日本が誇るタオルブランド「今治タオル」
毎日の生活に欠かせないタオル。
直接肌に触れるものなので、使い心地は気になるところです。
そんなタオルの中でも、他のタオルにはない使い心地や使い勝手が良いタオルがあるとすれば、使ってみたくないですか?それが「今治タオル」と呼ばれる商品です。
ここでは日本産の名門ブランドである今治タオルの魅力を解説していきます。
今治タオルとは厳しい品質基準をクリアしたタオル
今治タオルと書いてなんて読むでしょう?
今治タオル何県のものか、どんな特徴があるか説明していきます。
今治タオルの読み方は「いまばりたおる」です。
このタオルは四国の愛媛県北部にある今治市で、その歴史はおよそ100年以上前から作られ続けてきた伝統的なタオルです。
普通のタオルと何が違うかというと、吸水性の良さと、肌ざわりです。
今治市は、タオル作りに適した質の良い軟水に恵まれている土地です。
今治の水は重金属が極めて少ない上に硬度成分が低く、繊維の晒しや染めに適しています。
繊維を傷めずにタオルを仕上げることができるので ふわふわした肌触りのタオルに仕上がります。
今治タオルは、昔からの製法だけでなく、最新技術を融合させながらメーカーで製造されており、現在の使い心地を重視したタオルをはじめ、ファッションやインテリア業界でも注目を集めています。
この今治市で作られたタオルは「四国タオル工業組合」が定めた審査基準をクリアしなければ今治タオルを名乗ることはできません。
もちろん、産地である今治の素材を使っていることが今治タオルの定義ですが、「今治産=今治タオル」ではないのです。
今治タオルといえば、日の丸のようなロゴマークをみたことはありませんか?
この今治市で作られたタオルは「四国タオル工業組合」が定めた審査基準をクリアしなければ今治タオルを名乗ることはできません。
もちろん、産地である今治の素材を使っていることが今治タオルの定義ですが、「今治産=今治タオル」ではないのです。
今治産の中でも、厳しい基準を通過して認証を受け、そのブランドマークと今治タオルマークを得てこそ今治タオルに認定されるのです。
例えば、タオルの吸水性をテストするための、5秒ルールというものがあります。
このテストでは、タオル片を水に浮かべてから沈み始めるまでの時間が5秒以内であることなどが求められ、今治タオルの最大の特徴である「吸水性」を保証するため このテストをクリアすることで「今治タオル」として販売を認められます。
今治産の中でも、厳しい基準を通過して認証を受け、そのブランドマークと今治タオルマークを得てこそ今治タオルに認定されるのです。
お祝いや内祝いで今治タオルが選ばれる理由
今治タオルは、出産祝いの他にも、結婚や出産、快気祝いなどでよく選ばれています。
大手通販サイトでも、内祝いの人気ランキングで上位を占めているほどたくさんの人に選ばれています。
お祝いや内祝いにタオルが選ばれる理由は、まず、タオルは毎日誰もが使う日用品で、消耗が早く、取り替える回数も多いことから、食品などと同様に「消えもの」と呼ばれています。
消えものは後に残らないので、もらう方も負担を感じることもありません。
実用的な消耗品であるタオルギフトは、百貨店やデパートなどの店舗の他にも、楽天市場などのインターネットショップでも、さまざまな種類のものが販売されています。
結婚や出産、快気祝いに新築のお祝い、内祝いなど、それぞれの用途に合わせて、お店で素材やデザインを選ぶことが出来ます。
5treesなどのデザイン性の高いものや、会社の上司や年配の人への贈りものには木箱入りの今治タオルもあるので、見た目の上品さはばっちりです。
赤ちゃんの名前をタオルに刺繍できるサービス「名入れタオル」は、出産祝いに大変人気です。
他にも、ループ付きの今治タオルは、保育園や幼稚園で使用するタオルとして入園祝いなどに選ばれています。
また、お店によっては今治タオルのハンドタオルが販売されており、500円程度の安い値段で今治タオルを購入することが出来るので、相場内で引越しのご挨拶周りや御礼、粗品にもタオルギフトは選ばれています。
タオルを選ぶときの5つのポイント
タオルを選ぶときに求める5つのポイント。
それは、肌触り、耐久性、厚み、素材、乾きやすさです。
今治タオルが高品質と言われているのは、その5つのポイントが、一般的なタオルと比べて上回っているからです。
