親しい人の妊娠、出産報告は、こちらもうれしい気持ちでいっぱいになりますよね。
出産祝いに何を贈ろうかと考える時間も心躍る楽しい時間です。
特に、小さな赤ちゃんの洋服はどれもかわいくて、見ているだけで幸せな気分になります。
出産祝いに、ぜひとも贈りたい赤ちゃんの洋服ですが、どのような洋服が喜ばれるのでしょうか。
赤ちゃんの洋服の選び方やマナーについて紹介するので、参考にしてみてくださいね。
出産祝いで洋服が喜ばれる理由とは?
赤ちゃんの洋服は、出産祝いで喜ばれる定番ギフト。
なぜなら、赤ちゃんの洋服は毎日の生活の中で意外とたくさん必要となるからです。
生まれたての赤ちゃんは、仰向けで寝ていることしかできません。
それでも、思っている以上に赤ちゃんの洋服は汚れてしまいます。
赤ちゃんは、その小さな体に大人と同じ数の汗腺があり、大人以上に体温が高いため、とても汗をかきやすいのです。
そして、胃がまだ発達していないので、すぐに母乳やミルクを吐き戻してしまいます。
汗をかいたり吐き戻したりするたびに着替えるので、洋服は何枚あっても足りないくらいです。
赤ちゃんの洋服がたくさんあると、育児でバタバタしていて洗濯ができなくても安心ですよね。
赤ちゃんの洋服は、いろいろなデザインがありますが、親の好みだけだと似たようなデザインばかりを選んでしまいがちです。
出産祝いで、自分たちの好みとは違うデザインの洋服を贈られると、こういうデザインも似合うという発見につながります。
よほど奇抜なデザインでない限り、自分たちの好みと違うデザインの方がかえって喜ばれるかもしれません。
洋服をゼロからそろえるので、一人目の子だけでなく洋服は二人目以降の子でも喜ばれます。
おさがりばかりになる二人目以降の子は、新しい洋服を用意するきっかけがないので出産祝いで贈ってあげましょう。
赤ちゃん用の洋服の種類を知ろう
赤ちゃんの洋服は、「インナー」「アウター」「ジャケット」の3種類に大別されます。
どの種類の洋服も出産祝いでは喜ばれますが、贈る時期や季節によって必要な洋服も変わります。
さまざまなデザインがあって見た目では区別がつきにくいことがあるので、それぞれの用途を知っておきましょう。
#インナーの用途
インナーは、赤ちゃんが最初に着る肌に直接触れる肌着のことです。
丈が短めの短肌着、足までの長さがある長肌着は生後3カ月ごろまで着用します。
スナップボタン留めで足部分が2つに分かれるコンビ肌着は、足の動きが活発になる生後3カ月以降に便利です。
そのほかの肌着は、体にフィットするボディスーツ型の肌着、ロンパースがあります。
股下をスナップボタンで留めるタイプで、めくれ上がらないので活発に動く時期でもお腹が出ません。
前開きや肩開きといったさまざまなデザインがあり、夏場であればロンパース1枚で過ごすこともある人気の肌着です。
#アウターの用途
アウターは、肌着の上に着用する洋服です。
トップスとボトムスがつながった、つなぎ型のカバーオールが赤ちゃんの洋服の代表格。
裾が開いたベビードレスは、おむつ替えの回数が多い新生児期に着る洋服です。
スナップボタンの留め方で、カバーオールにもベビードレスにもなる洋服を、ツーウェイオールと呼びます。
首がすわってからは、かぶるタイプの洋服が着られるようになるため、トップスとボトムスで分かれた洋服も楽しめるようになるでしょう。
デザインが豊富なので、出産祝いとしても贈りやすいですね。
#ジャケットの用途
ジャケットは、赤ちゃんの防寒着。
トップスとボトムスがつながったつなぎ型のジャンプスーツなど、全身をしっかり覆うデザインが主流です。
フード付きや、もこもこ素材のジャンプスーツは、赤ちゃんが着るとぬいぐるみのようかわいく出産祝いとしても人気のアイテムです。
出産祝いでの洋服の選び方
ここでは、出産祝いに贈る洋服の選び方について紹介します。
選び方1:サイズ
出産祝いで洋服を贈る場合、どのようなサイズを選べばいいか迷うのではないでしょうか。
生まれてすぐの新生児期から、生後4カ月目ごろまでは50~60cmサイズを着ることが多いでしょう。
しかし、赤ちゃんの成長は早いため、50~60cmサイズだとすぐにサイズアウトしてしまうかもしれません。
また、生まれてすぐに着ることになる50~60cmサイズの洋服は、パパママが自分たちで多めに用意していることもあります。
出産祝いに贈るサイズとしては、生後7カ月から1歳ごろに着用する70~80cmサイズがおすすめです。
