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内祝いは半返しにするのは常識?内祝いの相場と金額の目安を知ろう

内祝い

結婚や赤ちゃんが生まれた時、成人式や引越しのお祝い、卒業や入学祝い、還暦に新築を建てた時、祖母への喜寿のお祝いなど、人生の節目におめでたい出来事があったときには、お祝いを贈る文化が日本にはあります。結婚祝いや出産祝いのお返しとしての意味合いが強い結婚内祝いや出産内祝いですが、もらったらどうすればいいのか、いつまでに返すのか、内祝いは半返しにきっちりお返しするのが常識なのか、もしくはもっと違うマナーが他にあるのか、いくら返すのか分からないという人もいるでしょう。今回は、お祝い返しとして一般的な内祝いの返礼の相場と金額の目安、渡し方や時期、内祝いを半返しにするケースとそうしなくてもいいケースを詳しく解説していきます。
最終更新日:2024年2月29日

出産内祝い
 
 

内祝いの相場を知ろう!

会社の上司や友人、親戚や兄弟など、お祝いを複数の人たちから受けとるとなると、その内容は人によってさまざまで、それにかかった金額も想像以上になったりそれ以下になったりそれぞれ異なってきます。
そうなると、結婚・出産祝い半返しが全てのケースに当てはまるのか分からなくなってくることもあるでしょう。
そこで重要なのが、内祝いの相場を知ることです。
結論から言うと、内祝いは必ずしも半返しにすればいいというわけではありません。
大体の相場が存在するので、常識の範疇(はんちゅう)に従って贈るようにしましょう。
また、あまり過度に内祝いの品物選びに気をとられるのもよくありません。
どんな品物であるかなど、相手はそこまで気にしていないことがほとんどです。
相場を気にするあまり何も選べなくなってしまっては元も子もないので、相手に失礼のないよう適当なバランスを考えて品物選びをするよう心掛けましょう。

一般的な内祝いの金額の目安は?

内祝いのお金の目安は、頂いた品物の金額の半額(半返し)~3分の1程度が基本となっています。
例えば、10000円のお祝いを頂いた場合は3500円~5000円、5000円の現金のお祝いを頂いた場合は1700円~2500円、3000円のお祝いの場合は、1500円前後の品物をお返しすると良いでしょう。
しかし、全てのお祝いが同じような金額のものであるとは限らず、場合によっては10万円を頂いた場合や逆に千円程度など、半返しが適切でないケースも出てくるでしょう。
半返しが金額的に見合わない場合におすすめなのが、旅行へ行った際などのお土産を渡すことです。
こうすることで、相手に余計な気疲れをさせることなく感謝の気持ちを伝えることができます。

気をつけておきたいのが、時に内祝いが不要なケースも存在するということです。
よくお返しと混同される内祝いですが、本来は身内に対しての「幸せのおすそ分け」、あるいは「祝いも兼ねた報告」をするために行われるものです。
そして、その形は品物を贈ることが全てではありません。 子供の成長に合わせて、初節句や七五三、入園入学のお祝いといったお祝いを頂く場合があります。
子供の成長に関するお祝は、両親や祖父母といった、ごく近しい親族から頂くケースがほとんどです。
そういった場合は、内祝いとして品物を贈らず、一緒に食事をしたりすることで感謝の気持ちを伝える方法もあります。

家族や地域によっては、広く認識された内祝いのマナーとは異なるルールがあるかもしれないので、あらかじめ確認しておくようにしておきましょう。

お祝いを頂いたら、忘れてはならないのがお礼状の送付です。
お礼状は、受けとったお祝いや内祝いの内容に関わらず、必ず添えるようにするのがマナーです。
品物選びにとらわれて、うっかりお礼状を送付するのを忘れてしまう可能性は大いにあるので、忘れないようにしっかり心に留めておきましょう。

高額なお祝いを頂いたときの内祝いはどうすれば良い?

高額のお祝いを受けとったときの内祝いをどうするべきかは、贈る場合は何がいいのか、多くの人が悩んでいるのではないでしょうか。
半返しの相場に従って内祝いをしようとすると、家計に大きな負担をかけてしまうことになります。
かといって、お祝いの品に見合わない、相手にとっていらないモノを贈ると相手に失礼なのではないかと考えてしまう人もいるでしょう。
結論から言うと、高額なお祝いを受けとったときの内祝いは、「半額(半返し)~3分の1」という一般的な相場にあてはめる必要はありません。
自身が出せる予算の範囲で内祝いを選ぶようにすれば大丈夫です。

このようなケースで大事なのは、感謝の気持ちを相手にしっかり伝えることです。
たとえば、新婚旅行の後におみやげを持ってご挨拶に伺って、直接顔を見てお礼を述べるようにすれば、より相手にも感謝の気持ちが伝わるでしょう。
それに併せて、メッセージカードや手紙などに頂いた物への感謝の言葉や大切に使っていきたい気持ちなどを記せば、内祝いが金額的に不釣り合いだとしても問題ありません。

