もうすぐお盆。旅行に行く人やアウトドアを楽しむ人、実家に帰省する人もいるでしょう。しかし、仕事が忙しい人やさまざまな都合でどこにも行けない、帰省できないという人もいるかもしれませんね。コロナ禍を経て、帰省でいない代わりにギフトを贈る「帰省暮」。帰省できない人にこそおすすめしたいギフトです。この記事では、帰省暮についてやマナー、喜ばれるアイテムを紹介します。
帰省暮とは？
お盆やお正月、実家に帰省する人も多い中で、コロナ禍を経て、帰省できない代わりにギフトを贈る「帰省暮」が注目を集めています。帰省とお歳暮を組み合わせた造語で、もともとは1年の終わりに贈るお歳暮の時期に贈るギフトでしたが、帰省するタイミングであるお盆の時期にも、帰省できない代わりに贈る人が増えています。「会えない代わりのご挨拶」ということで、遠方に住む親戚や友人、お世話になった人へ贈るギフトです。
お中元との違いはあるの？
帰省できない代わりに贈るのが「帰省暮」なので、夏に贈るお中元とは違います。また、お中元は基本的に毎年贈るもので、帰省暮とはこの点でも違います。帰省暮は、実家や故郷に帰省できず、会えない代わりに贈るギフトです。贈る相手に気持ちよく受け取ってもらえるものを選びたいですね。
帰省暮を贈る前におさえておきたい3つのマナー
「今回は帰らないから」という言葉だけでは、故郷のお父さんもお母さんも、ちょっぴり淋しい思いをするかもしれません。だけど、そのかわりに、贈る相手のことを思って品物を贈れば、思ってくれたという気持ちは嬉しいものです。ここでは、ギフトを贈る前に確認しておきたいマナーを解説していきます。
相場は？
帰省暮について、決まった相場はありませんが、お中元と同等の金額で検討すると良いでしょう。相手との関係性にもよりますが、3000円～5000円が一般的な相場です。日頃の感謝の気持ちを込めて贈るギフトでもあるので、安すぎないもので相手が気を使わないものを上手に選びましょう。
熨斗（のし）は必要？
あくまで、帰省できない代わりに贈る品物なので、熨斗をかけて堅苦しく贈る必要もありません。しかし、目上の人への贈りものや、特別お世話になった人へ、会いに行けないかわりに贈るのであれば、「感謝」などの熨斗をかけても良いでしょう。特別なマナーはないので、日頃の感謝の気持ちが伝わるような贈り方をしましょう。母校の恩師であったり、特別お世話になった先輩や目上の人に贈る場合は、熨斗を掛けて贈りたいですね。
贈るタイミングは？
帰省暮を贈る時期に決まりはありません。自分が帰省する予定までに贈ると良いでしょう。お盆の時期は、何かとバタバタするものなので、お盆までに贈るといいかもしれませんね。
帰省暮に喜ばれる品物は？
帰省暮に贈るギフトとして、喜ばれるのは食べ物です。贈る時期は、暑い夏の季節です。あとに残る品物よりも、おいしく食べることができて、夏の暑さを涼しく乗り越えられるようなグルメギフトやスイーツギフトが喜ばれます。中でも、ちょっと高級感のある食べ物を選ぶとより喜ばれるでしょう。大人数で楽しめるお菓子のギフトなんかも喜ばれますよ。
お盆に帰れない人へ、帰省暮におすすめの品物を紹介！
お盆に帰れない人へ、「これでも食べて元気に過ごして」という気持ちを込めて、とっておきのアイテムを贈りましょう。ここでは、帰省暮におすすめのアイテムを紹介します。
夏に嬉しいひんやりスイーツ
最初に紹介するのが、フルーツわらび餅入りの果実ジュレに、ヨーグルトゼリー、濃厚な果実ソースのカップに重なる3層のゼリーのギフトです。フルーツわらび餅と、ほのかに感じる酸味のあるヨーグルト、その2つの味をしっかりまとめるとろり濃厚な果実ソースの新感覚のデザートは、まるででカクテルのようです。食べるごとに驚きがある、贅沢な食べごたえも魅力です。
こちらの商品は、もっちりと柔らかい3種類のわらび餅と程よい弾力が美味しい2種類のくず餅のセットです。本蕨（ほんわらび）、あずきと栗。くず餅は、本葛（ほんくず）と黒糖。わらび餅とくず餅の風味をそれぞれのテイストで存分に味わうことができる、ちょっと大人のスイーツギフト。本格的な和菓子が好きなおじいちゃんやおばあちゃんに喜んでもらえますよ。
