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12月にお歳暮を贈るのは遅い?お歳暮の時期を過ぎてしまった時の対処法を解説!

ギフト・贈り物

7月~8月の夏の時期に贈るお中元や10月頃から贈る準備を始めるお歳暮は、一般的に贈る時期が決まっています。毎年お歳暮を贈っている人は、10月~11月頃から「そろそろお歳暮の準備をしないとなぁ」と思う頃でしょう。年末になるにつれて、何かと忙しくなってくるこの時期。両親や祖父母などの親族の他にも、会社関係の人へお歳暮を贈る頃は、年明けの準備や大掃除でついついお歳暮を贈るのを忘れてしまいがちです。この記事では、いつまでに贈り物を贈ればいいのか、お歳暮の時期を過ぎてしまった時の対処法について解説していきます。
最終更新日:2024年9月17日

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お歳暮とは?

お歳暮を贈る時期を解説する前にお歳暮の元々の意味を理解していきましょう。
お歳暮とは、日頃お世話になっている人に1年の締めくくりに感謝の気持ちとして文字通り年の暮れに贈るギフトです。
その起源は諸説ありますが、そのひとつは江戸時代までさかのぼります。
1年に2回、お盆と暮れに大家さんや取引先に対し「いつもお世話になっています。これからもよろしくおねがいします」という意味を込めて、年末の挨拶周りに手土産を持参したのが始まりとされています。
それが商人同士の習慣となり、現在の形になっているようです。

お歳暮は誰に贈るもの?

お歳暮は「1年間お世話になった人へ感謝のご挨拶」として贈るものです。
離れて暮らす両親・義両親・親戚、会社の上司や取引先習い事の先生などがあげられます。
ただし、お歳暮は一回きりではなく、一度贈ると毎年贈り続けるものです。
退職後や、習い頃を辞めた後は贈らなくても問題ありません。
毎年贈っていたものを急に辞めることに気が引ける場合は、 年末に挨拶状を出して、感謝の気持ちを伝える方法がいいでしょう。

お歳暮を贈る時期は?

お歳暮は、文字の通り1年の暮れに贈るギフトです。
一般的には、12月上旬から12月末まで、遅くても12月20日頃の日付までに届くと良いとされています。
年の暮れというと年末をイメージしがちですが、遅くてもクリスマスまでには相手の元へ届いていると好ましいでしょう。
その理由はクリスマスが過ぎたら、世の中の空気が一気にお正月モードに切り替わってしまうため、お歳暮を贈るのに適切な時期は12月25日頃までがいいでしょう。

一般的には、12月上旬から贈り始めるお歳暮ですが、地域によっては早すぎると感じたり贈る時期が少し異なるところもあります。
例えば、関東地方では12月初旬から12月31日が一般的な時期とされていて、関西地方では冬を感じ始める12月13日から12月20日頃が良いとされています。
特に関東地方では、他の地域より贈る時期は早いようで、11月下旬から贈り始める人もいるようです。

12月にお歳暮を贈るのは遅い?

地域によって差はありますが、お歳暮は12月初旬から12月20日頃までに届けば良いので、12月にお歳暮を贈るのは遅くはありません。
しかし、関東地方を除いて一般的には年末に届けるのは遅いと感じるので、クリスマスまでに届くように手配をしましょう。
一般的なマナー以外にも、年末は新しい年を迎える準備や大掃除、旅行に出かける人もいるので、贈りものを届ける適切な時期とは言えません。
受け取る手間の事を考えると、相手に迷惑になってしまう可能性もあります。また、12月を過ぎてしまうと、寒中見舞いとなってしまうので、12月の早いうちに届くように準備しましょう。

 
 

お歳暮の時期を過ぎてしまった時はどうすればいい?

年末の忙しい雰囲気にのまれて、「お歳暮の準備ができなかった」「手配が遅れた」ということもあるでしょう。
お歳暮を贈るのが遅くなってしまった時には、お歳暮に掛けるのし紙の表書きを「御年賀」に変えて贈りましょう。
お年賀とは、こちらも文字通りお正月に向けて贈る御挨拶の贈りものです。
お年賀として贈る場合は、1月1日から1月7日頃までに届くように手配しましょう。
お年賀は、新しい年を迎えてのご挨拶なので、年末に届けることや1月7日以降に贈るのは避けたほうが良いでしょう。
お歳暮が遅れてしまった場合は、1月7日までに届けられるように手配しましょう。

お歳暮とお年賀両方贈るほうがいい?

