内祝いの定番ギフトとは?
お祝いに対する感謝の気持ちとして内祝いの品物を贈ります。
内祝いで人気の品物に共通するのは「相手に好きなものを選んでもらえるもの」ということです。
例えば、商品券や金券、ギフトカードなどは、お金の代わりとなるものなので、相手に好きなものを選んでもらえるとして、内祝いに人気のアイテムです。
さらに、楽天市場などの通販サイトの内祝いランキングで上位にランクインするカタログギフトは、好きなものを選んでもらえる上に商品券や金券とは違って“金額を伏せられる”というメリットもあって、最近では内祝いの定番ギフトとなっています。
商品券やカタログギフトは、それぞれに贈るメリット・デメリットがありますが、一般的には内祝いに喜ばれる贈りものとして人気があります。
他にも、出産内祝いや結婚内祝いにはおしゃれなスイーツギフトや、人気店のコーヒーギフト、お取り寄せグルメギフトに新築内祝いには上質な肌触りが特徴のタオルギフトなど、それぞれの用途に相応しいアイテムが内祝いとして選ばれています。
他と被らない特別な内祝いを贈るには?
両親や祖父母、友人に職場の先輩、同僚に後輩など、お祝いをくれる人たちはきっと、内祝いをもらう機会も多いはずです。
内祝いにも定番ギフトがあるように、何度も同じものをもらっていることもあるでしょう。
「内祝いにもらったタオルが箱のまま置いてある」という経験をした人もいるかもしれません。
同じものを贈ってしまうのは、ある程度仕方のないことかもしれませんが、できればその中でも相手に印象に残る贈りものをしたいところです。
あまり主張せず、恩着せがましくならずに、さり気なく相手の記憶に残る内祝いを贈りたいと思いませんか。
贈った相手にも、「いつか自分が内祝いを贈る時には、同じものを贈りたいなぁ」と思わせる贈りものが出来るポイントを紹介します。
名入れギフトを検討する
1つ目は、名前入りの内祝いを贈るということです。
名前入りの内祝いを「名入れギフト」といいます。
名入れギフトは、特に出産内祝いに大変人気のアイテムです。
生まれた赤ちゃんの名前を品物に刻印して贈ります。
名入れする内祝いの品物は、主に“消えもの”と呼ばれるアイテムです。
他人の赤ちゃんの名前が入ったグラスやお皿は、もらってもどうすればいいいのか困りますよね。
出産のお祝いなどで、相手の赤ちゃんの名前を把握できる関係性にある場合は、名入れギフトとしてブランケットやタオル、スタイを贈ることはありますが、そういったあとに残るものには、通常内祝いの場合、名入れをして贈りません。
一方、両親や祖父母への内祝いに関しては、フォトアルバムやワインボトル、お米などに生まれた赤ちゃんの生年月日や名前を刻印して贈ることもあります。
赤ちゃんが生まれたことを心待ちにしてくれている人たちへの記念としての内祝いです。
この場合は、部屋に飾ってもらえるようにあえてあとに残るものに名前を刻印して贈ります。
内祝いの定番である、焼き菓子やカステラなどのスイーツギフトに、パッケージに自分の子供の名前や生年月日が印刷されているものは、特別な感じがありますよね。
それはきっと、受け取った人も感じるでしょう。
カステラの背中に堂々と名前が刻印してあると、凛々しい印象を与えるほか、食べてしまうとあとに残らないので、「名前が入っているのは捨てにくい」という思いも相手にさせません。
定番ギフトでプレミアムな贈りものができるのです。
メッセージカードを添えて贈る
もうひとつの方法が、手書きのはがきやメッセージカードを同封するということです。
内祝いの品物にメッセージカードを添えて贈れば、内祝いの品物と一緒に贈る相手に感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
他にも、写真付きのメッセージカードを添えて贈ると、伝えたい景色や赤ちゃんの顔を共有できるのでおすすめです。
他にも、入学内祝いには入学式の写真、節句内祝いにはお雛様やこいのぼりとの写真など、遠方に住んでいてなかなか会えない親戚の人たちや友人に、子供の成長した姿を見せることができるのは嬉しいですよね。
今の時代、LINEやメールで写真を送ることも可能ですが、メッセージカードや手紙というカタチにして伝えると、伝わり方もまた違うものです。
内祝いの品物にあなたの思いを綴ったメッセージカードと生まれた赤ちゃんの写真を載せて贈ると、世界にひとつだけのオリジナルの内祝いになるでしょう。
メッセージカードを添えるにはどうしたらいい?
