9月の祝日といえば、敬老の日です。敬老の日といえば、祖父や祖母に贈りものをする日と思っている人も多いはず。しかし、毎年迎える敬老の日に何をするべきか悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。この記事では、敬老の日の由来からおすすめのギフトを紹介します。敬老の日は、おじいちゃんとおばあちゃんに日頃の感謝の気持ちと「長生きしてほしい」という気持ちを伝える日です。なかなか口に出して伝えるのが恥ずかしい気持ちを、メッセージカードに綴ってギフトに添えてみましょう。喜ばれるメッセージの文例もあわせて紹介していきます。
最終更新日:2022年8月8日
敬老の日とは?
敬老の日とは、昭和22年に兵庫県多可町で「お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を生かした村作りをしよう」という考えのもと、「としよりの日」が提唱されたのが始まりです。
敬老の日は、日本発祥の記念日です。
その後、もっと良い呼び方にしようということで、昭和39年に「老人の日」となり、41年には国民の祝日「敬老の日」となりました。
敬老の日についての3つのギモンを解決
おじいちゃんやおばあちゃんに長生きしてほしい、いつまでも元気でいてほしいと願い、日頃の感謝の気持ちを伝える敬老の日。
ここでは、敬老の日について気になるギモンを解決していきます。
敬老の日はどうやってお祝いする?
敬老の日は、孫からおじいちゃんやおばあちゃんに贈りものをすることが一般的です。
しかし、決まりはありませんので、中には望んでいても孫ができない夫婦がそれぞれの義両親へ贈りものをする場合もあります。
敬老の日の目的は、「長生きしてほしい」「いつまでも元気で」という願いを込めてするものなので、お父さんやお母さんに贈りものをすることもあります。
孫がいてもまだ幼く自分自身でお祝いをできる年齢ではない場合、両親が代わりにおじいちゃんおばあちゃんにギフトを贈ることも多いです。
敬老の日のお祝いはいつから始める?
敬老の日は、実際に孫が出来てお祝いを初めてする人が多いようです。
または、定年退職をしてからといった節目を迎えたタイミングからする事が一般的なようです。
敬老の日のお祝いは特に決まりはありませんが、昔は還暦を迎えてから敬老の日をお祝いすることがありました。
しかし、最近の60歳の義両親は若々しい人が多いので、60歳は少し早く感じるかもしれないので配慮が必要です。
熨斗やラッピングはどうすればいい?
敬老の日は、おじいちゃんやおばあちゃんに感謝の気持ちと敬いの気持ちを伝えること、長寿をお祝いする日です。
したがって、熨斗(のし)を掛けて渡すと贈る側の気持ちが目に見えて分かりやすく、相手にも伝わりやすいので、できれば熨斗を掛けて渡すほうが良いでしょう。
もちろん、必ずしも熨斗が必要というわけではありません。
かわいいラッピングで贈るのも喜ばれるでしょう。
その場合は、敬老の日の贈りものだと分かるように、メッセージカードなどを添えておくと良いでしょう。
敬老の日におすすめのギフトは?
小さい孫から祖父母へのギフトは、ブランドのものよりも手作りのものや手紙を添えたお花のギフトも喜んでもらえるでしょう。
ギフトを選ぶなら、さまざまな種類の味わいを楽しむ事ができる「贅沢な気分を味わえるグルメやスイーツ」がおすすめです。
おじいちゃんやおばあちゃんは、年齢の分、さまざまな経験を重ねてきたでしょう。
したがって、持っているものや知識もきっと豊富であると推測できます。
つまり、内祝いで贈るような日用品などは喜ばれない可能性があります。
すでに事足りているものは、もらっても困るものになりかねません。
また、おじいちゃんとおばあちゃんの2人で暮らしている人に、多すぎる量の食べ物を贈ることもナンセンスでしょう。
また、ここ数年のコロナ禍では、外出ができず、自粛期間が続きました。
外食、遠方への旅行にも思うように行けなかった日が続きましたよね。
旅行好きなおじいちゃんやおばあちゃんは、寂しい思いをしているかもしれません。
贅沢な時間は、日常の中で感じやすいものです。
今年の敬老の日は、自宅で簡単に楽しめる贅沢グルメを贈ってみましょう。
コロナ禍の敬老の日に贈りたいおすすめギフト5選
それでは早速、敬老の日に贈りたいおすすめのギフトを紹介します。
おじいちゃんおばあちゃんにかわいがってもらいたい手のひら盆栽から、今話題のスイーツやグルメのギフトまで、日常に贅沢な時間をもたらすギフトばかりを集めました。
かめ盆栽とお菓子のギフトセット
敬老の日の定番商品の盆栽ギフトです。 盆栽は生き物なので育ててあげなくてはいけません。 そのままだと枯れてしまうので、好きではない人への贈りものにはかえって迷惑になってしまうこともあるでしょう。 しかし、このかわいいかめ盆栽なら盆栽初心者の人にも愛でてもらえそうですね。 鶴は千年亀は万年ということわざがあるように、長寿の生き物として尊ばれてきた亀は敬老の日のギフトにぴったりです。
うなぎ屋かわすい 国産うなぎのうな茶漬け6食セット
うなぎといえば、土用の丑の日です。
