結婚式や披露宴の際にもらったお祝いには、式場で引出物というかたちで感謝の気持ちをお返しします。結婚式に残念ながら出席出来なかった人や、呼べなかった友人や職場の上司、同僚などから届いたりもらったお祝いに対しては、内祝いとしてありがとうの気持ちを込めて、品物を贈ります。そんな結婚の内祝いですが、いざとなると何がいいか迷ってしまいますよね。 結婚という大切な門出に、友達など贈る相手にも喜ばれるものを贈るにはどのような品物が向いているのか知っておくと、探しやすくなるでしょう。 この記事では、結婚の内祝いを渡すときのマナーや、相手別のギフトの選び方、おすすめ商品を紹介します。結婚をして最初の大仕事です。恥をかかないためにも、しっかりと知識を持っておきましょう。
最終更新日:2024年9月17日
結婚内祝いとは?
結婚内祝いとは、入籍や結婚をした時に頂いたお祝いへのお返しの品物のことをいいます。
結婚式に出席出来なかった人で、結婚祝いの品やご祝儀を贈ってくれた人へお祝いのお返しをすることです。
内祝いは、お祝いのお返しとして贈る品物のことと考えている人も少なくはないでしょう。
しかし、厳密には単なるお返しではなく、祝いごとを共有する意味合いでおこなわれてきた習わしです。
内祝いとは、本来はお祝いをもらったかもらっていないかにかかわらず「お祝いの記念として、幸せや喜びのおすそわけをすること」という意味で、近所の人や両親、親戚などの身内や日頃お世話になっている人に喜びのおすそわけとして贈りものをしていました。
そもそもの内祝いの意味は、「お祝いをもらったお返し」ではなく、祝いごとの主役から贈りものをすることを指すのです。
しかし最近では、お祝いへのお返しとして内祝いを利用することが多くなり、お祝いをもらっていない人へは、お祝いを催促しているように感じられる場合もあるので、お祝いをもらう前に内祝いを贈らない傾向にあります。
結婚祝いと結婚内祝いは似ていますが、 結婚祝いは結婚が決まった新郎新婦に対して贈る「お祝い」 結婚内祝いは、結婚祝いに対する「お礼」「お返し」の贈り物です。
結婚内祝いの基本的なマナーを押さえよう
それでは、結婚内祝いの基本的なマナーについて説明します。
あまり堅苦しいことをするとかえって相手に気を遣わせてしまうこともありますが、最低限のマナーを把握しておきましょう。
お祝いをもらったら1ヶ月以内に内祝いを贈る
結婚内祝いに限らず、お祝いをもらったらできるだけ早く内祝いの品物を贈りましょう。
内祝いの品物を贈る時期は、お祝いをもらってからだいたい1ヶ月以内とされています。
出産内祝いの場合は、お宮参りの時期を目安にします。
結婚内祝いの場合は、結婚式や新居への引越し、新婚旅行の時期もあるので、自分のスケジュールをしっかり把握して、早い段階から内祝いを準備しておくことをおすすめします。
もらったお祝いの半分~3分の1の品物を選ぶ
いくらお返しするか、内祝いにも金額の相場があります。結婚内祝いは、もらったお祝いの半分を返す「半返し」から3分の1が一般的な相場です。
例えば、1万円のお祝いをもらったら、5000円から3000円ほどの予算で内祝いを選びましょう。
3万円であれば1万5000円が目安です。
しかし、これはあくまで相場であるので、もらった金額や相手の好みが明確にわかっている場合は、無理に相場に合わせる必要はありません。
結婚のお祝いは、両親や祖父母など、親しい身内から5万円や10万円など高額のお祝いをもらうこともあるでしょう。
あまりに高いものを内祝いとして贈るのは、かえって失礼にあたる可能性もあるので、相手との関係性などを考えて、3分の1などの少なめの金額で内祝いを選ぶ方がいい場合もあります。
職場の上司や年配の人への内祝いも同様に、高額なお祝いに対して半分程度の価格の内祝いを贈ると、その相手からお祝いは必要ないと感じさせてしまう可能性があるので目上の方への内祝いには注意が必要です。
逆に、職場から○○一同というように、複数人からまとめてお祝いをもらった場合は、ひとりひとりの内祝いの品が500円や300円ほどの少額になる場合もあります。