簡単に「内祝いにメッセージカードを添えよう」と伝えましたが、その方法はいくつかあります。
自作のメッセージカードを購入して内祝いに添えるのも良いでしょう。
しかし、内祝いは1つや2つではないことの方が多いです。
たくさんの人から祝福された人は、その内祝いひとつひとつにメッセージカードを用意しなければならず、それをするのはなかなか大変です。
内祝いの品物の用意だけでも大変な上に、それをしようものなら、結局、志半ばで挫折してしまうことでしょう。 無理は禁物です。
自分で品物とは別にメッセージカードを用意しなくても、内祝いを購入すると、メッセージカードを作成してくれるお店があります。
百貨店やデパートなど、店頭でも受け付けている店舗もありますが、大抵がインターネットショップです。
内祝いの品物を購入してくれた人を対象に、オリジナルメッセージカードを作成してくれます。
内祝いの品物が決まったら、そのお店のギフトサービスを確認しましょう。
同じ品物を取り扱っているお店が複数あるなら、その中でメッセージカードを作成してくれるお店を選んで購入することをおすすめします。
お店によっては、メッセージカードが有料サービスのところがあるので注意しましょう。
メッセージカードを利用するならソムリエアットギフト
大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、注文者を対象にオリジナルのメッセージカードを作成することが出来ます。
もちろん、内祝いの品物に添えて贈ることも可能です。
デザインのテンプレートも、出産、結婚、入学に節句から、オールマイティに使えるものまであるので用途にピッタリのメッセージカードが作成できます。
他にも、仏事用途に使えるものもあるので、ご香典返しや法事に使えるお礼状も用意することが出来ます。
ソムリエアットギフトのメッセージカードサービスは、無料です。
他にも、熨斗(のし)や選べる包装紙も無料で利用することが出来ます。
のしや包装紙のほかに、メッセージカードまでもが無料で利用できるのは嬉しいですよね。
文例も掲載されているので、文章が不安な人も安心して利用できます。
写真入りのメッセージカードは、赤ちゃんの顔や結婚式に出席できなかった人へ、その時の様子を伝えられたりと嬉しいこともたくさんありますが、場合によってはつけないほうが良いケースもあります。
それほど関わりのない相手や、不妊治療など赤ちゃんが出来ないことに悩んでいる人へ、赤ちゃんの写真入りのメッセージカードを添えて内祝いを贈ることは避けましょう。
メッセージカードでも処分に困らせる場合や、相手を不意に傷つけてしまう場合もあります。
自分だけのことを考えず、相手の気持ちに寄り添って内祝いを準備しましょう。
他にも、内祝いのメッセージカードをつけるべきケースやそうではないケースについて、以下の記事で説明しているので参考にしてください。
内祝いは写真入りのメッセージカードを添えて贈ろう
特別なものを贈ろうと思ったり、ほかの人と差をつける贈りものをしようと思うと、どうしても内祝いの品物の金額が高額になってしまいます。
内祝いは、頂いたお祝いの半分から3分の1が相場とされているので、高額な内祝いを贈ることは相手に「お祝いの金額が少ない」と言っているものなので、大変失礼になります。
予算内で、しかも無料で、相手の記憶に残る贈りものができるので、是非積極的に利用してみましょう。
内祝いの品物が届き、箱をあけたらメッセージと写真が入っていることを想像してみてください。
心がなんだか、温かくなってきませんか。
相手の人を思って選んだ品物と、心を込めて用意したオリジナルのメッセージカード。
記憶に残る特別な贈りものになること間違いなしです。