社会人になったらもらう機会が多い就職祝い。お返しをするのか悩むことも多いかもしれませんが、お祝いのお返しをする場合には、しっかりとマナーを守って贈りましょう。この記事では、就職祝いのお返しにおすすめのギフトの中から“グルメ”に焦点を当てて、もらって嬉しいグルメギフトを紹介します。
就職祝いのお返しをする前におさえておきたいこと
社会人になる前に、就職祝いのお返しを贈る前に知っておきたいマナーについて解説していきます。
品物に掛ける熨斗(のし)の種類は?
就職内祝いとして品物を贈る場合には、熨斗をかけて贈るのがマナーです。一般的に就職祝いへの内祝いは必要ないとされています。それは「子供の成長に伴ったお祝いへのお返しは不要」とされているからです。また就職祝いはこれからの新生活に役立てて欲しいという意味もあるので、お返しは不要とされています。
その為、のしには「御礼」と書くのが良いでしょう。水引の下には自分の名前を書きます。就職祝いのお返しに掛ける熨斗については、以下の記事で詳しく説明しています。
就職祝いのお返しを贈るタイミングは?
就職祝いへのお返しを準備する場合は、初任給や初めてのボーナスを頂いたタイミングで贈りものを用意すると良いでしょう。一般的にお祝いを頂きお返しをする場合は、1ヶ月以内にお返しをするのがマナーとされていますが、収入のない時期にお金をかけてお返しをしてしまうと、相手に気を遣わせてしまう場合があります。新生活を応援してくれた人へ「初めてのお給料で買いました」という報告を兼ねて贈ることも出来るので、お給料を頂いた時期に贈ると良いでしょう。
お返しの金額相場は?
就職内祝いを贈る場合の相場は、頂いたお祝いの半分~3分の1とされています。初任給でのお返しなので、相場通りでなくても気持ち程度の品物を選んでも良いでしょう。
就職内祝いにはグルメギフトがおすすめ!
就職内祝いには、グルメやお菓子などの食べ物のプレゼントがおすすめです。食べ物のギフトだと、相手に気を遣わせることなく気軽にプレゼント出来ることが人気の理由です。
就職内祝いは本来は贈らなくても良いとされているギフトなので、食べると消えてなくなってしまう、いわゆる“消えもの”のギフトは、こういったお祝いのお返しに最適です。詰め合わせ内容によっては相手に気を遣わせることなく受け取ってもらえるのでおすすめですよ。
グルメギフトが喜ばれる理由
グルメのギフトが喜ばれる理由は、先程も言ったように消えてしまうので気を遣わせることなく贈ることができるということです。あとに残るものだと、「高価なものをもらってしまった」と相手に気を遣わせてしまうこともあります。
他にも、受け取った人だけではなく、その家族みんなで楽しめるものであるということです。“おいしい”という時間を共有できるので、モノだけではなく幸せな時間や贅沢な時間をプレゼントできることも喜ばれる理由です。
就職祝いのお返しには「ありがとう」の言葉を添えて
普段から会える距離にいる人にはもちろんのこと、遠方に住んでいてなかなか会えない祖父母や親戚の人に、手紙やメッセージカードなどで感謝の気持ちとともに「これからもがんばります」の言葉を贈りましょう。楽天市場などの大手通販サイトで内祝いを購入すると、こちらから写真のデータを送るだけでおしゃれな写真入りメッセージカードを作成してくれるお店や、専用サイトにアクセスすれば、自分で自由にオリジナルのメッセージカードを作成できるお店もあります。入学式や入園式での自分の写真と、贈りたい人への感謝の気持ちを書いた文章で、素敵なメッセージカードを作成できますよ。お返し専用の定型文やテンプレートを用意してくれているところもありますが、自分の言葉でありがとうを伝えたいですね。
感謝の気持ちを伝える♪就職内祝いにおすすめのグルメギフトを紹介!