その場合は、小分けで個包装されているようなスイーツギフトなどを贈ると良いでしょう。
個包装されていると、それぞれに分けやすく、受け取った相手も気を遣わない程度のお返しになるので、ちょうどよい贈りものになります。
まとめてお祝いをした人にとって、堅苦しい形式張った内祝いは、逆に負担になります。
金額の相場に縛られず、受け取る相手の事を考えて、その上で感謝の気持ちを贈りましょう。
のしとラッピングで体裁を整える
内祝いの品を贈るときは、熨斗(のし)紙を必ずかけて贈りましょう。
のし紙とは、その贈りものの用途がわかるほか、相手への感謝の気持ちが込められた贈答体裁です。
のし紙には水引が印刷されており、慶事用の水引は、紅白蝶結びと紅白結び切りがあります。
結婚内祝いの場合は、一度結ぶとほどけないことから「一生涯結ばれる」という意味で紅白結び切りを使用します。
のしの上部には、「結婚内祝」または「内祝」と記載します。のしの下部には、ふたりの連名か新姓のみを書き記します。
また、のしには、包装紙の内側にかける「内のし」と包装紙の外側に掛ける「外のし」というかけ方があります。
それぞれのかけ方には、受け取る側の印象に違いがあります。
外のしで使用されるのは、ひと目でその用途がわかるご挨拶や粗品、結婚祝いや出産祝いに使用されます。
一方、内のしは、控えめな表現に感じることから、「幸せのおすそ分け」という意味が込められている内祝いの用途に使用されます。
内祝いは、控えめに渡すことから「内のし」が推奨されていますが、かけ方には地域性が強いため、その土地で使用される掛け方を確認しておくとよいでしょう。
のしの種類や掛け方など、以下の記事で詳しく説明しています。
今さら聞けない!結婚内祝いのギモンを解決!
内祝いの文化は、お祝いをもらって初めて知ることも多いでしょう。
大人だからといって、必ずしも誰もが知っているわけではありません。
ここでは、今さら聞けない、結婚内祝いの疑問を解説していきます。
「こんなときどうすればいいのだろう」という疑問を、大きいことから小さいことまで集めました。
【ギモン①】結婚式に出席してくれた人に内祝いは必要?
結婚式に参列してくれた人には、引き出物を渡すので、別に結婚内祝いを贈る必要はありません。
結婚式で出す料理や引出物が御礼になるからです。
また、結婚式でご祝儀をもらった人に、別でお祝いの品物をもらった場合は、結婚内祝いとしてではなく、例えば新居に引っ越した際に、食事を振る舞ったり、新婚旅行先でお土産を買ってきたり、そういった形で感謝の気持ちをお返しをすると良いでしょう。
【ギモン②】内祝いを贈らなくて良いと言われたら?
お祝いをもらったら、内祝いとしてお返しをするのが常識ですが、お祝いをくれた人に「お返しはいらないよ」と言われたら、その相手との関係性を考えましょう。
両親や祖父母など、親しい身内からそう言われたら、その言葉に甘えるのもいいでしょう。
両親や祖父母にとってはこれから始まる新生活の“援助”の意味も含まれている場合があるので、内祝いの品を贈ると「お祝いをした意味がない」と思われてしまうこともあります。
どうしても感謝の気持ちを贈りたいという場合は、この場合も、食事会を主催したり、新婚旅行先でお土産を買って渡したりすると喜ばれるでしょう。
相手の気持ちを尊重した感謝の気持ちを贈りましょう。
【ギモン③】お祝いが高額だった場合は?
普段から親交のある親戚からは、高額なお祝いをもらうことがあるかもしれません。
高額とは、5万~10万円のお祝いを指します。
高額なお祝いをくれる人は、両親や祖父母と同様に、これからの新生活を応援する気持ちが込められているでしょう。
お返しを期待しているわけではないので、半分の金額をお返しすると、相手の気持ちを踏みにじってしまうことになります。
高額なお祝いをもらったら、3分の1か4分の1程度の金額で内祝いのアイテムを選びましょう。
またその際、お礼状を添えて感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。
お金を掛けるのではなく、誠意を示すことが大切です。
【ギモン④】もらったお祝いが少額だったら?
