結婚や出産、新築、退院のお祝いなど、人生の節目に訪れるお祝いごと。それは、季節限らずやってきます。お祝いをもらうと、内祝いをお返しするのはマナーです。内祝いは早めに贈らないと…と思っていても、年末年始にかかる場合はどのようにすればいいのか、悩む人も多いハズ。係なく渡すほうが良い?それとも年が明けてから?今回は、そんなちょっとした疑問ですが、とっても気になる年末年始の内祝いの贈り方についての疑問を解決していきます。
内祝いはいつまでに贈るのが良い?
結婚や出産、どんなお祝いをもらった場合でも、内祝いを贈るタイミングは1ヶ月以内が目安です。結婚の場合、結婚式に参列した人には直接引き出物を渡すので問題ありませんが、参列していない人からお祝いをもらった場合は、できるだけ早めにお返しをするのがマナーです。
出産の場合は、1ヶ月以内にとはいかないこともあります。産後に体調が優れなかったり、慣れない新生児のお世話で慌ただしく過ぎてしまう場合もあるでしょう。出産内祝いが遅れそうな時は、お礼状を先に送ったり電話やメールでお礼の連絡を入れておきましょう。また、その上で、内祝いを贈る際に、ひとことお詫びをメッセージカードに記しておいても良いですね。
年末に内祝いを贈るのはOK?
出産が年末になった場合は、年内に内祝いを準備することはなかなか難しいかもしれません。年末のバタバタに加え、新生児との新しい生活に追われます。こういった場合は、新年の挨拶と一緒に内祝いを贈っても問題ありません。しかし、10月や11月に出産を迎えお祝いをもらった場合は、できるだけ年内に内祝いを渡すことが望ましいです。たとえ一ヶ月前のことであっても、年を越してしまうと、「ずっと前の出来事」のように思うことってありますよね。お祝いをくれた人にも、同じ印象を与えてしまうので、そういった場合は年内に贈る事を心がけたほうが良さそうです。
年末年始に気をつけたい内祝いの贈り方
年末年始に内祝いを贈るタイミングを迎えてしまう場合、新年の挨拶と一緒に贈っても問題ないのですが、気をつけなければいけないことがあります。それは、郵送で内祝いを贈る場合です。もちろん、先ほども挙げたとおり、年内に渡したい場合で手渡しできない時は、ギフト専門の通販サイトで内祝いの品を注文し、郵送手配をするのもひとつの方法です。しかしながら、年末に郵送で届けることをよく思わない人もいるようです。それは、お歳暮やおせち、クリスマスギフトの配送で慌ただしい中で、内祝いを郵送することが失礼だと感じるからでしょう。確かに、大晦日や元日にわざわざ合わせて贈ることは、避けたほうがよさそうですね。どうしてもそうなってしまう場合は、事前に贈ることを連絡しておくとトラブルは避けられそうですね。
冬にはどんなギフトがおすすめ?
冬におすすめのギフトには、寒い季節ならではの温かさやリラックスを感じさせてくれるものが喜ばれます。贈る人に心地よいひとときをもたらすアイテムが特に人気です。家族で囲むお鍋料理や、ほっと一息つきたいときに楽しめるコーヒーや紅茶のギフト、そんな飲み物に合う焼き菓子も人気です。冬に贈るプレゼントは、寒い季節に温かさを届けることができるアイテムが多く、贈る人ももらう人も嬉しい気持ちにしてくれます。相手の好みや生活スタイルに合わせて、心温まるギフトを選んでみてくださいね。
内祝いを贈るときにおさえておきたいマナー
お祝いに対して贈る内祝い。内祝いには熨斗や包装紙など、最低限おさえておきたいマナーがあります。以下の記事では、内祝いにおさえておきたいマナーについて記載しています。品物を選ぶ前にチェックしてみてくださいね。
心もからだもあったまる♪冬に喜ばれる内祝いギフト特集
ここでは、年末年始の寒い時期に喜ばれる内祝いを紹介します。ここで紹介する品物の予算は、内祝いの金額に多い2500円~5000円に設定しました。定番ギフトから冬ならではのギフトまで、上手に選んで感謝の気持ちを贈りましょう。
タオルギフト
タオルギフトは内祝いの定番です。季節を問わず喜ばれます。寒い季節に贈る場合は、大判のバスタオルや肌触りのしっかりしたタオルを選ぶと喜ばれるでしょう。
ふわふわな肌触りといえば今治タオル。今治タオルの中でも、やさしいたおるは、ふわふわの肌触りがピカイチです。透き通った白のタオルギフト。白は、新しい始まりの色です。新年の始まり、新しい命のはじまりを報告する意味でも、出産内祝いにふさわしいギフトです。
今治で産まれた極上タオルもまた、肌触りは負けていません。
タオルの分厚さはその名の通り、極上です。どの価格のタオルも木箱に入っているので、品格のある内祝いを贈りたい場合、例えば年配の人への内祝いに極上タオルを贈ると、上品な印象を与えることができそうです。
ハムのギフト
年末年始の贈りものといえば、ハムギフトでしょう。お歳暮で大人気商品のハムは、内祝いを贈るタイミングが年末年始になる場合にはピッタリの贈りものです。
年末年始に贈る内祝いでは、ちょっと珍しいハムギフトが喜ばれますよ。最初におすすめするのは、こちらは、静岡県で産まれたハムギフト。まっくろ煮豚とまっしろ煮豚。名前のインパクトもさることながら、見た目もまたインパクトは絶大です。日本人の味覚に沿った丁寧な味の煮豚は、2種類の味わいを楽しむことができます。お正月にピッタリのハムのギフトです。