お年賀とは、年のはじめに行う挨拶のことです。
したがって、正しくは1月1日から3日の間に、年始の挨拶とあわせて贈りものを持参するのが礼儀とされています。
もしくは、松の内と呼ばれる正月の門松を飾る期間(1月7日頃まで)に手渡しで渡すことが良いとされています。
松の内は地域によって違っており、1月15日までの地域もあります。
このように、お歳暮とお年賀とは、1ヶ月も離れていません。
時期が近いだけに、「両方贈るものなのか」と疑問に思うでしょう。

お年賀は、一般的には訪問して挨拶とともに品物を渡すので、訪問しない場合はわざわざ郵送する必要はないでしょう。
したがって、お歳暮を郵送で贈った場合、お年賀を贈らなくても問題ありません。
お歳暮を受け取った場合には、お礼状とともにお返しとしてお年賀を贈ると良いでしょう。
また、お歳暮を贈る時期を過ぎてしまい、お歳暮を贈りそびれた場合は、お年賀として贈ると良いでしょう。

お歳暮の時期を過ぎた時には何を贈ればいい?

日頃の感謝の気持ちを込めて贈るお歳暮ギフト。
お歳暮の時期は12月なので、お歳暮を過ぎると年始に届けることになります。年末年始は、帰省したり家族や友人と集まったりすることも多くなる時期です。
年末年始に喜ばれるものは、無難なものだと人が集まる時に一緒に楽しみたいビールです。他にも、お正月だと日本酒などのお酒がお歳暮に喜ばれるギフトです。

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2,750円(税込)

他にも、外出せずに家で過ごす人も多いと予想されるお正月には、おうちで贅沢に過ごせるグルメのギフトもおすすめです。
中には、親戚や来客に豪華な料理を振る舞う人も多いでしょう。
果物やフルーツの他にも、すき焼き肉や高級ハムのギフトや寒い時期にピッタリのカニなどのお鍋の具材セット、産地直送の海鮮ギフトも喜ばれそうですね。
年配の方には老舗の和菓子もおすすめです。

北海道日高太平洋沖産 新巻鮭姿切身
5,400円(税込)

お歳暮の商品は、楽天市場などの通販サイトを利用して、直接贈りたい相手の自宅に郵送するのが今では一般的になってきました。
したがって持参する必要がないので、スイーツも生肉や海鮮グルメなどのナマモノを配達することができます。
しかし、あまり日持ちしないものがほとんどなので、贈る前に先に相手の都合を聞いておくと良いでしょう。
贈った相手も突然、賞味期限が短い食べ物が贈られてくると困惑してしまうでしょう。
年末年始に旅行で不在の場合もあります。
相手に喜んでもらうためにも、受け取れる日時を確認しておきましょう。

お歳暮を贈る時には熨斗と包装紙を忘れずに

お歳暮やお年賀を贈るときには、熨斗と包装紙を忘れずにしましょう。
それぞれ熨斗紙の上部に「御歳暮」「御年賀」と書き、のしの下部には贈る側の名前を書きます。
一般的にはフルネームで書きますが、家族全員からの贈りものと言うことであれば、名字のみでも問題ないでしょう。
熨斗には、包装紙の外側から掛ける「外のし」と、包装紙の内側に掛ける「内のし」があります。
お歳暮やお年賀の場合、すぐに用途がわかるように外のしで掛けるのが一般的ですが、郵送で贈る場合、熨斗が破れたり汚れたりする事があるので、包装紙の内側に掛けて贈ります。

熨斗を掛けたら、包装紙できれいにラッピングしましょう。
贈りものは、見た目も大切です。
包装紙は、親戚や友人など親しい人への贈りものの場合は、花柄や華やかな包装紙で季節の挨拶しても問題ないでしょう。
しかし、会社関係や目上の人への贈りものの場合は、無地の包装紙やシックなものを選ぶほうがよいでしょう。

インターネットのギフトショップ・ソムリエアットギフトでは、北欧デザイナーがデザインしたおしゃれな包装紙を選ぶことができます。
また、カタログギフトやコーヒーギフトなど、人気アイテムがランキング形式で紹介されているので、今何が売れているかひと目でわかりますよ。
送料無料でお歳暮やお年賀も購入することができるので、是非のぞいてみましょう。
他にも、お歳暮を贈るときには金額相場があります。
安い品物でも失礼にあたりますし、逆に高額なものだと返って相手に気を遣わせてしまう可能性もあります。
最低限のマナーを把握して、喜んでもらえるお歳暮を贈りましょう。

お歳暮の熨斗は紅白のものになりますが、 相手が喪中の際に、紅白で問題ないか気になる人も少なくありません。
喪中の熨斗の掛け方・選び方については、以下の記事で詳しく説明しています。

お歳暮のお返しは必要?贈る時期や相場について徹底解説!
 
 

本来の意味を理解して気持ちを届けよう

お歳暮の時期を過ぎてしまったら、「贈ってもいいものか」「何を贈ればいいのか」と悩んでしまうことでしょう。お歳暮が過ぎるとすぐに新年になり、お年賀の時期になります。お歳暮の時期に贈りそびれてしまっても、遅れてしまったことへのお詫びの手紙を添えて贈ったり、お年賀として新年の挨拶とともに渡すと良いでしょう。お歳暮やお年賀の適切な値段や本来の意味をしっかり理解して、1年お世話になったことへの感謝の気持ちや、今後も良いお付き合いをしたいという気持ちを、とっておきのギフトと一緒に届けたいですね。

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