友人や親戚など、身近な人に赤ちゃんが誕生したという報告を受けると、自分まで幸せな気持ちになりますよね。
出産のお祝いと頑張ったお母さんへねぎらいの気持ちを伝えるために贈るのが出産祝いです。
とはいえ、出産祝いはたくさんの人からもらうことが考えられるので、思考を凝らして人一倍喜んでもらえるプレゼントを贈りたいもの。
今回は、より喜んでもらえる出産祝いを選ぶために、サプライズできる商品の選び方を紹介します。
サプライズできる出産祝い5選!
まずは、早速サプライズできる出産祝いの具体的な例を5つ紹介していきます。
名前入りの絵本
サプライズできる出産祝い1つ目は「名前入りの絵本」です。
絵本は、何冊あっても困りませんし、お母さんが赤ちゃんとコミュニケーションをとる大切な時間もプレゼントできるため人気が高く定番となっています。
素敵な絵本をプレゼントされたらそれだけでうれしいものですが、物語のなかにわが子の名前が入っていると分かれば喜びも倍増するでしょう。
名前入りの絵本といっても、主人公を赤ちゃんの名前にするだけではありません。
例えば、絵本を贈る人が赤ちゃんに向けてメッセージを入れられるものや、赤ちゃんの名前の由来などを入れられるものもあります。
さらに、登場人物を身近な人たちの名前にしたり、実際に住んでいる街を舞台にしたりもできるので、まさに世界に一つだけの特別な贈り物になるのです。
ちなみに、絵本のなかに「初めて○○した日」などを記録していけるものもあるので、大人になってからも大切にできる貴重な1冊になるでしょう。
名前入りの絵本は、新しい家族が誕生した記念として喜んでもらえますし、赤ちゃんのときはもちろん、「大人になったら読ませてあげたい」というママも多くいます。
赤ちゃんが大きくなって絵本を読み返したときに、メッセージを読んで一瞬でも絵本を贈った人のことを考えてくれたら贈る側もうれしいですよね。
名前入りのグッズ
サプライズできる出産祝い2つ目は「名前入りのグッズ」です。
赤ちゃんの名前入りグッズは、絵本と同様に特別感があるので、ママやパパにとってうれしいもの。
たくさんある種類のなかからサプライズできるうえに喜んでもらえるグッズを選ぶポイントは、消耗品や長い間使用できるアイテムにすることです。
出産後に使用する消耗品というと「おむつ」がありますが、出産祝いとしては華やかさに欠けると考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、受け取る側からすると、おむつは大量に準備しなければいけないので贈られるとうれしいものです。
プレゼント用のおむつケーキに名前を入れられる場合もあるのでチェックしてみてください。
また、スタイやタオルなど名前入りグッズの定番といえるアイテムも使用していくうちにくたびれてくるため、定期的に買い替えなければいけない消耗品の一つです。
長い間使用できるアイテムにはベビーウェアやベビーリュック、アウター、おもちゃなどがあります。
リュックやおもちゃは、サイズを気にする必要はありませんが、ベビーウェアやアウターを選ぶ際は、生後半年~1年以降に着られるものを選ぶと良いでしょう。
なぜなら、新生児用の衣類は生まれた時点で何着も準備していることが多いので、これから買い足さなければいけないアイテムを贈るほうが喜んでもらえるからです。
ただし、外出時に使用するアウターやリュックは、防犯のことを考えてイニシャルなどにすると安心です。
インパクトのあるグッズ
3つ目のサプライズできる出産祝いは、「インパクトのあるグッズ」です。
オーソドックスなものとは少し違ったプレゼントで、驚きや楽しさも味わってもらえるでしょう。
例えば、出産祝いとして選びやすい哺乳瓶のなかには、アイデアやデザインでインパクトを与えるものがあります。
哺乳瓶なのに一見ジュースの瓶に見えるデザインや、ミルクが熱いうちは熱い部分だけ透明になる素材などです。
面白いデザインならお出かけ用にも使用できますし、温度が目に見えて分かるタイプなら実用的ですよね。
また、赤ちゃんが使用するおしゃぶりにもヒゲや唇がデザインされたユニークなタイプもあります。
キャラクターや動物などが施されているタイプも良いのですが、変わったデザインのおしゃぶりをしている赤ちゃんもかわいらしいものです。
特に、面白いものや個性的なものが好きな人には喜んでもらえるのではないでしょうか。