有名ハムメーカー「伊藤ハム」の伝承ギフト。家族みんなで楽しめるローストビーフやウインナー、焼鶏など、バラエティ豊かなセットが楽しめるギフトです。
熟成肉で有名な格之進。肉のメーカーで有名な格之進の渾身のハンバーグセットです。熟成肉のお店ならではの肉の旨味や甘みをじっくりと堪能できる贅沢なハンバーグ。一般的には肉の端材を使用して作られることの多いハンバーグですが、格之進ではお肉のプロがハンバーグのためだけに肉を選び、その都度配合などを微調整しています。格之進のハンバーグは、ソースなしでも十分に楽しめるのが魅力です。子供から大人まで、みんな大好きなハンバーグ。これだけで晩ごはんの逸品になる贅沢グルメです。
焼き菓子セット
親戚が集まる場面で楽しんでもらえるスイーツギフトもまた、年末年始にもらうと嬉しい内祝いギフトです。人がたくさん集まる機会といえば、お盆やお正月。子供たちもいる場合、お菓子はいくつあっても困りません。フェナンシェやマドレーヌ、タルトにクッキーなど、冬の寒い時期に贈る内祝いでは、カップケーキやミニケーキなど、ずっしりした焼き菓子ではなく、こういった軽く食べられる焼き菓子が好まれます。大人数でいるんな種類を食べてもらえる焼き菓子アソートは、どれにしようか選ぶ時間も楽しくなるし、会話に花も咲くでしょう。
こちらはハリネズミが贈るスイーツギフト。
オレンジやフランボワーズ、りんごなどのフルーツと一緒に焼き上げられたタルトで贅沢なお正月を過ごせそうですね。
シーキューブのハッピーアソートの「焼きティラミス」は、鼻から抜けるほんのり香るコーヒーと、マスカルポーネチーズの意外過ぎる味わいが特徴です。初めて口にするテイストに、気分も盛り上がること間違いなしです。他にも、まるでおかきのようなカリカリのチーズクッキーやひとくちサイズのシーキューブオリジナルクッキーなど、バラエテイ豊かなギフトセットです。
お正月の気分にひと息いれる洋菓子スイーツです。さっくさくのクッキーの間のキャラメルの食感は、ほろ苦い味わいでも子供に愛される食感です。キャラメルの味を引き立てるまろやかなミルクチョコレートが、お正月気分を更に盛り上げます。
ホットドリンク
寒い季節の贈りものといえば、あたたかい飲みものが思い浮かびます。ホットドリンクの定番、コーヒーギフトは、大人のティータイムには欠かせません。
ちょっと上品なコーヒーギフトを贈りたい人には、ホテルのコーヒーをおすすめします。名門ホテルブランドの名をを背負ったコーヒーギフトは、義理の両親への内祝いにオススメです。格を上げる内祝いのギフト。新年のご挨拶と一緒に渡す内祝いにピッタリです。
スターバックスのコーヒーギフトは、お家で簡単にスターバックスのコーヒーを堪能できるギフトです。ドリップタイプなので、本格的なコーヒーを楽しむことができます。親戚が集まるお正月のティータイムに楽しんでもらえそうですね。
こちらは、おしゃれなボトルが特徴のパウダーコーヒーの贈りものです。INIC=It’s Not Instant Coffee。INICコーヒーの本格的な味わいは、この名前が物語っています。微顆粒なので、淹れたての香りはまるでアロマのような香り。芳醇なこのコーヒーのアロマは、コーヒーが好きな人に贈ってみたい贈りものです。厳選したアラビカ豆を100%使用したパウダーコーヒーが入っているボトルも、キッチンに出しっぱなしにしておきたくなるほどキュートですね。
お鍋のギフト
寒い季節の定番といえば、鍋!寒い季節にぴったりの、あったか鍋ギフトを紹介します。グルメの宝庫、博多のもつ鍋店・若杉のあっさり醤油味のもつ鍋ギフト。食べやすい小腸のみのホルモンで、クセのない味が特徴です。実家の両親や親戚への内祝いに持参して、一緒にお鍋を囲んで楽しむのもいいですね。博多の本場の味と一緒にお祝いの気持ちをおすそ分けしましょう。
福岡に本店を構える「博多華味鳥」の代表的なメニューのひとつの水炊きのセットです。このギフトは、吟味されたスープと九州の銘柄鶏である華味鳥の厳選されたお肉に、料亭特製のつくねなど贅沢な具材がセットになっています。水炊きのスープは、鶏ガラと鶏を重ねてじっくり炊き出した独自の「鶏かさね炊き」で、味わい深いコク旨スープに仕上げられています。キャベツやきのこ、白菜に長ネギなど、好きな野菜と一緒に贅沢な時間を味わってもらえるでしょう。
渡す日にちに気をつけて内祝いを贈ろう
お祝いのお返しをする機会は、季節問わず訪れます。それでも、季節に合わせた内祝いを贈ると大変喜ばれますし、センスの良い贈りものだと思われるでしょう。特に年末に贈る内祝いには、贈りものの種類のほかにも渡すタイミングに気を遣わなければいけません。郵送の場合は届ける日にち、手渡しで渡す場合は訪問する日にちやタイミングに気をつけ、「年末の忙しい中ごめんね」と配慮のあるひとことも忘れずに。今後も良い人間関係を築いていくために、喜ばれる品物を上手に選んで気持ち良い年末年始を迎えましょう。