外出自粛中のお祝いごとは相手への配慮が大切
出産祝いを始め、結婚祝いや新築祝い、新型コロナが猛威を奮っていた2月から4月の間は卒業祝いや入学祝いなど、お祝いをする機会は人生において度々訪れます。
今までは、お祝いごとがあったらその時に祝福が出来ていたものが、今は外出が出来ないので直接渡すことが出来ません。
本来であれば、直接会っておめでとうと伝えながらお祝いの品物や現金などのお金を手渡しで渡すのがマナーですが、新型コロナの影響で直接会えない今、会う約束を取り付けたり、直接自宅に訪問することは「こんな時期に無神経だ」と思われかねません。
ソーシャルディスタンスという言葉が合言葉となっているように、人と人との距離が大切な時期です。
直接自宅に訪問することは今は避けたほうがよいでしょう。
また、出産祝いを渡す時にセットになるのが「新生児に会う」ことです。大人同士でも会うことを遠慮している今、この世に生まれて間もない免疫力が非常に弱い新生児に会おうとするのはもってのほかです。
大切な人の命を守るためにも、今は新しく生まれた赤ちゃんに会いたい気持ちをグッと抑え、コロナが落ち着いたら会いたい気持ちを伝えて会いに行きましょう。
今の時期は特に、自分の気持ちを優先せず相手への配慮が大切です。
尚、出産祝いは生まれる前ではなく出産後に渡すのがマナーなので覚えておきましょう。
緊急事態宣言が発令中は出産祝いは贈らないほうが良い？
緊急事態宣言が発令されるという、今までに経験したことがないようなことが起こり、これまで当然のようにやっていたことが「これって大丈夫なのかな？」と不安になることがあるでしょう。
周りの人へのお祝いについても同様です。
「今お祝いを渡してもいいのかな？」という心配から「お祝いを渡したら内祝いを用意するのが大変かな？」という相手への気遣いもしてしまうことでしょう。
コロナウイルスという目に見えないものと闘っているので、いつも以上に神経質になってしまうもの当然のことです。
結論から言うと、緊急事態宣言が発令しているときでもお祝いを贈って問題はありません。
ただし、先ほど説明したとおり、いつも以上に相手への配慮が必要です。
相手の自宅に突然訪問することは避けたり、当たり前のように会う約束をとりつけるなど、今の時期にすると無神経だと思われる行為は慎みましょう。
新型コロナウイルスが蔓延している今お祝いを渡すなら、会わずに品物を届けられる郵送で贈ると良いでしょう。
それも、お祝いを突然郵送するのではなく、事前にお祝いを贈る旨の連絡を入れることや、お祝いの品物と一緒に直接伝えることが出来ないお祝いの言葉を書き記したメッセージカードを入れておくなど、相手に祝福の気持ちが伝わる工夫をしましょう。
十分配慮してお祝いを郵送すると、その気遣いまで相手に伝わり、きっと素敵な贈りものになるはずです。
これってどうなんだろう？コロナ禍で出産祝いを贈る時のギモン
新型コロナウイルスの影響で、今までに経験したことがないような日々を過ごしていることでしょう。
お祝いを贈るときにも、今までは気にしなかったことを不安に思うこともあると思います。
ここでは、今の時期に出産祝いを贈りたい人が不安に思うことを解説していきます。
出産祝いの相場は？
出産祝いの相場は、新型コロナウイルスに関係はなく、相手との関係性によって変わってきます。
両親や祖父母から子供への出産祝いは30000円～100000円、兄弟へ贈る場合は10000円～50000円、友人へのお祝いについては3000円～10000円となっています。
職場関係については、上司へのお祝いで5000円～10000円、同僚、部下へのお祝いで1000円～5000円となります。
同僚や部下へのお祝いについては、〇〇一同と連名でお祝いを贈ることが多いため、1000円程度の金額になる場合があります。
あまり高すぎると、かえって相手に気を遣わせることになるので、相手との関係性を考慮してお祝いの金額を考えましょう。
避けたほうがよい贈りものは？
出産祝いの定番といえば、ベビー服やおむつケーキなど、産後すぐに使えるものから、1歳までに使える靴や絵本などが選ばれています。
他にも、手編みの赤ちゃん用の帽子やぬいぐるみなどを贈りものとして用意する人もいるでしょう。
しかし、新型コロナウイルスが広がりを見せる今、“手作り”の贈りものは避けたほうがよいでしょう。
本来ならば、手作りの贈りものは時間も手間もかけてくれている分だけ、もらった時の喜びも増します。
しかし、衛生面に敏感になっている今の時期は、一般の人の手で作られた贈りものに対して、抵抗のある人もいるでしょう。
手作りのものを贈られた人は、嫌だと思っていても正直に伝えられない場合が多いです。
そんな気を遣わせてしまう贈りものは、本位ではありませんし、最初から避けておく方が無難です。
出産祝いは遅れても大丈夫？
出産祝いを贈るタイミングは、お七夜を迎える生後7日後からお宮参りを迎える生後1ヶ月の間が一般的なマナーです。
しかし、外出自粛中ということもあり、「いつ渡そう」と思っているうちに1ヶ月以上経ってしまうこともあります。
そういった場合は、事前に電話やメールで連絡を入れておき、郵送でお祝いを贈ると良いでしょう。
郵送する場合は、直接おめでとうと言って渡すことができないので、メッセージカードを添えるようにしましょう。