受けとったお祝いが高額であるケースには、いろいろなシチュエーションが考えられます。
特に、両親や祖父母などの近しい存在の人たちの場合、「新しい門出を応援したい」「困ったときには何でも相談してきてほしい」など、さまざまな思いが込められていることもあるでしょう。
そのようなケースにおいては、金額的な釣り合いを意識して内祝いをしてしまうことがかえって失礼にあたってしまうかもしれません。
心から気遣ってくれているような相手には、内祝いの品物で気持ちを表すのではなく、その後の立ち振る舞いで感謝を示すのが大事です。
離れて暮らしているのであれば、こまめに連絡をとったり、定期的に顔を見せたりすれば相手は喜んでくれるでしょう。
また、一緒に住んでいるような相手であれば、日頃から密にコミュニケーションを図るなどして、恩を忘れないようにするのが好ましいです。

結婚式に出席してくれる人はご祝儀として結婚のお祝いをくれる場合がほとんどです。
披露宴での食事や引き出物がお返しとなるので、個別に内祝いを贈ることは不要な場合がほとんどです。
高額のお祝いをくれた人や、挙式でスピーチや余興をしてくれた友達には別途お礼の品を渡したり、新婚旅行のお土産を渡すのがおすすめです。

 
 

頂いたお祝いの金額がわからないときにはどうする?

お祝いには非常にさまざまなものがありますが、商品券などの金券は金額がはっきりわかりますが、時に退院のお見舞いなど金額が予想できないようなものを受けとることがあります。
そのような場合、相場にあてはめることができず、どんな内祝いをすればいいか分からないという人もいるでしょう。
しかし、金額が分からないからといって、内祝いの品選びができないわけではありません。
大事なのは頂いたものの正確な金額を割り出すことではなく、祝福してくれた相手の気持ちに対してしっかりお礼の気持ちを示すことです。

中には、お祝い品の値段をネットで検索をかけたり、百貨店などに問い合わせたりするなどして調べるような人もいるでしょう。
しかし、場合によっては相手に不快に思われることがあるかもしれないので注意が必要です。
わざわざ金額を調べたうえで内祝いをすると、相手にその行動が露骨に伝わってしまう可能性も否定できません。
お祝い品の値段を調べるという行為自体、それが適切かどうかは人によって意見が分かれます。
どちらにしても、お祝い品の値段を内祝いの品選びの参考にするのであれば、相手に気付かれないように配慮しなければなりません。
品物次第では簡単に気付かれてしまう可能性も大いにあるので、その選定は慎重に行うようにしましょう。

どうするべきか迷った時は、1000~3000円くらいのものを選べば問題ありません。
それくらいの値段であれば、相手も恐縮することなく内祝いを受けとることができるでしょう。
どうしても不安が残るのであれば、お礼状でしっかり感謝の気持ちを伝えることをおすすめします。
少し手の込んだメッセージカードを用いるようにするだけでも、十分相手に伝わるでしょう。

連名でお祝いを頂いたときにはどうする?

連名でお祝いを受けとったときの内祝いも、どうするべき分からないという人が多いのではないでしょうか。
連名でお祝いを贈られるケースというのは、全ての相手と親密な関係であるとは限らず、余計に内祝いの対応に悩まされることになってしまいます。
また、一口に連名といってもそれが2人のこともあれば、もっと大人数のケースもあるでしょう。
人数が多いと、その分内祝いの金額も膨らんでしまうのではないかと心配してしまうかもしれませんが、連名の場合は必ずしも1人ひとりに相場価格相当の品物を選ばなければならないわけではありません。
グループにまとめて贈るか個別に贈るかは、特に決まったルールはないので、自分のやりやすいように対応しましょう。

まとめて内祝いを贈りたい場合は、皆で分けることのできる詰め合わせや個包装のお菓子などを選ぶといいでしょう。
その際、詰め合わせの数を割り切れる数にすると縁起が悪いと考える人もいるようですが、人数に合わなければみんなで分け合うことができないので相手を困らせてしまうかもしれません。
結婚祝いに贈るのであれば話は別ですが、内祝いの場合はそこまで気にすることではないので安心してください。
誤ってグループの人数より少ないものを贈らないことだけに注意しておきましょう。

1人ひとりに贈りたい場合は、気軽に受け取れるちょっとした小物やお菓子などを贈るように心掛けてください。
連名の場合、個々の金銭的負担はそこまで大きくないことがほとんどです。
あまり大掛かりなものを贈ってしまうと、相手に無駄な気遣いをさせてしまうので、常識的な範疇を超えない金額かつしっかり感謝の気持ちが示せるものを贈るようにしましょう。

 
 

部下や後輩などからお祝いを頂いた場合はどうする?

