▶︎カタログギフトを探すなら『ソムリエ@ギフト』をCheck!

香典返しにお茶が多い理由とは?飲み物が選ばれる理由とおすすめの飲み物ギフトを紹介!

ギフト・贈り物

香典返しにおすすめの品物は?

葬儀や通夜の参列者からいただく香典に対し、感謝の気持ちをお返しする香典返し。
香典返しには、不幸な出来事をあとに残さないという考えから、あとに残らない消えものが好まれます。
例えば、今回のテーマであるお茶やコーヒーも「消えもの」の一つです。
他にも海苔などの乾物、日用品では石鹸や洗剤、タオルも香典返しの定番です。

香典返しを選ぶときのポイントは、「もらって困るものを選ばない」ということです。
すでに持っているであろうものを贈る場合でも、少し贅沢な素材のものを選ぶと喜ばれるでしょう。

他にも焼き菓子ギフトや和菓子ギフトなど、スイーツギフトも選ばれています。
ギフトに人気のカタログギフトは、一般的に慶事での利用が多いと思われがちですが、華やかな表紙ではない、見た目にも落ち着いた和柄の表紙のカタログギフトは、香典返しでも多く選ばれています。

香典返しには、お悔やみして頂いた方々への感謝の気持ちを伝えるという意味があります。
まっすぐお礼を伝えるために失礼のないものを選びましょう。

香典返しにお茶が多い理由とは?

それでは早速、お茶の贈り物が香典返しの定番になった理由を解説していきます。

消えものであるから

一番大きい理由の一つが、先程説明した消え物であるということです。
お茶は飲むことで消えてしまうので「消え物」となります。
また、お茶はすべての人に好まれる品物なので、年齢や性別に左右されずに贈ることができるので、年齢や性別が幅広い香典返しに適していると言えます。
仮にお茶が好きではない人に贈ったとしても、お茶は訪問客に振る舞うことができるので問題ないでしょう。

賞味期限に余裕があるから

お茶のギフトは、缶に入ったお茶でおよそ1年ほどが一般的です。
個包装されたものでも半年ほどなので、使い切るまでに十分日にちがあります。
賞味期限が長い品物は、贈った相手に差し迫った期限を与えないので喜ばれる品物です。
賞味期限が短いものだと、すぐに食べたり飲んだりしないといけないので、好きな時に楽しめずあまり喜ばれない場合が多いです。
また、お茶は常温で保存ができるので、保存場所を選ばず相手に余計な負担を与えないところも好まれる理由の一つとなっています。

持ち運ぶ時に重さを気にしなくていいから

お茶のギフトは、液体の品物ではないので重さを気にする心配はありません。
香典返しには、葬儀やお通夜の当日にお返しをする「即日返し」という贈り方があります。
即日返しの場合、手渡しで香典返しの品物を渡すので、持ち帰ってもらう必要があります。
重たい贈り物だと、持ち帰ってもらうのに大変な思いをさせてしまうので、できれば相手に負担のかからない軽い贈り物を選びたいですよね。
お茶のギフトは、いわばお茶っ葉なので、缶に入っていても大変軽く、相手の負担になることはありません。

仏教との関係が深いから

日本は、半数以上が仏教と言われています。
日本に昔、中国から僧侶を招いた際に、万病に効く薬として日本に「お茶」を持ってきました。
その後、庶民の間で広まったことで「仏事にはお茶」ということが定着しました。
日本で行われる法要の際の贈り物といえばお茶というイメージは、このことが由来していると言われています。

お茶の持つ意味にも関係している

お茶には、「境界を区切る」という意味があります。
そのことから、亡くなった人とお別れをするためにお茶を飲むといわれています。
またお茶は、葬儀やお通夜の後の食事会でもお茶が振る舞われ、参列者たちに飲んでいただきます。
お茶で「あの世とこの世の境界を区切る」だけではなく、参列者同士が境界を超えて親しくなるとも言われているようです。

