」として、のし下にはお披露目も兼ねて、子供の名前を書きます。
価格が1500円の品物であっても、しっかりのしをかけられる品物を選びましょう。
箱に入っていない品物や、透明な袋でラッピングがしてあるようなカジュアルな品物は、仲のいい友人や知人に贈る場合、相手も気にしないこともあるとはいえ、出産の内祝いであることを表す方法としてものしはつけて贈ったほうが相手に良い印象を与えます。
相手に合わせた内祝いを贈ろう
それでは、予算1500円で喜ばれる内祝いの品物を紹介します。
内祝いは頂いたお祝いの3分の1から2分の1の予算で品物を選ぶとよいとされているので、今回はちょっとお得な1200円程度の品物から、少し予算を超えて1700円程度のちょっといいものまで、贈る相手に合った品物の選び方と、おすすめポイントを紹介していきます。
女性に贈るなら
女性には、ファッションアイテムや、お風呂の時間が至福の時間になるバスソルト、思わず写真を撮りたくなるようなカワイイスイーツがおすすめです。
自分ではなかなか買わないような日常で使うアイテムを贈ると喜ばれるでしょう。
ミルクとショコラの2種類のテイストを楽しめるミニケーキのギフトです。
ミルク味からミルクの風味がふわっと香るのはもちろんのこと、ちょっとビターな濃厚ショコラからも香るミルクの風味は、この商品ならではの魅力です。
SNSに載せたいかわいいスイーツギフトです。
まるごといちごをそのままお菓子にしたような、サクサクでとろける食感のいちごと、バナナ×チョコレートが絶妙にとろけ合うブラウンバナナの2種類あります。
ホワイトチョコがしっかり染み込んだいちのドライフルーツは女性に人気の味です。
ル・パン・ブールのはちみつは、砂糖などの甘味料のあまったるい甘さではなく、自然な甘さ、体によさそうな甘さが全身に染み渡ります。
忙しい朝ごはんに必須となりそうなこの小さく丸いフォルムの小瓶が、女性のココロを掴みます。
やさしいカラーリングで、リボンや刺繍・フリルを取り入れた、フェミニンかつスイートなタオルギフトです。
「少女だけが持つ透明感、大人の女性に漂うセクシーさ」がコンセプトで、身につけるだけで、かわいくて大人っぽくて、着るだけで素敵な女性になれそうなデザインが特徴です。
男性に贈るなら
男性には、デザイン製に優れたタオルギフトや、“入れるだけ”“かけるだけ”の簡単に料理できるものや、お酒のつまみになるようなお菓子のギフトが喜ばれます。
メルシージャポンは、使っているだけで元気になれそうな赤色と黄色を原色で取り入れ、全面的に推したデザインが特徴の今治タオルです。
両面印字のジャガード織りで華やかさ倍増、耐久性も持ち合わせています。
いつもとは、ひと味違ったギフトを贈りたいと思ったら、こちらのギフトをおすすめします。
2種類のパスタと、パスタに合わせたソースがセットになったお値段以上に魅せる贅沢なギフトです。
他に用意するものがないので、料理が苦手な男性の方にも贅沢リストランテを楽しんでもらえるでしょう。
わさびに梅に、塩に醤油という4種類の味の違いが楽しめる味付け海苔のギフトです。
白いご飯と味付け海苔だけで、一食分のご飯は完成という人、特に独身の男性に贈りたいギフトです。
ギフトの定番、健康油のギフトです。
一人暮らしの男性の食生活は偏りがちです。
健康油を男性に贈る?と思うかもしれませんが、油は料理には欠かせない調味料です。
コレステロール0のヘルシーオイルこそ、男性に贈りたい、男性に使って欲しいギフトです。
おかきやあられ、かりんとうなどの懐かしいおかきのギフトです。
ひとりで楽しんでもらうにはちょうどいい6袋入りです。
お米のお菓子はお酒のおつまみにもなります。
仕事終わりのお酒のおともにしてほしい、上品な京のおかきです。
家族がいる人に贈るなら
ご家族がいる人に贈るなら、個包装されたスイーツや、詰め合わせ内容の多い食べもののギフトが喜ばれます。
子供がいる家庭には、子供に合わせたギフトを贈ると良いでしょう。
シンプルなクッキーにチョコレート味、フィナンシェなどバラエティ豊かで量のある焼き菓子セットは、ご家族がもらって嬉しいギフトです。
毎日使う洗剤は、ほとんどの場合がスーパーやドラッグストアで買うことが多いでしょう。
かわいくて、しかも地球にも手にもやさしい洗剤ギフトは、家事に育児に忙しいママに喜ばれること間違いなしのギフトです。
コシのある平麺の稲庭うどんです。
乾麺の贈りものは、賞味期限も長く、好きな時に食べてもらえるので大変喜ばれます。
5束入っているので家族みんなで楽しんでいただけるでしょう。
予算1500円ピッタリなのも嬉しいポイントです。
ちょっとほろ苦いクッキーの中からとろけだすキャラメルの口溶けがクセになるサンドクッキー。
甘さ控えめのチョコレートとの三重奏に大人の味を感じます。
さくさくクッキーの中からとろけだす矛盾に思わずうっとりです。
はらぺこあおむしからおかきのギフトが登場しました。
まるで絵本のようなデザインの缶の中に、見てるだけで心はずむはらぺこあおむしが描かれた、それぞれ違う味のおかきが入っています。
お子さんがいるご家庭に贈ると、それはそれは大変喜ばれるギフトです。
1500円で世界にひとつだけの贈りものを贈ろう
1000円前後の予算だと難しいかもしれませんが、1500円だと世界にひとつだけのオリジナルギフトを贈ることができます。
名前を印字できる「名入れ」ギフトです。
「名前が入っているものをもらっても困る」と思われそうで、贈ることに気がひけるかもしれませんが、食べ物の名入れギフトは気兼ねなく受け取れるということで人気があります。
ジュースやうどんのラベル、カステラに直接名前が刻印されているので、食べると消えてしまいます。
ですから相手に気を遣うことなく子供の名前が入ったギフトを贈ることができます。
両親や祖父母など、親戚の方から「お返しはいいよ」と言われてお祝いをもらった場合など、感謝の気持ちとして名入れギフトを贈るのもいいですね。
上手に選んで喜ばれるギフトを贈ろう
1500円以下のプチプライスの贈りものは、多くの数を用意する必要がある場合がほとんどです。
できるだけお得に、それでいて良いものを贈りたいですよね。
贈りものを贈る上でいちばん大切なことは、ありがとうの感謝の気持ちが伝わり、贈る相手に喜んでもらえる品物を用意することです。
それを踏まえて、金額よりも高級感のある「高見えギフト」を上手に選んで、素敵な内祝いを贈りましょう。
気になるものがあれば、楽天市場などでも送料無料でお得に購入することができるものもあるので、是非チェックしてみてくださいね。