夏バテ予防のため、パワーをつけるために食べることが多いうなぎ。
9月は夏から秋に季節が移り変わる時期です。
しかしまだまだ暑い日は続きます。
おじいちゃんばあちゃんに元気に過ごしてもらうために、うなぎを贈りましょう。
かわすいのうな茶漬けは、暑い時期にも食べやすいお茶漬けのギフトです。
こってりしすぎずさらっと食べることができるので、食欲のないときでも「ちょっと食べてみようかな」と思ってくれるかもしれませんね。
山椒醤油に漬け込んだ刻みうなぎに、特製の出汁をかけて楽しむうな茶漬け。
お酒好きのおじいちゃんは、〆の一杯に楽しんでもらいましょう。
石巻金華 茶漬け6食セット
石巻茶漬けの一番の魅力が、大胆にカットされた具材です。
うなぎに鮭にさば。
細かくカットされた具材だと風味しか感じないかもしれませんが、これだけ大きいとおじいちゃんにもおばあちゃんにもしっかりと海の幸を楽しんでもらえることでしょう。
年配の人にも安心して楽しんでもらえる食べやすいお茶漬けギフトです。
THE GIFT Premium フルーツコンポート ミックス
おじいちゃんやおばあちゃんに甘いものを贈りたいと考えている人は、洋菓子や和菓子よりもフルーツの自然な甘さを贈りましょう。
コンポートとは、フルーツを薄い砂糖水やワインで煮込んで作るヨーロッパの保存方法のことを指します。
あっさりした甘さに煮込んでそのまま楽しんだり、ケーキにトッピングしてアレンジを楽しむことも出来ます。
コンポートにすることで長く保存することができるので、さまざまなカタチで楽しんでもらえるギフトとして人気です。
フルーツのそのままのカタチを楽しむことができるので、“コンポート”といった難しい言葉の贈りものでも、安心して楽しんでもらえるでしょう。
モンシェール ロールケーキセット
堂島ロールで有名なモンシェールの、キャラメルとレモンのロールケーキは、残暑が続く9月にぴったりの口当たりのロールケーキです。
ミルク感たっぷりのクリームに、キャラメルとレモン、それぞれの風味をしっかり感じることが出来ます。
コロナ禍で外出できない今だからこそ、有名店の絶品ロールケーキをおうちで楽しんでもらいましょう。
ギフトを贈る以外の敬老の日の過ごし方
おじいちゃん、おばあちゃんへ敬老の日のプレゼントに何を贈ろうか考えている人は、「モノを贈ることだけが贈りものではない」ということを頭に入れておきましょう。
おじいちゃんおばちゃんにとって、孫と過ごす時間は何よりもの宝物です。
敬老の日に何を贈ろうか悩んだら、会いに行くというのも素敵なギフトになるでしょう。
新型コロナウイルスの影響で思うように会いに行けないかもしれませんが、会いに行ける人は是非会いに行ってあげてくださいね。
今は、LINEやメールでその時撮った写真をすぐに贈ることが出来ます。
毎日の状況を知らせることは簡単ですが、やはり実際に会うことは何にもかえることは出来ません。
孫の顔を見せることが、おじいちゃんおばあちゃんにとっての一番の親孝行でしょう。
今年は敬老の日に合わせて、無理のない範囲で会いに行く計画を立ててみましょう。
ギフトを贈るならメッセージカードを添えよう
おじいちゃんおばあちゃんへ心を込めてギフトを選んだら、その気持ちを言葉にして届けましょう。
インターネットショップで敬老の日のギフトを購入すると、メッセージカードサービスを利用することができるお店があります。
ギフト専門の通販サイト・ソムリエアットギフトもそのひとつです。
自分で考えたオリジナルの文章をそのままメッセージカードに印刷してもらえるので、まっすぐ気持ちが伝わりますよ。
「どんな文章を書けばいいのかわからない」という人も中にはいるでしょう。
敬老の日は、おじいちゃんおばあちゃんに日頃の感謝を伝える日です。
「敬老の日おめでとう」という書き出しから始めると良いでしょう。
次に、いつもありがとうという感謝の気持ちを綴ります。
おじいちゃん、おばあちゃんへ向けてのメッセージなので、「長生きしてね」「いつまでも元気でいてね」という言葉もいいですね。
最後に自分の気持ちや伝えたいことを綴りましょう。
「いつもありがとう」「ずっと大好きだよ」「いっぱい遊ぼうね」といったように、直接伝えるのは恥ずかしい言葉をメッセージカードに綴って伝えてみましょう。
おじいちゃんおばあちゃんは、LINEやメールよりもずっと喜んでくれるはずですよ。
口に出して言えない気持ちをカタチに表そう
敬老の日は、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんに日頃想っている気持ちを伝える日です。
ちょっと恥ずかしい言葉でも、ギフトに隠してしまえば伝えられるでしょう。
しかし、おじいちゃんやおばあちゃんにとって嬉しいのは贈りものではありません。
喜ばれるポイントは、元気で毎日を過ごす孫たちの姿です。
そんな孫たちが自分たちのために敬老の日をお祝いしてくれる気持ちも、喜んでくれるはずです。
新型コロナウイルスの影響でどうしても会いに行けない場合は、テレビ電話で直接顔を見て話してあげましょう。
敬老の日だからと言って、何気ない会話を楽しむのも素敵な贈りものになるでしょう。