結婚祝いや出産祝いで高額のお祝いを頂くことがあるでしょう。お金として現金でもらうこともありますが、品物として高額なお祝いをもらったら内祝いに何を贈ろうか悩んでしまいますよね。そもそもお返しをするべきなのかも迷ってしまうことでしょう。今回は、そんな「高額のお祝いをもらった時のお返し」について解説していきます。この記事では、予算を10000円に設定し、内祝いの品物の選び方やおすすめのアイテムを紹介します。高額だからこそ、相手に感謝の気持ちがまっすぐ伝わるように、絶対外さない品物を上手に選びましょう。
最終更新日:2022年7月15日
内祝いの一般的な相場は?
一般的に、内祝いの相場はお祝いの金額で決まります。
内祝いは、頂いたお祝いの半分から3分の1の金額の品物を選びます。
例えば1万円のお祝いを頂いた場合、3000円~5000円の品物を選びます。
あくまで一般的な相場なので、場合によってはお返し自体をしない場合もあります。
高額なお祝いをいただいた場合は、半額以上をお返しすると逆に失礼にあたる可能性もあるので、そういった場合は3分の1の金額の品物をお返しします。
例えば、3万円のお祝いを頂いた場合は、1万5千円ではなく、6000円~8000円程度の内祝いを贈ります。
また、両親や祖父母など、身近な親族からお祝いを頂いた場合、「お返しはいらないよ」と言われることもあるでしょう。その場合は、お言葉に甘えてお返しをしないこともあります。
それが職場の上司であったり、自分との関係が深くない人から言われた場合は、社交辞令の場合がほとんどなので、しっかりと内祝いの品物で感謝の気持ちを伝えましょう。
内祝いの予算を考える時は、相手との関係性を十分に考慮して、内祝いの品物を準備するかどうかを考える必要があります。
職場の仲間から〇〇一同としてお祝いを頂いた場合、一人あたりの金額が500円~1000円程になる場合があります。
その場合は、一人ひとりに返礼品を用意するのではなく、まとめて大容量のスイーツギフトなどを購入して、職場で分けてもらうようなお返しの方法もあります。
内祝いの金額の目安や相場については、以下の記事で詳しく説明しています。
予算1万円で内祝いを探すケースは?
内祝いの相場を踏まえて考えると、予算1万円で内祝いを用意するケースは、3万円~5万円のお祝いを頂いた場合ということになります。
先ほども説明したとおり、高額なお祝いをいただいた場合は3分の1程度をお返しするので、3万円や5万円をいただいた場合は1万円程度の予算で内祝いを贈る場合が多いのです。
3万円というと、結婚や出産のお祝いで親戚など親しい間柄の人から頂く金額です。
結婚式のご祝儀でも多い金額ですね。
3万円の3分の1は、9000円になりますが、きっちり3分の1である必要はありません。
3万円のお祝いに対するお返しは、一万円~15000円がマナーの範囲内なので、1万円の予算で内祝いの品物を用意するのは妥当であると言えます。
予算1万円で贈る内祝いの選び方
1万円は、高額とまではいきませんが、決して安くない金額です。
そんな1万円の予算での内祝いの選び方を解説していきます。
自分で購入しないような品物を選ぶ
予算1万円という高額な品物を選ぶポイントは、自分で購入しない品物を選ぶということです。
食べ物で言えば、お取り寄せグルメなどが人気です。
お菓子のギフトセットは高くても5000円程度になるので、3000円や5000円では到底購入できないちょっと贅沢な気分を堪能できるグルメのギフトを選んでみましょう。
きっと大変喜ばれますよ。
人間の生活に食事は欠かせません。
特に日本人はお米を毎日食べます。ご飯のお供のギフトは、誰もがもらって嬉しいギフトですね。
おすすめのご飯のお供のギフトについて、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
高級感があるものを選ぶ
予算1万円で品物を贈るなら、高級感のあるものを選びましょう。
1万円の予算なら、家電の中でもケトルなどが購入できます。
ケトルでも、機能性重視のものももちろん良いですが、リビングに置いておくだけでも画になるような、見た目を重視したおしゃれなケトルは自分でなかなか購入しようと思わないアイテムなので、もらうと嬉しい贈りものになるでしょう。
コーヒーやお茶を淹れるのが楽しみになるケトルです。
他にも、料理をする人には、料理が楽しくなるようなお鍋のギフトもおすすめです。オシャレでいて、ちょっと高見えするギフトを選びましょう。
質を追求する
最後のポイントが、「質を追求する」ということです。
食品のギフトでいうと、使われている素材にこだわったものや特別な原料を使用しているものは、贅沢な気分を味わうことが出来ます。
他にも、タオルギフトの場合はオーガニックコットンを使用していたり、通常とは違う糸を使用して特別な織り方をしているといったように、見た目のデザイン性よりも上質なものを選びましょう。
タオルのギフトは、サイズが大きくなると値段も高くなります。
1万円でバスタオルを購入するのではなく、1万円で上質なフェイスタオルを購入するといったように、“質”にこだわった贈りものを選んで、贅沢気分を贈りましょう。
予算1万円で何を選んだら良い?
