ブリタックスはこんなブランド!
ブリタックスとはどこの国の製品であり、どのような強みがあるブランドなのでしょうか。
ここからは、ブリタックスの概要や強みを説明し、口コミも併せて紹介しましょう。
概要
ブリタックスは1939年にイギリスで創業しました。
チャイルドシートメーカーとして長い歴史があり、安全性の高い製品を作り続けてきた会社です。
1979年には、ドイツのチャイルドシートメーカーのレーマー社と合併し、「ブリタックス・レーマー」となりました。
ブリタックス・レーマーは、古くから自動車産業で栄えたイギリスとドイツのチャイルドシートメーカーが合わさることで、両国の伝統や技術をうまく融合させた製品を生み出しているのが特徴でしょう。
ドイツの安全性能と先進的な技術に加え、イギリスの安全と品質への強いこだわりが絶妙なバランスで組み合わさった会社です。
ブリタックス・レーマーの本社はドイツのライプハイムに置かれています。
ドイツには数々の自動車メーカーが存在し、これらの自動車メーカーに近い場所でチャイルドシートを作ることで、変化を続ける安全基準にも柔軟に対応しているのです。
安全性についても日々研究と努力を重ねているといえるでしょう。
ブリタックス・レーマーのチャイルドシート作りにおける誠実な姿勢や実績は高く評価され、ヨーロッパのトップブランドと称されています。
強み・特徴
ブリタックスは、創業当初より安全と品質にこだわりをもったチャイルドシートを作り続けています。
そのため、高い安全性と高品質がブリタックスの強みだといえるでしょう。
安全で高品質なチャイルドシートを開発するにあたり、自社に最新のテスト施設を完備しているのも特徴です。
このテスト施設では、厳重な試験を1万回以上繰り返し、高い安全性を守り続けています。
このようなブリタックスの安全性へのこだわりは、さまざまなメディアや消費者団体からも評価されているのです。
ヨーロッパの自動車クラブとして知られるADACで実施された消費者テストでも、過去最高となる安全評価を獲得し、信頼性の高さが証明されたといえるでしょう。
こうしたブリタックスの優れた安全性が認められ、ヨーロッパの最新安全基準となるR129規格の開発と支援のためのタスクフォースにも参加できるようになりました。
タスクフォースに参加できるのは選び抜かれた数少ないメーカーです。
そのうちの1つとなったことで、より高い信頼性も獲得しているといえるでしょう。
ブリタックスの安心と信頼のある製品開発は世界中から高く評価され、英国王室のジョージ王子が愛用するチャイルドシートにも選ばれました。
このことにより、さらなる知名度と信頼度を高めたのです。
口コミ
ブリタックスを実際に使用している顧客からは、「取り付けが簡単で使いやすい」「軽く質感が良い」といった口コミが多く寄せられています。
評価が高いケースが多数であり、満足している人がほとんどだといえるでしょう。
また、世界トップクラスの自動車メーカーからも高い評価を受けています。
例えば、ドイツの自動車メーカーとして知られるフォルクスワーゲンとISOFIXの共同開発を行い、世界的な注目を集めたブランドです。
さらに、メルセデスベンツなどの自動車メーカーの純正チャイルドシートにもブリタックス社製のシートが採用されています。
このように、欧州でトップブランドにまでのぼりつめ、その地位を揺るぎないものにしているといえるでしょう。
ブリタックスのベビーセーフとは
ベビーセーフは、ブリタックスが提供・販売しているチャイルドシート製品の1つです。
正式な製品名を「BABY SAFE i-SIZE」といい、ブリタックスのベストセラーモデルとしても知られています。
また、英国王室のジョージ王子が初めての旅行に使用したのもこのモデルで、その知名度は極めて高いといえるでしょう。
ベビーセーフが対象とする年齢は新生児から生後15カ月ごろ、体重13kgまでの赤ちゃんに使用できます。
ベビーバギーやベビーラック、バギーと組み合わせて使用できるトラベルシステムにも対応していることから、実用性にも期待できるといえるでしょう。
さらに、ブリタックスらしく、優れた安全性を持つのも特徴です。
取付方法はISOFIX固定とシートベルト固定の2種類から選べ、多くの車種に対応します。
また、ブリタックスのISOFIXはドイツのADACにおいて史上最高となる評価を得るほどの高い安全性が証明されています。