もらったお祝いの品が少額の場合は、必ずしもお返しをする必要はありません。
一般的には、半額から3分の1が内祝いの相場ですが、半額でもお返しに見合うものがない場合もあるからです。
その場合も、のしをかけて内祝いの品を用意するのではなく、なにか違った形で感謝の気持ちをお返しすると良いでしょう。
この場合は、のしなどはかけずにカジュアルな贈りものを選んでも問題ありません。
相手も、お返しがいらないように敢えて少額のお祝いをしてくれている可能性もあるので、その場合は気軽に贈れる品物を選びましょう。
【ギモン⑤】のし下に旧姓を書いてもいい?
引き出物の場合、のしの上部には「寿」と書き、のしの下部には両家の名前(名字)を連名で書き記します。
その名残もあって、結婚内祝いにも同様にのしの下部に新姓と旧姓の連名を書くと思っている人も多いようです。
結婚内祝いの場合、のしには新姓の名字かふたりの下の名前の連名を書き記します。
旧姓を書かないと、職場の同僚や古くからの友人に贈る時にわからないという人は、内祝いと一緒にメッセージカードを添えて、文末に旧姓の名前を書いておくと良いでしょう。
また、郵送にて内祝いを贈る人は、差出人欄に旧姓の名前を書くことをおすすめします。
【ギモン⑥】結婚内祝いを贈るのが遅くなってしまったら?
内祝いは、1ヶ月以内に贈るのがマナーと説明しましたが、さまざまな事情で1ヶ月以内に内祝いを準備することが出来ない場合もあるでしょう。
その場合、まずはお祝いをくれた人に直接お礼の連絡をしましょう。
メールなどではなく、できれば電話で直接伝えるのが好ましいですね。
その上で、内祝いが遅れる旨の連絡をして、準備が出来るときに内祝いを準備しましょう。
内祝いが遅れてしまった場合は、直接贈りたい相手の自宅に郵送する方法もあるので検討してみるのもいいですね。
通販サイトなどでは、内祝いを直接郵送する手配をしてくれます。
もちろん、のしや包装紙でのラッピングも可能です。
直接品物が見えないので、依頼通りにのしがかかっているか、注文したとおりの品物が届いているか、不安なこともあるかもしれません。
その場合はお店に直接問い合わせをして、不安を解決しましょう。
大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、ギフトのプロであるスタッフが、親切で丁寧に対応してくれるので安心して内祝いを準備することが出来ます。
引き出物と結婚内祝いの違いは?
“お祝いをもらったらお返しをする”という日本人が持つ気遣いの心が、現在の「内祝い」のかたちとして残っています。
“頂いたお祝いに対してのお返し”という意味では、引き出物も同様です。
引き出物とは、結婚式や披露宴で、招待した人に対して頂いたご祝儀へのお返しと出席してくれたお礼の気持ちを込めて渡す贈りものです。引き出物と引き菓子をセットで出席者に渡します。
昔は祝いごとのあった家が報告のために祝いの宴を開いたり、お披露目をする場を設けたりしました。
その際に、参加していただいたことへ感謝の気持ちを込めて渡していた品物が内祝いの記念の品でした。
したがって、結婚式の引き出物や披露宴も、広くとらえれば内祝いといえます。
結婚内祝いとは、結婚式や披露宴を欠席した人からのお祝いや、結婚式の後にお祝いをもらった人に対してそのお返しとして渡す贈りものを指します。
どちらも“お祝いに対するお返し”という意味で贈るギフトではありますが、もともとの意味である「幸せや喜びのおすそわけ」という意味があることも覚えておくと良いでしょう。
結婚内祝いでタブーとされていること
結婚内祝いに贈る品物は、何でも好きなものを選んでも良いというわけではありません。
一般的に結婚内祝いにタブーとされていることがあるので、紹介していきます。
縁起の悪いとされるものは避ける
結婚内祝いはお祝いごとにまつわる贈りものなので、縁起の悪いものは避けるほうが良いでしょう。
例えば、「苦」や「死」を連想させる4や9などのいわゆる「忌み数字」は避けるようにしましょう。
また、別れを連想させるハンカチや法事などで贈りものとしてよく利用される日本茶や緑茶なども避けたほうが無難です。
「割れる」「切れる」と言った意味を持つガラス食器やハサミ、包丁なども結婚内祝いでは避けたほうがよい場合があります。
