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コロナ禍でのお歳暮は自粛するべき?失礼のない贈り方を解説!

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そもそもお歳暮とは?

そもそもお歳暮とは、日頃からお世話になっている人に1年の締めくくりとして感謝の気持ちを贈るギフトです。
その起源は諸説ありますが、そのひとつは江戸時代までさかのぼります。
1年に2回、お盆と暮れに大家さんや取引先に対し「いつもお世話になっています。
これからもよろしくおねがいします」という意味を込めて、贈り物を持参したのが始まりとされています。
それが商人同士の習慣となり、現在の形になっているようです。

お中元とは違うの?

季節の贈りものという点では似たような意味ではありますが、お中元とお歳暮は意味が違います。
お中元は夏に贈るもの、お歳暮は1年の締めくくりとして年末に贈るものという点で決定的な違いがあります。
また、その季節によって選ばれるギフトの種類も違います。
お中元には、猛暑が続く季節ということでビールやジュース、そうめんやマンゴーなどの夏の風物詩といえるグルメギフトが人気です。
一方、お歳暮では、年末を楽しく過ごせるお鍋セットやカニなどの海産物、おせちと一緒に楽しめるハムが人気です。
他にも、家族団らんの際に楽しみたいスイーツギフトも選ばれています。
こういったことから、贈るギフトだけでもお中元とお歳暮とでは違いがあります。

お歳暮の基本的なマナーを紹介!

コロナ禍で贈るお歳暮。
ここでは、お歳暮を贈る際に知っておきたい基本的なマナーを紹介します。

贈る時期は?

お歳暮を贈る時期は、文字通り年の暮れです。
一般的には、12月上旬から12月20日頃とされています。
年の暮れと言っても、遅くても12月25日のクリスマスまでには贈りたい相手の手元へ届いてると好ましいでしょう。
クリスマスを境に、世間がお正月モードに変わってしまうため、12月25日頃までがお歳暮を贈るのに適切な時期と言えます。

お歳暮を贈る時期に関しては、以下の記事でも詳しく説明しています。

お歳暮を贈る時期はいつ?正しい時期とお中元との違いや喜ばれるギフトを紹介!

相場はいくら?

お歳暮の金額相場はは3000円~5,000円程度が一般的です。
中でも、この1年で特別にお世話になった人には10000円程度のものを贈ることもあります。
しかし、あまりに高額なものを選んでしまっては、かえって相手に気を遣わせてしまう可能性もあります。
また、お歳暮は毎年贈るのが一般的です。
そのことも踏まえて、負担にならない金額のギフトを選びましょう。

コロナ禍でのお歳暮は贈らないほうがいい?

1年の締めくくりとして日頃からお世話になった人に贈るお歳暮ギフト。
毎年贈っている人も、「コロナ禍では贈らないほうがいいのかなぁ」と悩む人もいるでしょう。
どう対応するべきか、未曾有の事態では悩むのも無理はないでしょう。
最も、贈る相手が体調が悪い場合や新型コロナウイルスに罹患してしまった場合などは自粛する必要がありますが、贈り方さえ配慮すれば自粛する必要はありません。
思うように会えなくなった今、贈りものを通して気持ちを通わせたいですね。

コロナ禍で贈るお歳暮!気をつけたい3つのポイント

ここでは、コロナ禍でお歳暮を贈る時に気をつけたいことを紹介します。
こんなときだからこそ、最大限の配慮をして感謝の気持ちを贈りましょう。

お歳暮は郵送しよう

コロナ禍で家族でさえ直接会うことを自粛している今、ギフトを直接手渡しで贈るのはナンセンスです。
以前までは郵送で贈ることはどこか無礼とされていました。
しかし、このコロナ禍では郵送でギフトを贈る人が増えています。
コロナ禍では、郵送でお歳暮を贈っても失礼だと思う人はいないでしょう。
むしろ、配慮をしてくれたとして好印象を持ってもらえますよ。

送り状(メッセージカード)を同封しよう

お歳暮を郵送で贈る場合は、送り状を添えて贈りましょう。
直接、手渡しできる場合は感謝の気持ちを口頭で伝えることができますが、郵送の場合は気持ちを直接伝えることができません。
送り状というと堅苦しく感じますが、フランクな間柄の場合はメッセージカードでも問題ありません。
また、送り状として送る場合は、ギフトに同封する以外にも先に先方に送り状だけ郵送する方法もあります。
その場合、送り状には「お歳暮を贈ることを事前に相手に知らせる」役割があります。
先に郵送する場合は、ギフトが到着する前日までに届くように投函しましょう。
ギフトと同封する場合は、日頃の感謝の気持ちとお歳暮を届ける旨、これからよろしくお願いしますという文面を書くと良いでしょう。
職場の上司や目上の人へ贈る場合は、メッセージカードではなくかしこまった送り状を書くようにしましょう。

熨斗を掛けよう

一般的に、手渡しで贈る場合はギフトの目的がひと目でわかるように、外のしで贈ります。
しかし郵送の場合、外のしで郵送すると、熨斗(のし)が汚れたり破れたりする場合があります。
お歳暮は、一般的には外のしですが、郵送で贈る場合には包装紙の中に熨斗をかける「内のし」で贈りましょう。

お歳暮にお返しは必要?

「お歳暮を贈ろうと思ったら、先にお歳暮が届いた」という人もいるかもしれませんね。
そういったケースでは、「お歳暮にお返しを贈ったほうが良いのか?」と悩むこともあるでしょう。

お歳暮は、お世話になった人へ日頃の感謝の気持ちを込めて贈るギフトです。
したがって、基本的にはお返しをする必要はありません。
お歳暮を贈った相手も、お返しがないからと言って「失礼な人だ」とは思わないので安心して良いでしょう。

お歳暮を贈るつもりがなかった人から受け取り、頂きっぱなしは気が引けるという場合には、お返しの品物を贈っても良いでしょう。
しかし、あまりにも高価な品物を贈ることは、「お歳暮をお断りする」という意味になってしまうため、逆に相手を不快な気分にさせてしまう場合があるので注意しましょう。

お歳暮を贈る予定の人からお歳暮を受け取った場合、お歳暮を贈る形でお返しとして問題ありません。
その場合、メッセージカードにはお歳暮へのお礼のひとことを入れておくと良いでしょう。

最大限の配慮をして1年の感謝の気持ちを贈りましょう

コロナ禍ということもあり、今まで当たり前のようにしていたことが「これは良いのかなぁ?」と不安に思うことも多いでしょう。
思うように会えない分、相手に失礼なことをしたくないという思いからさまざまなことに疑問を持つかもしれませんが、これまでと方法を変えれば相手のことを想って贈る素敵なギフトになりますよ。
いろんなことが自粛ムードになっていますが、相手を想う気持ちを持って行動すればその想いはきっと相手に届きますよ。
今だからこそ、最大限の配慮をして1年の感謝の気持ちを贈りたいですね。

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