遅れたことへのお詫びと、祝福の気持ちを書くと気持ちも伝わりますね。
新型コロナ禍で贈ると喜ばれる出産祝いの品物は？
新型コロナウイルスの影響で、今までできていたことができなくなった事がたくさんあります。
それは、日常生活に影響がないものでも、気分転換になっていたり、息抜きになっていたことが奪われると、息苦しく感じてしまいますよね。
出産祝いでは、ベビー服やおむつケーキ、新生児から使えるスタイやおもちゃ、長く使えるタオルギフトなどが人気ですが、外出できない気分をリフレッシュさせてくれるような新ママさんへの贈りものは、出産祝いとして今の時期に贈るととても喜ばれるでしょう。
家にいることが楽しくなるようなスキンケアギフトや、赤ちゃんが眠っている時に家の中で楽しめるスイーツギフトやホッとひと息できるドリンクギフトも良いですね。
出産祝い＝赤ちゃんへの贈りものというイメージですが、こんな時だからこそ、ママの気分が落ち着くような贈りものを選ぶと「センスがいいね」と思われるでしょう。
出産祝いにハズさない！世界にひとつだけの名前入りギフト
赤ちゃんの名前が入った「名入れ」ギフトは、出産内祝いに自分の赤ちゃんの名前のお披露目として焼菓子ギフトや食品ギフトのパッケージに印刷して贈ることでよく知られていますが、出産祝いでも大変人気のアイテムです。
友人や職場の仲間への出産祝いなら、相手の赤ちゃんの名前を事前にリサーチすることは可能でしょう。
また、新型コロナウイルスの影響で出産祝いを贈ることが遅くなってしまう場合、せっかくだから名前入りの贈りものを選ぶのもいいかもしれませんね。
名入れギフトは手配までに時間が掛かる場合が多く、お祝いを受け取った人にも「時間を掛けて用意してくれた」という印象を与えるので、そこまで「出産祝いを渡すことが遅くなった」と相手に思わせずにギフトを贈ることができそうですね。
また、名前入りのものはなかなか自分で購入することがないので、もらうと嬉しいギフトなのです。
出産祝いに名前入りの贈りものを贈るなら、長く使えるバスタオルやタオルケット、ブランケットなどに名前の刺繍をして贈ると喜ばれるでしょう。
ベビー服なども人気のアイテムですが、せっかくもらった洋服も外出自粛が続くと着せていくところがなかったり、外出できずにそのまま季節が過ぎてサイズアウトになる場合もあるので注意が必要です。
サプライズで贈りものを贈りたいという人もいるかもしれませんが、緊急事態宣言は発令され、いつもの日常と違った日々を過ごしているのはみんな同じです。
「出産祝いはこれが有名だから」と一方的に贈りたいものを贈るのではなく、今何が欲しいか相手に直接聞くことも相手への気遣いと言えるでしょう。
外出自粛中の贈りものはインターネットを利用しよう
お祝いや内祝いは、百貨店やデパートで購入することが多いですが、今は新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出ていて、不要不急の外出は控える時期です。
「お祝いを買いに行く」という用件は、大切な用事ですが、家にいながらお祝いを購入できるならば、是非利用したいですよね。
インターネットショップの中には、ギフト専門のお店も多く存在します。中でも、大手通販サイトのソムリエアットギフトでは、カタログギフトの他にもお祝いに相応しいアイテムを幅広く取り扱っています。出産祝いや結婚祝いの他にも、出産内祝いに結婚内祝い、その他にも新築祝いに内祝い、お祝い事だけではなく弔事に使用できるアイテムの取り扱いもあり、ジャンルも幅広いところが特徴です。
取り扱うアイテム以外にも、熨斗（のし）や包装紙などのギフトサービスも充実していて、それぞれの用途に合わせたメッセージカードも作成することが出来ます。
したがって、お祝いを郵送する場合にメッセージカードを品物に添えて直接相手の自宅に郵送する手配を自宅にいながらすることが出来るのです。
メッセージカードの文面も自由に変更ができるので、伝えたい言葉をそのままのせて贈りものを届けてもらう事が可能です。
実際に品物を確認できないことや、熨斗はしっかり依頼通りの名前で用意できているかなど、見えない分不安なこともありますが、心配なことがあればお店のスタッフに相談してみましょう。
ソムリエアットギフトでは、ギフトのプロであるスタッフが親切に教えてくれますよ。
コロナ対策をしっかりして喜ばれる贈りものを選ぼう
新型コロナウイルスの影響で、「緊急事態宣言」「外出自粛」「3密を避ける」「ソーシャルディスタンス」など、ネガティブな印象を受ける言葉を耳にする機会が増えてきました。
自粛ムードが漂う中、「お祝いを渡しても良いものか」「渡すなら何が喜ばれるのか」「避けたほうがいいものはなんだろう」と、渡せない状況が続き不安になることがあるでしょう。
しかし、自粛ムードの中でも大切な人の幸せな出来事は一緒に祝福したいですよね。
お祝いごとは自粛せず、相手に喜んでもらえる方法で盛大に祝福してあげましょう。
直接渡せない時は、お礼状など手紙を添えて贈るとより気持ちが伝わるでしょう。
出産のお祝いを選んでいる時に、新しく誕生した命に触れたい気持ちもありますよね。
しかし、ここはグッと辛抱して、近い将来一緒に遊びに行ける未来をみんなの手で作っていきたいですね。