使ってもらいやすい贈りものだから

お茶は、朝起きた時、ご飯を食べる時、ご飯を食べた後、ちょっと一息つく時など、さまざまな瞬間で楽しみたいものです。
小分けにされたティーバックの場合は、お湯を注ぐだけで楽しめますし、缶に入ったお茶っ葉でも、急須があればすぐに楽しむことが出来ます。
一人暮らしの人には簡単に楽しめるティーバックタイプを贈ると言ったように、相手によってティーバックタイプにするか、缶のギフトにするかを考えて贈れば、より喜ばれるギフトになるでしょう。

お茶以外の飲み物はNG?

これまで「飲み物だからお茶のギフトが選ばれる」のではない理由を説明しましたが、ここで疑問に思うのが「お茶以外の飲み物は香典返しにはふさわしくないのか」ということです。
結論から言うと、そんな事はありません。
最近ではお茶だけではなく、コーヒーを楽しむ人が増えてきました。
実際に、香典返しにコーヒーや紅茶を選ぶ人も増えています。
コーヒーも、ドリップタイプやスティックタイプがあるので、日持ちすること、重たくならないことはお茶のギフトと共通しています。
ただ、コーヒーや紅茶のギフトはお祝いや内祝いにも使われる品物なので、華やかなパッケージなものが多く、香典返しに贈る時には注意が必要です。
また、コーヒーは苦手な人も多いので、その点にも配慮して香典返しを選ぶと喜ばれる贈り物になるでしょう。

香典返しに飲み物を贈る場合のおすすめは?

香典返しといえばお茶というイメージが強いですが、最近ではコーヒーや紅茶が選ばれることも多くなっています。
また、若い人への香典返しには、お茶よりコーヒーを贈ろうと思う人も多いのでしょう。

お茶、コーヒー、紅茶、どの飲み物を選ぶ場合でも、普段口にするものよりも上質で贅沢を感じられるものを選ぶと喜ばれます。
例えば、お茶のギフトなら、お茶の名産である静岡のお茶や京都の宇治茶もいいでしょう。
年配の人や目上の人への贈り物には高品質な玉露茶もおすすめです。

若い女性への香典返しの場合は、紅茶のギフトがおすすめです。
紅茶といえばアールグレイが馴染みのある種類でしょう。
他にもアッサムティーなど紅茶が好きな人には少し凝ったものを贈るのも喜ばれるでしょう。

コーヒーを香典返しに選ぶなら、男性や若い世代への香典返しにおすすめです。
スティックタイプよりも少し時間も手間もかかりますが、香りも味も楽しめるドリップタイプのコーヒーを選ぶと喜ばれるでしょう。
他にも、コーヒー豆の産地で選んでみても良いかもしれませんね。

香典返しを贈るときには挨拶状を添えよう

喪主が直接持参して、挨拶とあわせて渡す場合には、挨拶状は必要ありません。
また、先程説明した即日返しの場合も必要ないでしょう。

最近では、香典返しを郵送で贈る人が増えています。
しかし、郵送の場合は直接挨拶をすることが出来ません。
参列してくれた人に直接感謝の気持ちと法要を無事に終えた報告が出来ない代わりに、香典返しの品物に添えて挨拶状を贈りましょう。

挨拶状には、直接渡せないことへのお礼を書きます。
一般的な手紙やハガキなどの簡易的なものではなく、形式ばったものを香典返しの品物に添えましょう。

意味を理解して感謝の気持ちをまっすぐ伝えよう

「香典返しといえばお茶」というイメージは、昔からの風習やお茶が持つ意味が関係しています。
お祝い事では「お茶は縁起が悪い」という印象が強いですが、お茶にも香典返しにふさわしい理由があるのです。
香典は、亡くなった人やその家族を偲ぶ心が含まれています。
お茶が香典返しに選ばれる理由を理解した上で、悲しみに心を寄せてくれた人に心から感謝の気持ちをお返ししましょう。

タイトルとURLをコピーしました