成人祝いのお返しは必要？コロナ禍に喜ばれるお返しとお祝いをもらったらするべき5つのこと

成人内祝いとは？

日本では、2022年4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わりました。
ですが、多くの自治体が成人式を20歳で開催しています。
大人になることをワクワクしている人、少し怖いなと思っている人、緊張している人など、さまざまな想いを抱えていることでしょう。
成人になることは、喜ばしいことです。
周りの親しい人、特に身内から成人式に合わせてお祝いをしてもらう人も多いはずです。
成人内祝いとは、成人のお祝いに頂いた人に品物をお返しすることをいいます。
一般的には、頂いたお祝いの半分の金額の品物をお返ししますが、高額なお祝いに対しては3分の1程度の金額のお返しで問題ありません。

成人のお祝いにお返しは必要？

祖父母やおじさん叔母さんから、お祝いを受け取ることもあると思います。成人のお祝いには、必ずお返しをする必要はありません。
節句や入学、七五三や卒業などと同様に、「子供の成長に伴うお祝い」へのお返しは不要とされています。
したがって、仮に内祝いとしてお返しをしなくてもマナー違反になることはありません。
しかし、やはりもらいっぱなしというのはどうしても気持ちが落ち着かないという人も中にはいるでしょう。
確かに、結婚祝いや出産祝いのお返しは、内祝いとしてお返しするのがマナーです。
また、お返しする必要がないからと言ってお祝いをもらってそのままということは相手に失礼にあたります。
お祝いを頂いたら、できるだけその日のうちにお礼の連絡をしましょう。

成人内祝いは誰がするの？

一般的なマナーとして成人のお祝いに内祝いの品物をお返しする必要はありませんが、相手との関係性や状況などを考えて、内祝いの品物をお返しするほうが良い場合や、また「しっかりと品物をお返ししたい」という人は、相手に気を遣わせないお返しを贈りましょう。
その場合、両親に任せるのではなく、成人した本人がどんな内祝いがいいかを考え、喜んでもらえる内祝いを選びましょう。
内祝いですので、基本的な相場はありますがお金をかける必要はありません。
自分ができる限りの気持ちを込めて、嬉しいという気持ちが贈ってくれた相手に伝わるような工夫をした贈りものが望ましいですね。

成人祝いをもらったらするべきこと

それではここで、成人のお祝いをもらったするべきことを解説していきます。

お礼を伝える

先程も説明したとおり、まずはお礼を伝えましょう。
最近では、直接話さなくてもメールやLINEなど文章で伝えるツールがあります。
ですが本当の気持ちを伝えることができるのは直接話すことです。
電話は、相手の時間の都合や相手の時間を割くことになるので、なかなかしづらいということもあるでしょう。
しかし一方で、相手に好印象を与えるのは電話で伝えたときでしょう。
相手に誠意が伝わる方法で感謝の気持ちを伝えましょう。

内祝いの相場を確認する

成人のお祝いに対するお返しを贈ろうと考えている人は、内祝いの相場を把握しておきましょう。
冒頭で説明したとおり、内祝いの相場は頂いたお祝いの半額～3分の1になります。一般的には3千円～5千円ほどになります。
目上の人で高額な金額のお祝いを頂いた場合は、半分の金額をお返しする必要はありません。
また、成人の内祝いはそもそも贈る必要のないものです。
したがって、高額なものではなく気持ち程度のお返しを選ぶと良いでしょう。

内祝いを贈る時期を確認する

お返しをする場合は、成人の内祝いも一般的な内祝いのお返しの時期と同様に、遅くても1ヶ月以内にお返しをしましょう。
成人式までにお祝いを頂いた場合、内祝いを検討し始めるのは成人式が終わってからで構いません。 できれば1月中に贈れると好ましいですね。
ここで気をつけたいポイントが、早すぎても良くないということです。
「お祝いをもらうことを前提としていたのか」と思わせるほかにも「気を遣わせてしまった」とかえって相手に気を遣わせてしまいかねないからです。
かといって1ヶ月以上あいてしまうなど遅すぎることも失礼にあたりますので、例えばお正月に顔を合わせた時にお祝いをもらったら、成人式が終わってから2週間程度経ってからお返しを贈ると良いでしょう。
遅すぎず早すぎず、ちょうどいいタイミングで贈るのが大人としてのマナーです。

熨斗を掛ける

成人のお祝いに対する内祝いは、フォーマルな贈りものです。
したがって、のしは必ずつけて贈りましょう。
成人の内祝いに贈る品物については、のしがつけられないような形状の品物やナマモノなどは避けたほうがよいでしょう。