今ではあまり気にする人はいないかもしれませんが、縁起が悪いと思われるような品物は選ばないほうが良いでしょう。
もらったお祝いよりも高すぎるor安すぎる品物を贈る
もらったお祝いよりも高すぎる品物や、逆に安すぎる品物もNGです。
感謝の気持ちから奮発して、もらったお祝いよりも高価なものを贈ると「自分が贈ったお祝いが安いということ?」と思われる可能性もあるので、注意が必要です。
また、内祝いの相場である半額~3分の1よりも安い値段の品物を贈ってしまうと不快にさせてしまうこともあります。
見えを張ったりケチったりすることなく、内祝いの一般的な相場の範囲内で感謝の気持ちが伝わる品物を選びましょう。
値段がわかるものは人によってはNGになることも
三越伊勢丹や高島屋などの百貨店やデパートで購入できる商品券や金券、ギフト券は、お金の代わりとして相手に好きなものを選んでもらえるので、内祝いによく選ばれる品物です。
ただし、商品券や金券は、お金の代わりとなるので、値段がわかってしまうことがデメリットでもあります。
内祝いの一般的な相場は、お祝いをくれた人もわかっているはずなので、例えば一万円のお祝いをくれた人には、半額の5000円の商品券を贈ることはマナー違反ではありません。
しかし、それは同僚や友人、後輩などの自分と同じ年齢の人か年下の人に限ります。
親戚の中でも年配の人や職場の上司、年上の人へ金額のわかるものを贈ると、「相手の懐事情を心配して選んだ」と思われてしまう場合があるので注意しましょう。
相手の都合を考えない贈りものはNG
お肉やハム、魚などのナマモノや、お菓子のギフトの中でも生クリームを使ったケーキなど、鮮度を保たなければいけない贈りものは、相手の都合を確認してから贈るようにしましょう。
賞味期限が短いものなど保管場所を選ばないといけないような品物を突然贈ってしまうのは、相手に失礼にあたります。
また、旅行や出張などで長期間家をあけている場合、相手の手に渡る前に腐らせてしまう可能性もあります。
ナマモノを贈る場合は、相手の都合を考えてから贈るようにしましょう。
年配の人へのギフトには細心の注意を
カタログギフトは、結婚内祝いに人気のカタログギフトです。
結婚の用途に限らず、出産や新築などの内祝いにも選ばれています。
相手が欲しいものを贈りたいという贈る側の願いと、好きなものを自分で選ぶことができるというもらう側の願いが叶う、内祝いの定番ギフトでもあるカタログギフト。
そんな内祝いに人気のカタログギフトですが、両親や祖父母、親戚など、身内への内祝いにはあまり好まれないギフトになってしまう可能性もあります。
それは、「味気ない」「無難なものを選んだように感じてしまう」という印象を与えてしまうからです。
カタログギフトは、贈る品物選びを相手に委ねてしまうという印象を与え、「選ぶ時間を省いたのかな」と思わせてしまうので、親族などの近しい相手への贈りものには選ばない方が良いかもしれません。
カタログギフトにもたくさんの種類があるので、どうしても贈りたいカタログギフトがある場合は、その思いを伝えながら贈ると良いでしょう。
例えば、国産牛が好きな親戚のおじさんに国産牛のカタログギフトを贈るといったように、相手の趣向を考慮したことが伝わると、気持ちも伝わり心から喜ばれる贈りものになりますよ。
「年配の人にカタログギフト以外のものを贈る場合、何を選べばいいのだろう」という人は、“品の良さ”を実感出来るギフトを選んでみましょう。 人生100年時代と言われている現代。
50代~60代はバブルも経験し、知識も経験も豊富な年代です。
モノの価値を見極める目も肥えているでしょう。
自分では買わないような上品なものを贈ると喜ばれそうですね。
年配の人に何を贈ればいいかわからず、「内祝いに定番のギフト」をなんとなく選んで贈ると見透かされる可能性があるので注意です。
上質で上品なアイテムを上手に選びましょう。
結婚内祝いは日常で使えるモノを選ぼう
2人の新しい人生の第一歩を祝福してくれた人へ、ありがとうを贈る結婚内祝い。
結婚内祝いを選ぶポイントは、結婚というキーワードを連想させるような「爽やかでおしゃれなものを選ぶ」ということです。
また、その中でも「日常で使用できる実用的なもの」が結婚内祝いには多く選ばれています。