では、それぞれ優れた特徴を持つ今治タオルを、実際に使用した感想とともに紹介していきます。
【ポイント1】肌触り
タオルを使う時に一番大事にしたい要素、それはやっぱり肌触りですよね。
織り方や素材によってももちろん違いますが、ここでは3種類のタオルギフト紹介します。
まずは「至福タオル」。
タオルを使う場面って日常の至るところでありますよね。
至福タオルは朝、顔を洗って使用したいタオルです。
一日のはじまりは、この至福タオルの肌触りに包まれたい。そう思えるタオルです。
タオルに「なめらか」という表現はあまり使わないかもしれませんが、触った瞬間に感じるなめらかで柔らかい肌触り。
ふわっとまるで包み込んでくれるような肌触りで、すーっと肌を滑っていきます。
分厚さでいうと中くらい。
何度肌をこすっても傷つかない、頬ずりしたくなる感触が特徴です。
もっちりとした肌触りが特徴の「天使のさくら」は、パイルが普通のタオルより長いためか、まるでひざ掛けの素材のようにふんわりしています。
毛並みのキメの細かさも、使ってみて肌に引っかからない感じが印象に残る繊細なタオルです。
まるで食べもののような名前の生コットンタオルも同様に、表面が少しボコボコしていますが、パイルのひとつひとつの毛が立っているので肌に吸い付くような肌触りです。
水気を拭き取る用途よりも、ふわふわな感触を楽しみたい時に使用したいタオルです。
【ポイント2】耐久性
タオルは、毎日洗って使いますよね。 一般的には2枚をローテーションして使う人も多いと思いますが、そうするとだんだん気になるのがタオルの傷みです。 薄くなってきたりほつれてきたり、タオル自体も薄くなってきてしまいます。
コンテックスのタオルは、その心配が一切不要のタオルです。
タオルの中でもそこまで厚みはありませんが、不思議と何度洗濯しても傷みません。
端の紺色のエッジも色落ちすることなく、まるでずっと新品のタオルの気分を感じることが出来ます。
もちろん、洗濯機の洗濯モードや、明らかにぶん回すような洗濯の仕方だと傷みも早いとは思いますが、日常で使用する分には、使用感は他の今治タオルよりも丈夫です。
コンテックスのタオルは、拭き取る用途で使用したいので、洗面所での使用をおすすめです。
【ポイント3】厚み
タオルの極み、極ふわやさしいたおる。
これほど重厚感のあるタオルは今までに抱いたことがありません。
触るというよりも抱く。そう言ってしまうほど厚く、織り目が密集しているため、重さも感じます。
だから、吸水性も抜群です。
厚みがあるほど吸水力も高いはず。
そう思い、吸水性で一番出番のあるキッチンのタオルとして使用してみました。
キッチンのタオルって薄いものを使うと半日で1回取り替えないといけないほど本当に吸水性に長けたタオルが必要ですが、極上タオルのフェイスタオルは朝昼晩、1日経っても吸水性は損なわれません。
水分を含んでいるのでその分ずっしりと重くなりますが、何度も洗い変える必要はありませんでした。
人の肌にも、そして経済的にもやさしいたおるです。
【ポイント4】素材
赤ちゃんや子供に使うタオルは、素材が気になるところです。
スタイやカーゼハンカチなど、ベビー用品に今治タオルが使用されているものも多いです。
赤ちゃんに安心して使用できるタオルが良いという方はこちらの今治オーガニックタオルと今治の殿堂タオルがおすすめです。
農薬や化学肥料を使用農地で育てられたオーガニックコットンを使用しています。
使用感でそれを実感するのはなかなか難しいですが、アレルギー体質の人が家族にいる場合には、より実感でき、安心して使用できそうです。安心安全に使用したい人におすすめのタオルです。
素材から製品づくりまですべて日本産の殿堂タオルは、触った瞬間の肌触りに違いを感じます。
まるで子犬を触っているような、ふんわり感。
殿堂タオル特有のロングパイルの一本一本がそれぞれ連なり、まるで小動物を触っているような肌触りを感じることが出来ます。
拭き取る用途以外の、タオルケットやひざ掛け、温もりを感じたい場面で活躍するタオルです。
【ポイント5】乾きやすさ
タオルに求める要素に、「硬さ」と答える方もいるのではないでしょうか。