ずばり予算1万円での内祝いのアイテムは、グルメギフトや家電、雑貨、カタログギフトを贈りましょう。
まずグルメギフトで探すなら、高級なお肉を贈ることが出来ます。
普段食べることがないような高級なお肉のギフトは、家族で喜ばれること間違いなしです。
ただし、お肉などのナマモノを贈る場合は、贈る相手に事前に連絡を入れておきましょう。
相手の都合を確認して届ける日を連絡すると、より丁寧で親切ですね。
賞味期限が短いものや、保管場所を選ぶような品物を突然相手に贈ることは、大変失礼な行為になるので注意しましょう。
また、こだわりのフルーツを使ったギフトも喜ばれます。
和歌山県産のフルーツを使った「フルーツコンポート」は、食べやすく、長く保存できることから美味しく気兼ねなく送れるフルーツギフトとして人気です。
小さいお子様がいるご家庭への内祝いにもおすすめですよ。
家電や雑貨で1万円の品物なんて何を買えば良いのだろう…と思うことでしょう。
例えば、日常的に使用するものでも、それが電動になれば、高級感を感じることが出来ます。
さらにその機能が大変優れていると、喜びを通り越して感動も与えられるはずです。
自分では1万円で決して購入しないような、高級雑貨を贈ってみるのもおすすめです。
少しだけ予算をオーバーしてしまいますが、内祝いの贈りものにピッタリの、のし紙がデザインされたラッピングがかわいい贈りものもおすすめです。
料理を作ることが好きな人へ、まな板が変わるだけで料理の出来上がりに差を感じられるギフトです。
カタログギフトというと、3000円や5000円の価格でよく選ばれるアイテムですが、1万円の予算でも、カタログギフトは大変おすすめです。
1万円の価格帯になると、低価格帯では掲載されていない、エステや旅行、クルーズディナーなどの体験型のギフトや、高級グルメが多数掲載されています。
相手に本当に欲しいものを選んでもらいたいという人へは、内祝いの定番でもあるカタログギフトがおすすめです。
長く使ってもらえる上質なアイテムを贈ろう
予算1万円で内祝いのアイテムを探すと、商品券などの金券の他にも“ちょっといいもの”を贈ることが出来ます。
選ぶ品物によっては、高級なものを贈ることが出来ます。
食品の贈りものを選ぶのなら、贅沢な時間を楽しんでもらえるグルメのギフトを贈りたいですね。
あとに残るものを選ぶのなら、長く使ってもらえるアイテムを選びましょう。
「もらったけれどもどこで使えば良いのかわからない」と思われないように、すぐに使ってもらえるような実用的なアイテムを贈りましょう。
贈る相手の好みを事前にリサーチしておくと、ピンポイントに欲しいものを贈ることが出来るのでおすすめです。
親しい友人には趣味に合ったものを贈ると、より喜ばれますよ。
メッセージカードを添えると、より丁寧なギフトになります。
楽天市場などの通販サイトで内祝いのアイテムを上手に選んで、しっかりと感謝の気持ちを伝えたいですね。