毎日使用するタオルや食事中に贅沢を感じるグルメのギフト、ほっとひと息つきたいときに食べたいスイーツギフトも人気です。
「相手に好きなものを選んでほしい」ということから、カタログギフトも人気です。
カタログギフトも、最近ではさまざまな種類のものがあり、掲載商品点数が多いオールマイティなものから、北欧雑貨が掲載されているもの、スイーツギフトやグルメに特化したものがあるので、相手の好みにあわせてその趣味に合ったカタログギフトを選ぶことが出来るのは嬉しいですよね。
相手がもらって困るようなものではなく、相手がもらって嬉しいものを見極めてアイテムを選びましょう。
結婚内祝いで喜ばれるハイセンスなギフト8選
結婚内祝いのマナーやルールを押さえた上で、結婚内祝いに贈りたいハイセンスなギフトを紹介します。
今回は、楽天市場などで上位の売上を誇る大手通販サイト「ソムリエアットギフト」に掲載されている商品から紹介します。
品の良さを贈る老舗ホテル監修のスイーツギフト
日本の老舗ホテルは、世界でも有名な品格のあるホテルです。 リーガロイヤル、帝国ホテル、ホテルオークラなど、名前を聞くだけで「高そう」という高級さを感じますよね。
高くてなかなか宿泊できないような高級ホテル監修のスイーツは、もう品格の塊です。
丁寧で、上品なおもてなしの心が感じられるスイーツは、年配の人へ贈る内祝いにぴったりです。
50代~60代の人へ贈るスイーツは、甘ったるいスイーツではなく、甘さ少し控えめの上品なスイーツが喜ばれます。
特に、砂糖や生クリームの甘さではなく、フルーツの素材の甘さを感じることが出来るやさしいテイストのスイーツは、喜ばれること間違いなしです。
名門ホテル監修であれば、言わずもがな。
もらったことを自慢したくなるような内祝いのギフトになるでしょう。
幸せをつなぐバウムクーヘン
バウムクーヘンは、縁起物として結婚式や祝い事の引き出物などに大変人気です。
バウムクーヘンの断面の模様が木の年輪に見えることから、「幸せが何重にも重なっていきますように」という願いが込められて贈られています。
他にも、「繁栄」や「長寿」などを連想させる縁起の良い焼き菓子として、結婚内祝いにも多く選ばれています。
バウムクーヘン発祥の地であるドイツでは「木のケーキ」という意味を持つバウムクーヘン。
そんな縁起もののスイーツとセットになった、キコロバウムのおいしさがより引き立つブレンドコーヒーと、素朴な味がくせになるクッキー、食べきりサイズのミニバウムのセットです。
箱を開けるとすぐに始めることができるティータイムセットは、新たに家族になったふたりからの贈りものにぴったりです。
天使の肌触りを贈るタオルギフト
洗剤やタオルなどの日用品のギフトは、消耗品でもあるのでもらって嬉しいギフトです。
毎日使うタオルなどのギフトは、特に喜ばれる贈りものです。素材にこだわったタオルや上質なタオルは、なかなか自分では購入しないので、贈りものとして選ぶととても喜ばれます。
結婚内祝いなどのお祝いごとの贈りものは、縁起の良い紅白のタオルがおすすめです。
紅白と言っても、はっきりとした原色の色合いではなく、淡くやさしい色合いのタオルだと、場所を選ばずに使ってもらえる上にやさしい印象を与えます。
贅沢な気分を贈るタオルギフト
タオルギフトは、内祝いに人気のアイテムです。
毎日使い、消耗品であるタオルは、何枚あっても困りません。
生活する上で欠かせないタオルギフトを贈る場合は、普段使うものよりも高級なタオルを選びましょう。
洗う時に実感する速乾性、使うと実感する吸水性が優れているタオルギフトは、毎日の生活を豊かにしてくれるアイテムです。
贅沢を感じてもらえる上質なタオルを贈りましょう。
見た目の上品さも兼ね備えた極上タオルギフト
贈りものは、そのアイテムの質の良さも大切ですが、見た目も大切な要素です。
紙の箱に入っているものよりも、木箱に上品に贅沢に入っているもののほうが、高級感がありますよね。
先ほども説明したとおり、タオルギフトの中には、木箱に贅沢に入ったセットがあります。
名前にも高級感のある「極上タオル」は、見た目の上品さは抜群です。
値段も、一般的なタオルギフトに比べると少し割高ですが、値段が高いだけあって使い心地は最高です。
まるで毛布のような極上の肌触りで、タオルに求める吸水性も兼ね備えています。