操作性や環境適合性、メンテナンス性などにおいても非常に優れていることから、人気のベビーシートだといえるでしょう。
ブリタックスのベビーセーフのメリット・注意点
欧州だけでなく世界中で評価されているブリタックスのベビーセーフですが、どのような点がメリットに挙げられるのでしょうか。
また、注意点もあれば知っておきたいですよね。
そこで、ブリタックスのベビーセーフのメリットや注意点を調べてみました。
メリット
ブリタックスのベビーセーフを選ぶと、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。
まずは、メリットを紹介しましょう。
独自の機能で安全性に優れている
ブリタックスのベビーセーフを選ぶメリットには、独自の機能を搭載し、優れた安全性を実現させている点が挙げられるでしょう。
ベビーセーフは生後15カ月までの赤ちゃんが対象になっているため、安全性の高い後ろ向きシートが採用されています。
このシートは身長40~83cmにまで対応し、生まれたばかりの赤ちゃんであっても、しっかりとホールドできるインサートを装備しているのが特徴です。
体が大きくなるとインサートシートを取り外せ、成長を続ける赤ちゃんの体にピッタリとフィットします。
ヘッドレストの高さ調整や背もたれの角度も自由に変更が可能です。
これは、すでに特許を取得したlie-flat technologyによるものであり、月齢が低いうちはフラットに、成長すると直立姿勢に調整できます。
赤ちゃんの成長に合わせて調節が可能な、安全性と人間工学に基づいた設計です。
さらに、ベビーセーフにはSICT(側面衝突保護性能)も搭載され、安全性能を高めています。
これは、本体側部に装備されている技術で、衝突エネルギーを吸収することで赤ちゃんがけがをするリスクを軽減しているのです。
さらに、深いサイドウイングによって、赤ちゃんの頭部や頸部も守れます。
シンプルなデザインで車の内装に合わせやすい
赤ちゃんが使用するものはカラフルなものが多く、シンプルなスタイルを好むママやパパのなかには、受け入れにくいと考える人もいるでしょう。
しかし、ベビーセーフには豊富なデザインが用意されていますので、自分好みのチャイルドシートが選びやすいのがメリットです。
色のバリエーションにはパープルやレッド、ブルーなどの12色が用意されていることから、欲しいチャイルドシートが見つかるでしょう。
また、落ち着いた色も多いため、派手になりすぎることもありません。
デザインもシンプルなものが多く、飽きがこないのも魅力でしょう。
シンプルなデザインはインテリアにもマッチし、どんな車の内装にも合わせやすいのが魅力です。
注意点
ブリタックスのベビーセーフは安全性が高く、デザイン性にも優れています。
ただ、注意する点もありますので知っておくのがいいでしょう。
ここでは、ブリタックスを購入する前に知っておきたい注意点を紹介します
事前に車種の確認が必要になる
ブリタックスのベビーセーフはたくさんの車種に対応しています。
そのため、使いやすいのが魅力でしょう。
しかしながら、どんな車にも対応しているとは言い切れないのです。
よって、購入前には自分の車で使用できるかどうかをあらかじめ確認しておく必要があります。
対応しているかを確認するには、ブリタックスが提供している車種適合表を活用するのがいいでしょう。
同じ車種でも年式によっては使用できない場合もあるため、しっかりとチェックしておくことが大切です。
赤ちゃんが成長すると切り替えが必要になる
ブリタックスのベビーセーフは、新生児から使えるチャイルドシートです。
ただ、対応しているのは生後15カ月ごろまでですので、赤ちゃんの成長に合わせて次のチャイルドシートへと切り替える必要があります。
ベビーセーフの次のステップとしてブリタックスが用意しているのは「ADVANSAFIX lll SICT」などです。
ADVANSAFIX lll SICTの対象となる体重は9~36kgで、生後9カ月~12歳ごろまで使用できるのが魅力でしょう。
ベビーセーフを卒業した後、チャイルドシートが必要となる年齢をすべてカバーしていることから、長く使えるチャイルドシートとして人気です。
さらに、取り付け方法にはISOFIX固定が採用されていますので、高い安全性も期待できるでしょう。
このほかにも、ベビーセーフの後に購入できるチャイルドシートがいくつかあり、さまざまな種類から選べます。
ブリタックスのベビーセーフ以外にはどんな商品がある?