長く着られるように少し大きめのサイズを選ぶ場合は、着用する季節を考えて選びましょう。
生後半年前後が着用時期目安の70cmサイズは、夏生まれなら冬物、春生まれなら秋冬物など、生まれた時期の半年後に着る服を選ぶイメージです。
また、一口で80cmサイズといっても、ブランドによって微妙に大きさに違いがあります。
購入時に、「大きめの作りか」「小さめの作りか」を聞いておくとよいでしょう。
海外製品は、サイズが「80」などの身長表記ではなく「6M」などの月齢表記の場合があります。
ブランドによって目安にするサイズが違うので、迷う場合はショップの店員さんやカスタマーサービスにサイズ感を問い合わせてみましょう。
選び方2:素材
赤ちゃんの肌は、大人の3分の1程度の薄さしかありません。
その分、とてもデリケートなので肌に負担を掛けない素材の洋服が出産祝いには向いています。
パパママも赤ちゃんの肌に直接肌に触れる洋服の素材にはこだわるため、出産祝いとして贈る場合もオーガニックコットンや綿100%などの肌に優しい素材を選びましょう。
素材のほか、染料や縫製が肌への刺激とならないかどうかもチェックしておくと、出産祝いとして安心して贈れます。
特に、赤ちゃんの肌に直接触れる肌着は、赤ちゃんのデリケートな肌の負担にならないように縫い目やタグが外側になっています。
そういった配慮がされているかを確かめて洋服を選ぶとよいでしょう。
選び方3:色やデザイン
洋服は、赤ちゃんの性別に合わせた色やデザインのものを選びましょう。
生まれたての赤ちゃんは、見た目だけでは男の子か女の子かなかなか見分けがつきません。
そのため、パパママは洋服で性別を分かりやすくする傾向にあり、女の子らしい洋服や男の子らしい洋服が好まれます。
#女の子の場合
ピンクやオレンジといった暖色系のカラーが喜ばれます。
そのほか、かわいいだけでなくおしゃれな印象のパステルカラー、シックでスタイリッシュなネイビーなどの落ち着いたカラーもおすすめです。
イエローのような中性的なイメージのカラーは、花柄やドット柄といった女の子らしい柄やレースやフリルといったデザインを選びましょう。
#男の子の場合
寒色系のカラーのさわやかなブルーや元気なグリーンが男の子らしくておすすめです。
車や飛行機といった乗り物や、恐竜などをモチーフとした洋服も人気。
特に、イエローのような中性的なカラーの場合は、柄やモチーフで男の子らしく仕上がっている洋服を選びましょう。
選び方4:名入れの有無
出産祝いを購入するショップによっては、洋服に名入れをしてくれることがあります。
名前を入れることで特別感が増すので、出産祝いには名入れを検討してみましょう。
「赤ちゃんの名前をきちんとおぼえていてくれた」という点でもパパママに喜ばれますよ。
名入れを行う場合、2点注意したいことがあります。
1つ目は、名入れする名前を間違えないようにすることです。
漢字やひらがな、ローマ字など、名入れする文字の種類はショップによって異なります。
漢字を選ぶ場合は、似た漢字と間違えることがないように気を付けましょう。
ローマ字表記の場合、「シ」を「si」とするか「shi」など、パパママのこだわりがある場合もあります。
名前の漢字、読み方、綴りはしっかり確認しておきましょう。
2つ目は、アウター類に名入れをする場合は、名前そのままでなくイニシャルにするなどして防犯上の配慮をすることです。
人目に触れやすいアウターに名前を入れることは、第三者に名前が知られてしまうので注意が必要です。
二人目以降の出産祝い選びでのポイント
二人目以降の子どもへの出産祝いは、上の子にも配慮してあげましょう。
入院中のママとしばらく離れていたり、パパママが赤ちゃんに付きっきりになってしまったり、上の子は少し寂しい思いをしているかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんに対する出産祝いだけでなく、上の子に宛てたプレゼントも一緒に贈ってあげたいですね。
兄弟姉妹で一緒に着られるような、おそろいの洋服をプレゼントするのもおすすめです。
年齢差がある場合は、デザインや色などをリンクさせた洋服を一緒に贈りましょう。
兄弟姉妹が多く、全員に洋服を贈るのが予算の都合上難しい場合は、赤ちゃんに贈る洋服と同柄の靴下やヘアアクセサリーなどのファッション小物を贈るのがおすすめです。
