カタログギフトは出産の内祝いとしても人気が高く、受け取った相手からも喜ばれやすいメリットがあります。
では実際に、出産の内祝いでカタログギフトを送る場合は、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。
ここでは、出産の内祝いとしてカタログギフトの送るときの方法や、気をつけるべきマナーなどを説明していきます。
最終更新日:2023年9月4日
カタログギフトを送る前後の流れ
始めに、カタログギフトを送る前後の流れをチェックしていきましょう。
送る側
カタログギフトを送るときは、最初に送る人数を正確に把握しておく必要があります。
そのうえで、どれくらいの予算をかけるのかを決めましょう。
予算が決まれば、カタログギフトも選びやすくなります。
一言でカタログギフトといっても、総合カタログギフトやブランドカタログギフト、体験型カタログギフトやグルメカタログギフトなどさまざまな種類があります。
自分たちの好みではなく、送る相手の好みを考慮しながら、カタログギフトを比較することが大事です。
総合カタログギフトなら、バラエティ豊かな商品が掲載されているので、さまざまな世代に喜んでもらいやすいメリットがあります。
ただし、ショップによって扱っている商品や商品数が異なるので、よく中身を確認してから選ばなければなりません。
カタログギフトを選んだら、お店やオンラインサイトを通じて注文しましょう。
オンラインサイトからの注文なら手間がかからず便利ですが、ショップによって包装の仕方やシステム手数料が異なります。
あらかじめサービスの仕組みを理解していないと、予算オーバーになることもあるので要注意です。
サービス内容や料金システムなどもよく比較したうえで、カタログギフトを選ぶようにしましょう。
受け取る側
カタログギフトが手元に届いたら、好きな商品を選びます。
申し込み方法はハガキ、インターネット、FAXなどが用意されているので、都合の良い方法を選ぶことが可能です。
商品の希望をカタログメーカーへ伝えて申し込みを済ませると、しばらくしてから商品が送られてきます。
申し込む時期は受け取り側が自由に決められますが、期限内に申し込まなければなりません。
どれを選ぼうか迷っていると、いつの間にか期限が過ぎていることもあるので注意が必要です。
「あとで決めれば良いや」と思って決断を先送りにしていると、カタログギフトの存在自体忘れてしまう可能性もあります。
受け取る側は、カタログギフトが届いた時点でなるべく早めに申し込むことが望ましいといえます。
なぜ内祝いにカタログギフトが選ばれるの?
なぜ内祝いにカタログギフトが選ばれるのでしょうか。
この段落では、カタログギフトのメリットや魅力について説明していきます。
送る側が悩む必要がない
親しい相手であっても、もらってうれしい商品を的確に選ぶのは大変です。
相手の好みを知っている場合でも、選ぶ商品によってはすでに相手が持っている可能性があり、困らせてしまうケースも考えられます。
相手のことを思って商品を選ぶ場合、送る人数が多いと時間がかかってしまいやすく、手間もかかりがちです。
これらの悩みを一気に解消できるのがカタログギフトです。
カタログギフトならさまざまな商品が掲載されているので、送る側が深く悩む必要がありません。
ひとりひとりの好みをリサーチする手間が省け、すぐに内祝いを送ることができます。
カタログギフトにもいろいろな種類があるため、定番でないものを選んで、相手を喜ばすこともできます。
価格帯もさまざまなので予算に合わせやすく、贈り分けをすることも簡単です。
受け取る側が好きなものを選べる
カタログギフトなら、もらう相手が自分で好きな商品を自由に選べるメリットがあります。
贈った商品を活用してもらいやすく、「使い道に困る」などと悩ます心配もありません。
カタログギフトには老若男女それぞれの好みに合うものが掲載されているため、誰に送っても喜ばれます。
物だけでなく旅行や食事を選べる場合もあるので、特に物が必要ない人でも持て余すことがありません。
受け取る側が一番ほしいと思っているものを選ぶことができ、それぞれのライフスタイルに合わせやすい魅力もあります。
また、受け取る側はギフトを受け取る楽しみだけでなく、選ぶ楽しみも得られます。
カタログギフトを選ぶ場合の注意点
カタログギフトの申し込みには期限があります。