ブリタックスにはベビーセーフのほかにも、さまざまな製品を販売しています。
先ほども紹介した通り、ベビーセーフは生後15カ月までしか使用できません。
よって、赤ちゃんが成長したときのことを考え、ベビーセーフ以外の製品も知っておくのがいいでしょう。
ADVANSAFIX IV R
生後9カ月から12歳ごろが対象となるシートに「ADVANSAFIX IV R」があります。
9~36kgの子どもに使用できることから長く使えるのが魅力でしょう。
ISOFIX固定が可能なチャイルドシートですが、体重15kgを超えるとシートベルトのみの固定方法です。
ADVANSAFIX IV Rには独自の安全性であるPIVOT LINKが搭載されています。
これは、衝突時にISOFIXコネクターが可変することで、前方向に向かう力を下方向に逃がすことができる特許技術です。
頭部の前方への移動量が減ることから、頭や首にかかる衝撃が最小限に抑えられます。
また、カラーバリエーションも豊富で、レッドやグレーなどの落ち着いた5色が用意されているのも特徴です。
ヨーロッパの自動車クラブであるADACの最新テストでも高い評価を受けているため、安心して使えます。
DUALFIX i-SIZE
新生児から使えるチャイルドシートにはベビーセーフがありましたが、新生児から4歳まで長く使えるものとして「DUALFIX i-SIZE」も用意されています。
DUALFIX i-SIZEの特徴には、360度回転シートが採用されていることが挙げられるでしょう。
シートが360度回転することで乗せ降ろしがしやすくなり、ハーネスの着脱もスムーズに行えるのが魅力です。
また、後ろ向き・前向きへの切り替えもストレスなく行えます。
カラーにはレッドやローズなどの9種類があり、自分にぴったりの1台が見つかるでしょう。
ADVANSAFIX lll SICT
9カ月から12歳ごろまで長く使えるモデルが「ADVANSAFIX lll SICT」です。
ヘッドレストの高さ調節ができ、長期間使えることがメリットで、ベビーセーフからの切り替えとして人気があります。
ADVANSAFIX lll SICTのカラーにはレッドやブラックなどの7種類があり、シンプルなカラーが多いことから車のインテリアを選ばないといえるでしょう。
マルチリクライニングが採用されていため、3段階の角度でシートの調節ができます。
これにより、快適な座り心地を実現しているチャイルドシートです。
EVOLVA 123 PLUS
生後9カ月から12歳ごろまでを対象としたチャイルドシートには「EVOLVA 123 PLUS」もあります。
シートベルト固定タイプですので、多くの車に使用できるのが特徴でしょう。
カラーはブラックのみで、スッキリとしたデザインを持つことから、シンプルなチャイルドシートを好むママやパパから選ばれています。
また、ヘッドレストの高さと横幅が調節でき、子どもが大きくなってもしっかりとフィットするのが魅力です。
さらに、ハーネスが適切に締め付けられているかを音で知らせてくれる機能もあり、安全に使用できるといえるでしょう。
KIDFIX II XP SICT
4歳から12歳ごろまでを対象とし、ISOFIX固定にも対応しているシートが「KIDFIX II XP SICT」です。
ISOFIX固定だけでなく、シートベルト固定も選べることから、幅広い車種で使用できます。
また、衝撃吸収パッドであるXP-PADを採用し、万が一の衝突時にも首にかかる衝撃を30%減少させるのが特徴です。
これにより、高い安全性能が期待できるでしょう。
そのほかにも、SECURE GUARD を搭載しているため、腰ベルトが子どもの骨盤を適切に拘束します。
不適切にベルトを使用している場合には、腹部にベルトがかかり、圧迫することがあるでしょう。
ベルトで骨盤を正しく拘束すると、万が一正面衝突をしたときでも腹部への傷害リスクを最大で35%軽減し、高い安全性が期待できます。
カラーはレッドやグレーなどの6種類があり、性別に合わせて選べるのも魅力です。
ブリタックスのベビーセーフを購入するお店の選び方
ブリタックスの製品は直営店だけでなく、オンラインストアなどさまざまなところで購入が可能です。
ベビー用品を総合的に扱っているオンラインショップでも販売されていますので、チェックしてみるのがいいでしょう。
オンラインショップであれば、割引などのサービスを受けられる店舗があり、お得感が得られます。
そのため、ブリタックスのベビーセーフを購入するのであれば、オンラインショップの利用も検討してみましょう。
新生児を安全に守るならブリタックスのベビーセーフを
ブリタックスのベビーセーフは高い安全性を誇るチャイルドシートです。
衝撃にも強く、赤ちゃんをしっかりと守ってくれるため新生児がいる人には便利なアイテムだといえるでしょう。
そんなベビーセーフの購入を検討しているのであれば、オンラインショップがぴったりです。
お得な還元サービスなどもありますので、オンラインショップで賢くベビーセーフを購入してみてはいかがでしょうか。