何かしらのおそろいアイテムを使って兄弟姉妹でリンクコーデができれば、家族で出かけるのを楽しみにしてくれそうですね。
出産祝いの相場もチェックしておこう
出産祝いの洋服は、どれくらいの金額のものを選べばよいのでしょうか。
出産祝いの相場を紹介します。
自分の兄弟姉妹へ贈る出産祝いは、1万~3万円が相場です。
親戚や友人に贈る出産祝いの相場は5000~1万円が相場ですが、日ごろの付き合いや関係性で予算額を決めればよいでしょう。
例えば、たまに会う程度の友人であれば5000円、日常的に親しい友人なら1万円という決め方です。
親戚に贈る出産祝いも、日ごろの関係性で金額を決めてもよいでしょう。
ただし、親世代から決まっている親戚同士でのお祝いに関するルールがある場合もあります。
また、親戚の場合は親兄弟もお祝いを用意しているかもしれないので、まずは親兄弟に出産祝いについて相談してみましょう。
仕事関係者に出産祝いを贈る場合の相場は3000~1万円です。
同僚であれば5000円まで、上司や先輩であれば5000円~1万円で考えましょう。
会社の同僚や友人に連名で出産祝いを贈る場合、全員分の合計が1万~3万円程度、一人当たりの金額が3000~5000円程度が相場金額です。
参加人数が多かったり、お付き合い程度の仲であったりする場合にはもう少し金額が下がる傾向にありますが、それでも一人当たりの金額1000円以上を目安にしましょう。
出産祝いで贈る洋服ブランドのおすすめを紹介!
出産祝いで喜ばれる赤ちゃんの洋服は、やっぱりブランドアイテム。
出産祝いとして人気の5ブランドを紹介します。
まずは、ベビー用品の老舗ブランド「familiar(ファミリア)」です。
白いクマのキャラクターが洋服にもたびたび登場します。
取り扱う洋服の種類も多いので、コーディネートして出産祝いにするのもおすすめです。
かわいいデザインが特徴の「NIVA (ニヴァ)」は、ドレスやデイリー使いできる洋服、フォーマルなど幅広くそろいます。
人と被りたくないときにおすすめのブランドです。
「Ralph Lauren Baby(ラルフローレン ベビー)」は、シンプルデザインながらおしゃれな洋服が多いです。
カジュアルなデイリーウェアとしてはもちろん、ちょっとしたお出かけの際のおしゃれ着としても使えます。
「Petit Bateau(プチバトー)」は、子どもの肌着メーカーとして誕生したフランスのブランドかつシンプルで動きやすいデザインが特徴的です。
出産祝いとしては、やっぱり肌着を選ぶのがおすすめ。
最後に紹介するのは、100年以上続くアメリカのブランド「CARTER’S(カーターズ)」です。
日本製とは一味違うデザインが特徴で見ていて楽しくなるようなアメリカらしいデザインは、他の洋服と被らずに赤ちゃんのおしゃれの幅を広げてくれるでしょう。
カタログギフトも選択肢の1つ!
出産祝いに赤ちゃんの洋服を贈ると決めても、パパママの好みやサイズのことを考えると迷ってしまってなかなか決められないかもしれません。
どうしても決められない場合には、カタログギフトという選択肢もあります。
カタログギフトは、受け取った相手が好きなものを選ぶことができるので、出産祝いを贈りたい相手の趣味がわからなくても安心して贈ることができます。
出産祝いを受け取ったパパママも、自分たち好みのデザインの洋服や用意したものに足りない洋服を的確に用意できるので喜んでくれるでしょう。
カタログギフトにもさまざまな種類があり、「おめでとSELECTION」といった出産祝い専用のカタログギフトもあります。
出産祝い専用のカタログギフトなら、赤ちゃんの洋服はもちろん、インテリアやテーブルウェアなど、これからの育児に必要なアイテムも選ぶことができるのが特徴です。
さらに、カタログ自体も絵本仕立てになっていたり、塗り絵セットが付いていたり、二人目の出産祝いにすると上の子も楽しめるようになっています。
選ぶのも楽しいベビー服!着せる日が楽しみといってもらえるベビー服を選ぼう!
出産祝いに洋服を贈るなら、パパママも赤ちゃんも喜ぶものを選びたいですよね。
デザインやサイズ、素材などといった選び方がありますが、たくさんあってなかなか選べないときは、カタログギフトも検討してみましょう。
ソムリエアットギフトでは、出産祝い専用のカタログギフト「おめでとSELECTION」も用意しています。
出産祝い専用のカタログギフトなら、パパママが本当に欲しいものを選べるのでおすすめです。