内祝いは本来、身内の中だけで完結するものです。
そのため、部下や後輩などからお祝いを受けとった場合は少し話が変わってきます。
まず、目上の人のマナーとして、受けとったお祝いと同額程度をお返ししなければなりません。
この場合は、半返しという内祝いの相場があてはまらなくなるので気をつけておきましょう。
例えば、1万円のお祝いを頂いたのならば、8000円から1万円の品物をお返ししておけば先輩としての立場も問題なく保てるはずです。
少なくとも、2分の1の5000円程度のものは贈っておくように心掛けておきましょう。

品物として最適なのは、職場で食べることができるお菓子やコーヒー・紅茶の詰め合わせです。
部下や後輩などに贈ると喜ばれるのはもちろんのこと、感謝のほかに仕事に対するねぎらいの気持ちも込めることができるので参考にしてみてください。
また、部下から連名でお祝いを頂いた場合には、みんなで分けられる同額程度の食品などをお返しするのがおすすめです。
仕事の休憩中に集まって食べれば、コミュニケーションの活性化にも繋がるので、社内に一体感を生むこともできるでしょう。

相手が身内でないことで、注意が必要なこともあります。
まず、結婚祝いのお返しを贈る場合、夫婦の名前や結婚記念日が記された食器などを贈るのは控えましょう。
また出産祝いでお返しをする場合も同様に、子供の名前入りや写真が入った名入れギフトを贈るのは控えなければなりません。
部下や後輩はそれを受けとったところで、どう扱っていいのか困ってしまうだけです。
そのようなことをして喜ばれるのは、親、あるいは親族の中でも特に身近な人だけと心得ておきましょう。

また、相手の趣味に合ったものを贈ることも意識しておかなければなりません。
便利な生活用品など、誰が受けとっても差し支えなく使用できるものだからといって品選びをしていると、気づかないうちに自分の好みが反映されてしまっていることが往々にしてあります。
もしそんな選び方をしているようなら、一度立ち止まって相手の立場に立って考えるようにしましょう。

食べ物を贈る際は、賞味期限の長さにも配慮しておいた方がいいでしょう。
あまり賞味期限が短いようだと、受けとった相手が忙しかったりしたときに、食べ切れないまま期限をむかえてしまうかもしれません。
また、無理して食べさせるようなことにもなりかねないので、生ものなど日持ちしないものは出来るだけ避けておくことをおすすめします。
焼き菓子や煎餅お米のギフトなど比較的長持ちするものであれば、問題なく喜ばれるでしょう。

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内祝いの品はどのようなものを選ぶべき?

内祝いに関する悩みは人によってさまざまですが、何を贈るべきなのかということについては最も多くの人が頭を悩ませているといっても過言ではありません。
金額的な判断は半返しなど相場の基準に従うだけでできますが、相手の喜ぶものというのはそう簡単に判断することができず、内祝いでは誰もが苦労しています。
一つアドバイスできることとしては、「趣向を凝らすよりも定番品を選ぶこと」を意識するようにするということです。
確かに特別な贈り物をしたいという気持ちも大切ですが、相手に喜んでもらえなければ意味がありません。
そういう意味で大切なのは、「誰もが受けとっても困らないであろう品物を選ぶこと」です。
そして、そのようなもののほうが意外と相手の喜びも大きかったりするものです。
そのため、内祝いではなるべくタオルや食器などの実用品を贈るようにしましょう。
定番品でもおしゃれな今治タオルギフトなどは幅広い世代の人に喜ばれます。

高額のものを返すなど、返し過ぎにも注意が必要です。
特に気をつけなければならないのは、お祝いで高額なものを受けとったときです。
高額なものに対して半返しをしてしまうとその分費用もかかってしまいますが、それを受けとる相手の気持ちを考えると決して快いものではないでしょう。
また、「自分が高額なものを贈ってしまったがためにお返しで負担をかけさせてしまった」と思われてしまうかもしれません。
お祝いが高額だったときは、内祝いの相場に無理にこだわらず、感謝の気持ちを示すことに重きを置いた方が良いです。

ここまで踏まえたうえで、それでも悩んでしまう場合は、欲しいものを選べるカタログギフトを贈ることをおすすめします。
カタログギフトであれば相手に選択肢を与えることができるので、内祝いに気疲れすることはありません。

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他にも、楽天市場や大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、出産内祝いをはじめおすすめのギフトから人気ランキング、マナーなどを紹介しています。 お店から全国に配送してくれるので、遠方で手渡しが難しいという人にもおすすめです。
送料無料で贈れる商品もあります。内祝いに迷ったら、是非参考にしてみてください。

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内祝いの金額は相手によって決めるのが大切!

お祝いごとだけではなく、香典を頂いた場合にも、お返しとして香典返しを贈る文化がある日本。内祝いは受けとったお祝いに対して変えていく必要があるので、時に悩んでしまうこともあるでしょう。
中には、相手に喜んでもらおうと高額な贈り物をしようとする人がいますが、熨斗をかけて渡すなど、マナーをしっかり心得ていないと相手を不快にしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
その後の人間関係にも影響することがあるため、内祝いはのし紙をしっかりかけ、渡すタイミングや適切な金額におさめることを心掛けましょう

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