日本橋の老舗菓子店の榮太樓總本鋪が贈る、2種のこだわりあんみつセット。ツルッとした食感の寒天や、ほのかな塩味の赤えんどう、北海道産小豆を使用したこし餡に、たっぷりのフルーツを添えて。黒蜜と白蜜の2種類を楽しめるのも嬉しいですね。
懐かしいテイストと一緒に、ゆっくりした時間を過ごしてもらえそうですね。
清涼感があふれるゼリーのギフトも、見てるだけで夏っぽさを感じますよね。フルーツがまるごと入ったゼリーや、コーヒーが好きな人も好きではない人も美味しく食べられるコーヒーゼリーもいいですね。ぷるるん食感で、見た目も食感も楽しむことが出来る清涼ギフトは、子どもから大人まで楽しめるキラキラのサマーギフトです。
手土産にもおすすめの焼き菓子スイーツ
「おいしー！」「これどこにスイーツ？」とみんなの注目を集めるようなスイーツは、センスが光るギフトになりますよ。チーズと素材を組み合わせ、それぞれマッチした食べ方でチーズを楽しめる、絶品のチーズスイーツ。その名も「+Cheese（プラスチーズ）」。甘いものが好きな人も、そうではない人も、みんなに喜ばれるスイーツってなんだろう…。何度も試食を繰り返し、試行錯誤してたどり着いた、ソムリエ＠ギフト考案のオリジナルスイーツです。カマンベールチーズやパルメザンチーズなどの個性豊かなチーズに、Salt（塩）、Nuts（ナッツ）、そしてLemon（レモン）といったベストマッチな素材をプラス。それぞれの組み合わせを存分に堪能できるよう、サンド、ガレット、タルトという異なるカタチで堪能できる新食感スイーツです。
名門ホテル「リーガロイヤルホテル」監修の焼き菓子。ブランドもののお菓子や有名店のスイーツは、贅沢なものだとすぐに伝わるのでギフトにぴったりです。大きめのドライフルーツがトッピングされたプチケーキや、大きな長いキャラメルパイなど、バラエティ豊かな焼き菓子のセットです。シェフたちが厳選した素材を使って素材本来の風味を生かした上品な香りの豪華な焼き菓子は、まるでホテルでくつろいでいる気分を味わうことができる、リッチなスイーツセットです。
関西で有名な神戸の洋菓子店「モロゾフ」の、華やかなパッケージが魅力のモロゾフのファヤージュ。静かな色合いの中に華やかな印象を受けるファヤージュのパッケージは、贈った相手に上品なイメージを与えてくれますよ。薄く焼かれたサンドクッキーとチョコレートの相性も良く、繊細でいてとても上品な味わいです。
とっておきのおいしいグルメ
飛騨高山の職人たちが、昔ながらの製法でじっくりかけて作った天然醸造の卵かけ醤油と、ブランド米のギフトセットです。おいしい卵かけ醤油には、美味しいお米がピッタリ。卵さえあれば、極上の美味しいたまごかけ醤油が楽しめるセットです。ブランド米に合う梅干しやスープ、茶碗蒸しも抜群においしいですよ。
暑い夏の時期に困るのが夏バテです。暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてぐったりしてしまうこともあるでしょう。外の暑さと冷房との寒暖差に体がバテてしまうことや、アイスクリームや冷たい飲み物で体の中から負けてしまうこともよくあります。食欲がわかない時でも、するするっと食べられるそうめんは、夏のギフトには欠かせません。
そうめんは、賞味期限も長く、長期間保存できるので、いくつもらっても困らない、毎食のメニューに悩むお母さんにはとっても嬉しいギフトです。また、同じそうめんでも新物やひね、小麦の種類によっても味が微妙に違うので、色んな種類のそうめんを楽しんでもらえるバラエティギフトも喜んでもらえるでしょう。胃が疲れている時は、温かいにゅうめんにして食べるものおすすめです。
贈る人のことを想って品物を選ぼう
暑い季節に贈る帰省暮なので、ひんやりスイーツが喜ばれます。しかし、実家に自分以外の親戚が集まる場合などは、内容量が多い焼き菓子は嬉しい場合もあります。贈る相手の好みや家庭環境、届くタイミングなどを考慮して、ちょうどいいギフトを選びたいですね。