就職のお祝いは、主に年上の人からもらうことが多いでしょう。今回は、年配の人に喜ばれる和食のグルメを中心に、特別な時間を過ごせるグルメギフトを紹介します。
年配の人におすすめのグルメ
歴史ある京都の老舗料亭「下鴨茶寮」のふりかけのセット。一般的なふりかけとは少し違って、がごめ昆布や、卵かけ昆布のギフトセット。厳選された昆布の他に、干しエビや山椒が絶妙なバランスで調和されていて、ひとつひとつの具がしっかりと味わえるので、食べごたえも抜群。ミネラルたっぷり、栄養たっぷりでご飯が止まらなくなりますよ。卵かけご飯の醤油の代わりにこのふりかけをかければ、甘辛く味付けされた昆布がご飯と卵に染み込んで、上品な卵かけご飯の完成です。
こちらは京都の割烹料理「祗園又吉」が監修した、素材のうま味を活かした4種類の西京漬けのギフトです。伝統の西京味噌の上品なコクと、まろやかな甘みがご飯によく合います。からすがれいやさわら、高級魚の金目鯛、さらには紅鮭まで。
京の伝統ある食文化を食卓で感じることができますよ。
梅干しもまた、年配の人へのギフトで喜ばれるのギフトです。昔ながらの親しんできた味なので、両親への贈りものにぴったりです。高級梅干しとしても知られる日本一の梅の里・和歌山の南高梅「至宝」。一粒ずつ個包装された梅干しからも高級感が漂います。日常の中で贅沢な時間を味わってもらえるプレミアムなギフトです。
年配の人へのギフトなら、華やかさをおさえた落ち着いた可愛さが光る京洛辻が花のお茶漬けとお吸い物のギフトセットがおすすめです。お花の形をした最中の中には、紅鮭や梅、京野菜の九条ネギを使用するなど京料理ならではの繊細な味わいを楽しむことが出来ます。愛らしい花の形の中にも、繊細な贈りものにぴったりです。
ご飯好きにはたまらない贅沢グルメギフト
ご飯のお供ギフトの定番、海苔のギフト。塩むすびにうめ味の海苔、しらすや伊勢海老入りの海苔にわさびなど、のりの風味でおにぎりの味が変わるのが魅力です
ほっかほかご飯に巻いて食べる海苔ごはんも絶品ですが、お昼に食べることを想像しながら、朝に準備をした海苔巻きおにぎりを食べる瞬間に、この海苔のギフトの贅沢な味わいを改めて感じることが出来るでしょう。
三代目肉工房松本秋義の看板商品のまっくろ煮豚の醤油ダレは、甘すぎず、辛すぎずない絶妙なバランスのタレです。中までしっかり味が染み込むように調理された、とろけるような煮豚の味わいが、ほっかほかのご飯と絡み合います。煮豚の上に卵を乗せて、卵の黄身と溶け合う醤油ダレがご飯に染み込む瞬間は、目が離せませんよ。
このお茶漬けのプレゼントは、お茶漬け海苔をさっとご飯にかけるのとはわけが違います。鯛を、鮭を、ホタテを、そのままご飯に乗せて頂く贅沢生茶漬けのギフトです。シンプルな日常を上質なものにする海鮮生茶漬け。お茶漬けなど、ご飯の〆にさっと食べるいわゆる「手抜き料理」とされるお茶漬けが、その日のご飯の中で一番贅沢な食事に変わります。金目鯛をお茶漬けで食べるなんて贅沢、この商品でしかできませんよ。
親戚に贈りたいおしゃれなグルメギフト
北海道の大自然を堪能できるグルメギフトは、おしゃれなグルメギフトを贈りたいときにぴったりです。北海道のにんにくや野菜をふんだんに使ったクリーミーなディップソースのギフト。野菜に、パンに、お肉に。そのままつけるだけ。「こんな美味しいソース、今まで食べたことがない」と言ってもらえる絶品ソースです。
砂糖や生クリームの甘さではなく、自然の甘さを感じることができる贅沢ギフトもプレゼントに人気です。自然界が作った上品な甘さのはちみつは、健康や美容を気遣うお母さんに喜ばれること間違いなしですよ。はちみつのギフトは、自分で買うには高価で贅沢なアイテムなので、手土産に持参するととても喜ばれます。忙しい家事の合間のホッとひと息ついた時間に、日本にたった2%しか流通してない希少なハンガリー産のアカシア蜂蜜で贅沢な時間を過ごしてもらいましょう。
悩んだら好きなものを選んでもらえるカタログギフト!
おいしい時間を贈れるグルメギフトの問題点は、賞味期限が短いナマモノが多いということ。プレゼントしたいけれど、ナマモノは逆に迷惑になってしまうかも…という問題を解決してくれるのが、カタログギフトです。カタログギフトは、就職内祝いの他にも、出産内祝いや入学祝いのお返しにも人気です。グルメに特化したカタログギフトなら、自分の好きなタイミングで自宅に届くので、お肉や魚などのナマモノでも気軽に選んでもらえます。その上カタログギフトから今食べたいものを選んでもらえるので、「欲しいものではなかった」という心配もありません。カタログギフトの種類も豊富で、お肉専用のカタログギフトや日本のグルメを集めたカタログギフト、有名店のスイーツが選べるカタログギフトもありますよ。
以下の記事で、就職内祝いにおすすめのカタログギフトを紹介しています。
「おいしい」の時間を贈るグルメギフト
グルメやお菓子のプレゼントは、品物をプレゼントしたときの喜びと、家族で楽しめる“時間”をプレゼントできる素敵なギフトです。人が幸せを感じる時間は、おいしいものを食べている時間。「就職おめでとう」という応援の意味を込めて贈ってくれたお祝いに対して、喜んでもらえるギフトでお返しをしたいですね。