結婚祝いや出産祝いに高額な金額を頂いた人には、その金額に見合う内祝いを贈りたいですよね。内祝いには、タオルや和菓子、洋菓子などのスイーツにレトルトや缶詰などの食品、お茶や紅茶、コーヒーなどのドリンクギフトも人気です。その中で高級品とはどんなモノを選べばよいのか悩む人もいるでしょう。この記事では、目上の人へのお返し、例えば職場の社長や上司へのお返しに選びたい、高級な内祝いの選び方やおすすめのアイテム、選ぶときの注意点や渡し方、郵送するときの注意することなどを解説していきます。高額なお祝いをしてくれた人に、スマートに感謝の気持ちを伝えましょう。
最終更新日:2025年7月19日
高価な内祝いを選ぶのはどんな時?

いただいたお祝いに対して、感謝の気持ちとしてお返しをする内祝い。
内祝いの相場は、頂いたお祝いの半分~3分の1なので、高価な内祝いを贈る場合は、高額なお祝いを頂いた時です。高額なお祝いを頂く場合は、両親や祖父母など、主に目上の人や職場の上司や先輩からが多いでしょう。内祝いは“半返し”という言葉があるように、基本的には頂いた金額の半分の金額の品物をお返しします。自分が高額のお祝いをいただいたなら、内祝いもある程度高級な品物を選ぶ必要があります。
しかし、高額なお祝いの場合は、3分の1程度の予算で問題ありません。
それでも、例えば10万円のお祝いを頂いた場合、3万円ほどと高価な内祝いを用意する必要があります。
高価と高級は違う?

高価と高級は、言葉の意味からも全く違います。高価とは、値段が高いこと。そして高級とは、程度が高いことを指します。先程お話したように、高価な内祝いを贈る場合でも、必ずしも値段が高いものを選ぶ必要はありません。もちろん、予算として決められた範囲内で選ぶことはマナーではありますが、高価なものではなく、高級な内祝いを選ぶことで、相手にハイセンスな内祝いを贈ることができると言えます。
高級な内祝いを選ぶ時のポイント

高級な内祝いを選ぶポイントは、普段なかなか触れることのない贅沢な時間やグルメを選ぶことです。
断捨離や終活など、最小限のモノで生活をすることが注目されている現代では、高級なモノよりも“時間”や“体験”にお金をかけることに価値があると考えている人が多いです。
したがって、高級な内祝いを贈りたいと考えている人は、グルメギフトや体験チケットが選べるカタログギフトを選ぶと良いでしょう。高級な内祝い=ハイブランドのアイテムを選びがちですが、何にもかえることが出来ない時間のプレゼントが高級な内祝いであると言えるでしょう。
高級な内祝いを選ぶ時に注意したいこと

高級な内祝いを選ぶ際の注意点は主に2つあります。
1つ目は、高級すぎる内祝いを選ぶと相手の負担になる恐れがあることです。
内祝いの金額は一般的な相場である半額~3分の1を超えないように気をつけましょう。
2つ目は、内祝いは不要といった相手に対しては贈らないということです。
高額なお祝いをもらうことが多い両親や祖父母は、子供への援助という意味で高額なお祝いをくれることが多いでしょう。したがって、お返しは不要と言われるケースがほとんどです。
お祝いをくれる側も、内祝いを返すことになると高額になると予想がつくでしょう。
内祝いのマナー通りに半分~3分の1をお返ししてしまうと、「お祝いの意味がない」と相手の想いを踏みにじってしまうことになるので注意が必要です。
高級な内祝いにはどんな種類があるの?