“ふんわり”、“やわらか”など、タオルから連想される言葉とは正反対の言葉のように聞こえますが、硬さ=丈夫さ。硬いしっかりした、ホテルにあるようなタオルが好みの方はこのメイユールタオルをおすすめします。
ソムリエ@ギフトオリジナルの今治タオルで、「ホテルにあるようなしっかりとした上品なタオルを作りたい」というコンセプトのもと作られたタオルです。
その目的がしっかりタオルに反映されています。
メイユールタオルは、厚みもそこそこありながら、それでいて乾くのは早い。
冬に1日陰干ししてても十分乾きます。
厚みのあるタオルのデメリットとして、乾きにくいというポイントがありますが、そこをクリアしたこのタオル。
毎日バスタオルを洗うタイプの方でも、そうでない方でも、室内干しでも十分乾く速乾力が、このメイユールにはあります。
大人かわいいデザインの今治タオル4選
今治タオルに求める5つのポイントは、主に実際に使用した感覚、いうなれば“中身”を紹介してきました。
それでもせっかく毎日使うタオルだから、デザインも少しは気になりますよね。
少しだけじゃなく、すっごく気になる方にも、外見から選びたい今治タオルを紹介します。
元気になれるカラー「メルシージャポン」
今治タオルといえばなんとなく、どの年齢層の生活にもなじむ色が主流のように思えます。
例えばベージュやグレー、ホワイトなど、淡い色が多いイメージがありませんか。
メルシージャポンは、使っているだけで元気になれそうな赤色と黄色を原色で取り入れ、全面的に推したデザインが特徴の今治タオルです。
両面印字のジャガード織りで華やかさ倍増、耐久性も持ち合わせています。
日本らしいおめでたいタオル「寿々」
着物の帯のような色を連想させる、日本のカラーである紅白の二色だけで勝負した寿々の今治タオルです。
細かく書かれている縁起の良い麻の模様もかわいらしいですね。
伝統文化の「おすみつき」
日本の伝統織物からインスピレーションを受けて作られた柄の今治タオル、おすみつき。
白と紺の色からシンプルでシックなイメージを受けますが、こちらも甚兵衛のようなデザインで、日本の文化、和のデザインを身につけることができるタオルです。
インテリアから着想を得た「コードシープレミアムタオル」
キッチンやバスルームに引っ掛けたり、畳んで置いたり 暮らしの風景の一部だからこそ、見た目にこだわったタオル。
暮らしに上品に溶け込む大人っぽいニュアンスカラー。
おしゃれなヘリンボーン柄とスクエアストライプ柄をあしらった 大人っぽいタオルです。
30代40代50代の方へのギフトにおすすめです。
今治タオルだけじゃない!1秒で実感できるホットマン
ここまでは今治タオルを紹介しましたが、実際に使ってみてあまりにも良すぎて手放せなくなったタオルがあるのでこちらも紹介します。その名もホットマン。
今治タオルではありませんが、東京の大都会の真ん中で生まれた、純国産の東京タオルです。
肌触りは少々硬いのですが、吸水性もよく、そして本当によく乾く。
繰り返し洗濯していくことで、衰えるどころか吸水性が増していくようにさえ思えるタオルです。
分厚くないのにこの吸水力と耐久性。
肌に押し当てるだけで瞬時に吸収してくれる、そこから「1秒タオル」と言われています。
通常のタオルよりも若干お値段はお高いですが、その理由は使ってみると納得することでしょう。
知っているからこそ贈ることができるギフト
今回は、実際に使ってみた感想とともにおすすめしたい商品を紹介しました。
タオルといっても、それぞれに優れた良さがあります。
それに、その人がタオルに求める条件も違います。
タオルには、水分を拭き取る用途以外にもブランケットや枕のカバー代わりにするなど使い道もさまざま。
また、金額もサイズや素材によってさまざまです。
今治タオルといっても、タオルだけではなく、贈りものの用途によってスタイやマフラー、ストールなど、形を変えて贈りものとして使用されています。
最近では、今治エコタオルや今治タオルの“すごいタオル”など、環境を考えたタオルや肌触りを追求したタオルなども販売されています。
使い勝手を知っているからこそ、胸を張って贈ることが出来ますよね。
肌触りを重視するか、素材、吸水性を求めるか。
購入する際は、ブログや口コミ、レビューから実際の評判を確認して、どんなタオルを贈りたいか検討してみましょう。
こだわりポイントをしっかり見極めて、その人のためを想ったギフトを贈りたいですね。