それから、おむつケーキというとデコレーションケーキ風の装飾を想像する人が少なくないはずです。
しかし、一般的なケーキ風ではなく、純和風で印象に残りやすいお寿司の形をしたタイプもあります。
見た目は、おめでたいお寿司、おむつの上にはネタに見立てたタオルや石鹸、スポンジなどがセットされているので、インパクトが大きいだけでなく実用的です。
ほかにも、大きな動物型の抱きまくらなどもインパクト抜群でサプライズに最適といえます。
赤ちゃんを優しく包み込む大きな抱きまくらは、長い間活躍してくれそうです。
これらのインパクトのあるグッズは、自分で購入することがなかなかないため喜ばれることが多いプレゼントでもあります。
とはいえ、個性的なものばかりなので贈る前に相手の好みをリサーチしておくことが大切です。
ベビーリング
サプライズできる出産祝い4つ目は、「ベビーリング」です。
ベビーリングは、赤ちゃんが健康で幸せに育つことを願うリングで始まりは銀のスプーンでした。
16世紀のヨーロッパで「食べ物に困ることのないように」という願いを込めてメモリアルギフトとして赤ちゃんに贈っていたものが、高価なリングへと形を変えたのです。
両親から赤ちゃんへ贈ることや、パパが出産を頑張ったママに贈ることもありますが、親しい人の赤ちゃんだからこそ健康を祈って出産祝いに贈るというのも素敵ですね。
ベビーリングは、赤ちゃんのうちは記念撮影のときに添えるほか、ママがネックレスとしてデイリー使いできます。
成長したらファーストジュエリーとして本人に贈れるので、思い出の詰まったアイテムになるでしょう。
ママの指輪のサイズをリサーチしておき、親子でおそろいの指輪を贈るという方法もあります。
なお、ベビーリングに赤ちゃんの誕生石を入れたりイニシャルを刻印したりすると、より特別なプレゼントとして喜ばれやすいです。
また、デザインや素材、価格帯も幅広く、さまざまなブランドのなかから選べます。
ママがネックレスとして使用する可能性があるため、ママのイメージや好みのデザインを考慮して選ぶと安心です。
写真映えするグッズ
5つ目のサプライズできる出産祝いは、「写真映えするグッズ」です。
思い出や赤ちゃんの成長の記録として写真を撮るのはもちろん、かわいく撮れた写真をSNSにアップするママも少なくありません。
写真映えするグッズのなかでも人気があるのは、小さいうちだからこそ、かわいらしい写真が撮れる赤ちゃん用のコスチュームです。
特に、赤ちゃんも着心地が良く、種類が豊富なジャンプスーツはお出かけ用にもなりますし、喜ばれやすいアイテムといえます。
かわいくてクスっと笑ってしまいそうな面白いデザインから、大人顔負けの凝ったデザインまでありますよ。
また、犬やてんとう虫、人魚姫などに変身できるキュートなコスチュームもあるので、選ぶ側も楽しめそうです。
寝相アートに最適なのは、おしゃれな柄や星形おくるみ、人魚の尾びれ型アフガンなど変わったデザインのおくるみやブランケットです。
写真映えするうえに実用性もあるので喜んでもらえるでしょう。
ほかにも、バッグや宝石の形をしたガラガラや、遊び道具にできるアニマルフェイスデザインのソフトボールなども写真映えします。
アーティスティックなアイテムなら、何気なく遊んでいる写真もカッコ良く仕上がりそうですよね。
出産祝いの金額相場はどれくらい?
出産祝いは何を贈るのかだけでなく、金額の相場も気になるところです。
独特な風習がある場所など地域によって変わることもありますが、一般的な相場を確認しておきましょう。
まず、兄弟姉妹へ贈る場合は1万~3万円が相場です。
贈る側が20代や30代で独身の場合は1万円、30代でも既婚者なら3万円など年代や状況によっても変わります。
いとこや甥・姪といった親戚に贈る場合は年代に関係なく5000~1万円が相場です。
ただし、親戚内でお祝いの金額を決めているケースがあることや、自分の親兄弟も贈る可能性が高いため、事前に家族と話をしておいたほうが安心ですよ。
また、友人へ贈る場合の相場は5000~1万円が相場ですが、付き合いの長さや親しさによっては、相場より多めにしても問題ありません。
友人数名の連名で贈る場合は1人あたり3000~5000円で、合計1~3万円程度にするのが相場です。
職場の人に贈る場合の相場は、同僚なら3000~5000円、上司であれば5000~1万円と関係性によっても変わります。
出産祝いはサプライズでもマナーを守ろう!