高級な内祝いの中でも人気の高いアイテムが、お取り寄せスイーツです。中でも、マカロンはひとつひとつの値段が高価なものが多いです。受け取る側も、マカロンのようなスイーツは普段食べることがなかなかないと思うので、贅沢や特別といった印象を受けるでしょう。有名パティシエ監修のマカロンや、有名店のマカロンセットは、高級な内祝いにぴったりのアイテムです。
他には、先程の説明の通り、グルメギフトです。
特に産地直送のグルメギフトは、その場所に行かないと食べることが出来ないので、自宅で贅沢な時間を過ごしてもらうにはおすすめの内祝いです。
ちょっと贅沢にお肉のギフトも喜ばれるでしょう。
特にコロナ禍で旅行に行けない時期が続いたので、ご当地グルメギフトや産地直送の食材は内祝いに喜ばれるギフトです。
高級料亭の味を楽しむことができるギフトセットもおすすめです。
相手に気を遣わせない高級な内祝いとは?

見た目にも分かるほどの高価なものや、贅沢なグルメのギフトを内祝いとして贈ると、相手に気を遣わせてしまう場合があります。
さり気なく相手に気を遣わせないように高級な内祝いを贈る方法として、カタログギフトがあります。
カタログギフトは、値段を伏せて贈ることができるので、相手に高価なものだと気づかせにくいのが特徴です。
カタログギフトの中に掲載されているものを見て、「高価なものばかりが掲載されている」と感じさせてしまうかもしれないと思う人もいるでしょう。
しかし、豊富なラインナップの中から選ぶ楽しさの方が相手に与える印象が強いので、あまり気にすることはないでしょう。
また、カタログギフトの中には体験チケットばかりが掲載されているものもあるので、相手の都合の良い日を選んでもらって贅沢なひとときを贈ることもできるのも魅力です。
ホテルのディナーや温泉宿のチケット、エステに高級レストランのチケットなど、1つだけを選ぶことができないほど、素敵なラインナップの中から選んでもらえるので、贈る方も自信を持って贈ることができます。
グルメギフトや高級和牛が掲載されてるカタログギフトは、自分の好きなときに取り寄せることができるので、賞味期限が短いものも安心して贈ることができるので、高級な内祝いを検討している人は、カタログギフトがおすすめです。
値段ではなく気持ちを込めて特別なギフトにしよう

高級な内祝い=高価な内祝いというわけではありません。
いくら高価なものでも、その人にとって価値のあるものかどうかはわかりません。
受け取った人にとって価値のある内祝いにするには、贈る人の気持ちを伝えることです。
内祝いを贈るなら、メッセージカードを添えて贈りましょう。
メッセージカードは、大抵の場合、購入したお店で無料で作成することが出来ます。
写真を入れることができる場合もあるので、出産内祝の場合生まれた赤ちゃんの写真を入れることや、結婚内祝いの場合は新婚旅行の写真や結婚式の写真を入れることができるので、心のこもったメッセージと一緒に伝えたい表情や風景も一緒に伝えることが出来ます。
気持ちを込めて選んだ内祝いに添えられたメッセージカード。
内祝いギフトの価値を上げる素敵な気遣いをするとより気持ちも伝わるでしょう。
贈る相手に合わせた内祝いを選ぼう

高級な内祝いは、相手にとっても贅沢に感じる贈りものでしょう。
他の内祝いに比べて相手に喜んでもらえる場合も多いです。
高級な内祝いを選ぶときには、相手に合わせたギフトを選びましょう。
カタログギフトの中でも、食べることが好きな人にはグルメのカタログギフト、旅行や出かけることが好きな人には体験型のカタログギフトなど、選べるギフトの中でも相手の趣味に合ったものを選びましょう。
贅沢は、何気ない日常の中で感じやすいと言われています。
何を贈ればいいのか迷ったら、自宅で贅沢を感じられるグルメのギフトを選ぶと良いでしょう。
その際は、相手の好き嫌いなどを十分考慮して選びましょう。
相手の笑顔を想像しながら選ぶのは、内祝いのギフトを選ぶ基本です。
高額なお祝いに対する感謝の気持ちがしっかり伝わる内祝いを選びましょう。