成人は人生に一度きりなのでのし紙に印字される水引は“結び切り”と思われがちですが、子供の成長に伴う行事にしようするのしの水引は「何度でも繰り返されて良い」とされており、“蝶結び”の水引が描かれたのし紙を使用します。
のしの上部（表書き）には、「内祝」もしくは「成人内祝」と書き、のしの下には成人した本人の名前を書き記します。
名字のみでも問題はありませんが、できればフルネームを書いたほうが良いでしょう。
また、のしは包装紙の下に掛ける「内のし」でかけましょう。
包装紙の外側に掛ける「外のし」よりも、控えめでさりげない印象を与える内のしが内祝いには好まれています。

手紙を添える

成人の内祝いを贈る場合、お礼の手紙やメッセージカードを添えて贈りましょう。
最近では、内祝いを郵送で贈る人が増えています。
直接会って内祝いを渡すとなると、会う約束をしたりと渡すまでに時間がかかってしまうことがあります。
しかし郵送することで、お祝いをもらってから時間をあけずに内祝いを渡すことが出来たりと、メリットも多いです。
その一方で、感謝の気持ちを直接伝えることが出来ないのがデメリットです。
また、内祝いの品物だけが自宅に届くのは、どこかそっけない印象を与えてしまう場合もあります。
メッセージカードや手紙を内祝いに添えて贈ることで、伝えたい気持ちをしっかり伝えることができる上に内祝いの品物に温かみを添えて贈ることが出来ます。
短い文章で構いません。
感謝の気持ちを添えて内祝いを贈ってみましょう。

喜ばれる成人内祝いの品物の選び方は？

成人内祝いを選ぶときのポイントは、相手の年代を考慮して選ぶということです。
成人のお祝いをくれる人は、ほとんどの場合が親戚のおじさんやおばさんなど身内からの祝福が多いでしょう。
コロナ禍で迎える成人式。
成人の内祝いについても、これから増えるであろうおうち時間に楽しめるギフトがおすすめです。
年配の人でも楽しみやすい和菓子や柔らかい触感のバウムクーヘン、フィナンシェにマドレーヌといった焼き菓子もいいですね。

思うように外出できない時期ですので、有名店のスイーツやご当地スイーツも喜ばれるでしょう。
あとに残るものではなく、食べてしまうとなくなるグルメやスイーツギフトだと、贈った相手も気を遣わずに受け取ってもらえそうですね。
家で過ごす時間が長くなる今だからこそ、おうちでの時間が充実するギフトを選んで感謝の気持ちを伝えましょう。

Hitotoe スイーツファクトリー

3,240円（税込）

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成人内祝いはインターネットで購入しよう！

先程も説明したとおり、最近では内祝いを郵送で渡す方法が増えています。
インターネットでも、たくさんの内祝い専門店があるので、簡単に内祝いを手配することが出来ます。
インターネットで内祝いを購入するなら、ソムリエアットギフトを利用してみましょう。
ソムリエアットギフトでは、売上No.1のカタログギフトをはじめ、ギフトに人気の洗剤や調味料、タオルにスイーツなどさまざまなジャンルのアイテムを数多く取り揃えています。
品揃えも豊富な上に、ギフトサービスが充実しているのもソムリエアットギフトの魅力です。
北欧のデザイナーが手掛けたおしゃれな包装紙も無料で選ぶことができ、またメッセージカードも無料で作成して内祝いに添えて送ることが出来ます。

大人になったことへのお祝いをしてくれる人には、大きくなった姿を見てほしいですね。
普段から会える距離にいる人にはもちろんのこと、遠方に住んでいてなかなか会えない祖父母や親戚の人に、感謝の気持ちとともに大きくなった姿を是非みてほしいものです。
どんな贈りものよりも、元気にこれまで育ってくれたその姿を見せることが何よりもの贈りものになるはずです。
成人式での自分の写真と贈りたい人への感謝の気持ちを書いた文章で、素敵なメッセージカードを作成しましょう。
内祝い専用の定型文やテンプレートを用意してくれているところもありますが、できれば自分の言葉でありがとうを伝えたいですね。

マナーを守って大人になる第一歩を踏み出そう

今まで親に任せっきりだった内祝いを自分で用意して感謝の気持ちを伝えることは、大人になる第一歩です。
自分で用意することで、内祝いに掛ける熨斗や贈り方などを学ぶきっかけにもなるでしょう。
成人し大人になると、これからは“大人”として扱われ、社会に出てさまざまな経験をするでしょう。
どんな些細なことでも学ぶ姿勢を忘れず、大人として恥ずかしくない立ち振舞をしていきたいですね。

成人の内祝いは、そんな日本ならではの礼節にふれる最初の機会です。
しっかり調べて身につけ、相手のことを気遣える贈りものをしましょう。