受け取った人が驚くほどの今治タオルの「本気」を感じることが出来るパッケージのタオルです。
料理が好きな人には特別な調味料ギフト
料理上手な人へのお返しには、調味料ギフトがおすすめです。
料理が好きな人や食べることが好きな人への内祝いには、出来上がりが楽しみになる調味料セットを贈りましょう。
調味料から料理を楽しみたい人には料理研究家がプロデュースした万能調味料や、おしゃれなドレッシングセットなど、贈る相手のこだわりにあわせて選ぶと喜ばれるでしょう。
新型コロナウイルスの影響でおうち時間が増えた今だからこそ、自宅で料理を作ることが楽しくなるギフトを贈りましょう。
好きものをオシャレに選んでもらうカタログギフト
商品券や金券は、上司や年配の人への贈りものには失礼にあたる場合もありますが、カタログギフトの場合は、「相手に好きなものを選んでもらえる」という願いを叶える上に金額も相手に伝わる事がないので、結婚内祝いに限らず内祝いとして定番の品物です。
カタログギフトは、有名ブランドやお取り寄せグルメの他にも、旅行券や体験ギフトなど、さまざまなジャンルに特化した内容のものがあるので、贈る相手の好みに合わせたカタログギフトを選ぶことも出来ます。
結婚内祝いにおすすめのカタログギフトは、おしゃれな雑貨が掲載された「イルムス」のカタログギフトです。
ホワイトベースでナチュラルでいてシンプルなデザインは、ふたりの門出を祝ってくれた人への感謝の気持ちを表すのにピッタリのハイセンスな贈りものです。
洗練された大人の女性のためのカタログギフト
1905年に創刊されて以来、大人の女性に愛読されてきた品の良さが漂う女性誌「婦人画報」の編集部が厳選した良質なアイテムが掲載されたカタログギフトも、大人の女性への贈りものにぴったりです。
世界へも目を向け、日本全国の良いものを紹介している「お取り寄せカタログ」。
洗練された表紙のイラストからも品の良さを感じますね。
メッセージカードを添えて感謝の気持ちを伝えよう
結婚内祝いを贈るなら、メッセージカードを添えて贈りましょう。
高額なお祝いをもらったときや、味気ないという印象を与えかねないカタログギフトを贈る場合、郵送で結婚内祝いを贈る場合など、あなたの気持ちが綴られたメッセージカードを添えて贈ると、受け取った時の印象は違います。
内祝いを直接相手に渡せない場合や、郵送で贈る場合に、気持ちを伝えるツールとしてメッセージカードを利用する人が増えています。
特に今年は、新型コロナウイルスの影響で、内祝いを郵送で贈る人が増えました。
内祝いのギフトの箱を開けた瞬間に、あなたの気持ちが綴られたメッセージを見つけた時の感動は、内祝いのギフトだけを受け取った時とは比べ物にならないでしょう。
大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、注文者を対象にメッセージカードサービスを利用することができます。
メッセージだけではなく、写真も入れることが出来るので、結婚式の写真や新婚旅行の写真などと一緒に感謝の気持ちを伝えることが出来ます。
例文があったり簡単にメッセージカードを作成することが出来るので、積極的に利用してみましょう。
内祝いを郵送で贈る時はもちろんのこと、直接渡す場合でも、親しい人への内祝いにはメッセージカードを添えて、ありがとうの気持ちをプラスしましょう。
メッセージカードにもさまざまな種類があります。
以下の記事では、メッセージカードの種類や文面の書き方などについて詳しく説明しています。
内祝いのマナーを理解して大人のギフトを贈ろう
今まではひとりだったのが、大切な人と出会い、結婚をして家族になります。
独身のときには考えもしなかったような“大人としての立ち振舞い”をしないといけない事が増えてくることでしょう。
パートナーのご両親へのご挨拶、お祝いをくれた人に贈る内祝いの準備もそうです。
「知らなかった」では済まされない、大人としてのマナーを、今のうちにしっかりと理解しておきましょう。
今までは恥をかくのは自分だけだったのが、これからはパートナーも恥をかくことになります。
そうならないためにも、最低限のマナーをしっかりと押さえて、その上で相手に喜んでもらえるセンスのある贈りものを選んで感謝の気持ちを伝えたいですね。