喜んでもらうためにサプライズしたいとはいえ、マナーは守らなくてはいけません。
出産祝いのマナーもしっかり確認しておきましょう。
マナー1:贈る時期
まず、出産祝いを贈るのに注意しなければならないのが贈る時期です。
一般的には、ママと赤ちゃんが退院してから生後7日~1カ月の間とされています。
ただし、出産の状況により1週間以上入院することもあるので、退院した報告を受けてから贈りましょう。
生後2~3週間後であれば、退院しているケースがほとんどです。
また、多くのママはお宮参りをする生後1カ月くらいに内祝いの準備をします。
そのため、生後2~3週間後を目安に贈るのがベストな時期です。
マナー2:贈り方
出産祝いを直接渡す場合は、訪問しても大丈夫か事前に確認することが大切です。
退院はできても、すぐに普段通りの生活ができるとは限りません。
退院後でも体力が回復していないことや、帝王切開で傷の痛みが引いていないなどしばらくは休養が必要です。
直接渡す場合は、退院後1週間程度は避けてママと赤ちゃんの体調や時間にゆとりがある日を選びましょう。
ちなみに、訪問するのは「先勝」「大安」「友引」といったお日柄が良いとされる日を選ぶのがベストです。
とはいえ、決めていた日に自分の体調が少しでも良くないと感じた場合は、菌などを持ち込まないためにも訪問を避けます。
お互いのタイミングがなかなか合わない場合は、郵送で贈るという方法もありますよ。
マナー3:のしの選び方と書き方
どんなに親しい関係であっても贈り物をむき出しのまま渡すのは失礼なので、出産祝いには必ずラッピングをして、のしを付けます。
本来は、奉書紙という上質な和紙で贈り物を包み、水引で結んでのしを付けるのが正式な形です。
奉書紙でなくても、おしゃれな包装紙やリボンなどできれいにラッピングされていると、気持ちが伝わります。
水引やのしが印刷されている「のし紙」もあり、出産祝いに使用するのは紅白の蝶結びです。
水引の上部には、「御出産祝」「祝御出産」「御出産御祝」などの表書きを、下部にはやや小さめの文字で自分の名前を記載します。
商品券や現金を贈る場合は、のし袋や祝儀袋を使用してもかまいません。
名前などを記載するときは、万年筆やボールペンを使用すると失礼にあたるため、毛筆や筆ペンを使用します。
なお、薄墨は法事に使用するものなので出産祝いに使用するのはマナー違反です。
墨の色にも気を付けましょう。
出産祝いの品に困ったらカタログギフトもおすすめ!
たくさんの種類があるので、出産祝いはどれが良いのか迷って選べないという人も少なくないはずです。
そんなときはカタログギフトを贈るという方法もありますよ。
カタログギフトを贈るメリット
カタログギフトを贈るメリットはさまざまです。
例えば、贈った相手が自由に選べることは大きなメリットといえるでしょう。
「どんなものが欲しいのか」を直接聞ける関係だとしても、贈られる側は何でもうれしいと気をつかってしまいがちです。
カタログギフトなら相手も気をつかわず欲しかったり、必要であったりするものを選べます。
そのため、必要ないものを送らなくて済むことはメリットです。
出産祝いは、お祝いの気持ちを伝えるために贈るものですが、せっかくなら相手に喜んでもらいたいですよね。
カタログギフトなら好きなものを自分で探すため、選ぶ楽しみも一緒にプレゼントできます。
たくさんある品物を眺めながら、どれにしようかとわくわくする時間も贈れるのです。
贈る側にも予算に合わせやすいというメリットがあります。
価格帯が幅広いため、予算に合わせてカタログギフトとちょっとしたグッズを一緒に贈るということも可能です。
カタログギフトなら、贈る側にも贈られる側にもメリットがあります。
サプライズにおすすめのカタログギフトとは?
カタログギフトというと「通信販売のようなカタログを見て選ぶ」というイメージで、サプライズ感があまりないと思う人もいるのではないでしょうか。
実は、サプライズにぴったりな「おめでとSELECTION(おめでとセレクション)」というカタログギフトもあります。
おめでとSELECTIONは、一般的なカタログギフトとは異なり、絵本仕立てのカタログです。
絵本の物語が進むなかで品物が紹介されているスタイルで、カタログとしてだけでなく絵本にもなります。
さらに、ぬりえ知育ブックとクーピーペンシルがおまけで付いてくるのもポイントです。
選んだ後は、赤ちゃんへの読み聞かせに利用できますし、兄弟がいる場合はママと兄弟が一緒に楽しみながら選べます。
ちなみに、カタログの中身はファッション、テーブルウェア、インテリア、おもちゃなどバラエティに富んでいるため、きっと好みのものが見つかるはずです。
価格は5000~22000円(税抜き)までの5つのコースがあり、贈る側も予算に合ったコースを選べます。
カラフルでポップなカタログギフトは、出産祝いにぴったりですよ。
迷ったときは、カタログギフト「おめでとセレクション」がおすすめ!
贈り物は、相手の喜ぶ顔をイメージしながら選べばサプライズが成功しやすくなります。
「どんなものを贈ったら喜んでもらえるか」「今あったらうれしいものは何か」についても想像しながら選んでみてください。
心を込めて選んだ贈り物なら、気持ちが伝わるはずです。
候補がたくさんありすぎて選べないなど、商品に迷ったらソムリエアットギフトでおめでとSELECTIONなどのカタログギフトを贈ることも検討してみましょう。