受け取った側が期限を忘れていると、商品を受け取れない恐れもあるので注意が必要です。
有効期限が切れたときの対応はカタログギフトの会社によってさまざまなので、事前に確認しておくようにしましょう。
カタログギフトの場合、受け取った側が申し込みをしない限りは商品が届かないため、なかには面倒だと感じる人もいます。
また、カタログや申し込みのための用紙などをなくしてしまうと、申し込みすることができなくなるリスクもあります。
仮に用紙をなくしてしまった場合は、申し込みのためにカタログメーカーへ連絡する必要があるため、手間もかかりがちです。
さらに、相手がカタログギフトの利用方法をよく理解できないケースもあり、特に年配の人に送る場合は注意する必要があります。
雑誌をもらったと勘違いされて、内祝いをもらったという感覚がない人もいます。
カタログギフトに慣れていない相手に送る場合は、利用方法などを記載した説明書をつけるなど、細かな気づかいが必要です。
そして、カタログギフトは送った側の個性を感じにくいため、商品を受け取った後、誰からもらったものか覚えてもらえないこともあります。
ほかにも、カタログギフトにはたくさんの商品が掲載されていますが、それでも相手の好みに合うものがない可能性もあります。
体験型のカタログギフトだと、相手の興味や趣味と大きくズレやすいので注意が必要です。
食べ物や雑貨も人によって好き嫌いがあるので、敬遠されやすくなります。
よって、個性が強いものよりも、なるべく多くの人に喜んでもらえるようなカタログギフトを選ぶようにしましょう。
タオルなどの日用品やスイーツは、多くの人から喜ばれやすい商品です。
選択肢が豊富に用意されていれば、喜んでもらえる確率も高くなります。
物ではなくギフトカードのほうが喜ばれることもあるので、よく考えてカタログギフトを選ぶようにしましょう。
内祝いのカタログギフトの送り方
この段落では、内祝いのカタログギフトの具体的な送り方を説明していきます。
手渡し
内祝いのカタログギフトは郵送することもできますが、手渡しで渡すと丁寧な印象を与えることができます。
手渡しするときは、お礼の言葉で感謝の気持ちを伝えることが大切です。
ただし、事前連絡なしで急に内祝いを届けに行くと、相手に迷惑がられることもあるので注意が必要です。
出かける前に、相手の都合を確認しておきましょう。
電話などで相手の都合の良い日を聞いて、訪問日時を伝えておくと安心です。
また、出産の内祝いで赤ちゃんを連れて行く場合は、体調にも気を付けながら、無理をしないようにしましょう。
郵送
相手が遠方に住んでいる場合などは、内祝いを郵送しても失礼にはあたりません。
むしろ、遠方からはるばる手渡しに行くと、相手が恐縮してしまうことも考えられます。
一般的にも内祝いを郵送するケースは多く、決して珍しいことではありません。
相手も気軽に受け取りやすい、気をつかう必要がないというメリットがあり、手渡しするよりも喜ばれるケースがあります。
複数人に内祝いを送る際に、ひとりずつ手渡ししていると時間がかかってしまいますが、郵送を選ぶと手間が省けて便利です。
特に出産後はさまざまな手続きに追われやすく、体調にも気をつけないといけないので、手渡しよりも郵送を選ぶのが無難です。
郵送なら最小限の手間で内祝いを送ることができます。
カタログギフトを扱うお店やオンラインサイトから直接相手へ送ってもらうことも可能です。
オンラインサイトの場合、贈る相手をあらかじめ登録しておけば、簡単に発送できる場合があります。
自分で発送手配をするよりも、ショップに郵送の手配を依頼したほうが手間がかからず便利です。
ショップによってサービス内容が異なるので、事前によくチェックしておきましょう。
内祝いのカタログギフトを送る時期
内祝いを送る時期は、対象となる出来事から1カ月後頃が目安とされています。
出産の内祝いを送る場合は産後1~2カ月、新築・引っ越しの内祝いを送る場合は転居後1~2カ月、入学などの進学祝いは入学式後1カ月以内に送るのが一般的です。
内祝いは相手からもらったお祝いに対するお返しとして送ることが多いため、お祝いをもらうのが落ち着いた頃に準備するのが良いでしょう。
送る時期に決まりなどはありませんが、あまり遅すぎてしまうと、マナー違反と捉えられることもあります。
相手に良くない印象を与えてしまうこともあるので、相手からお祝いをもらってから1カ月以内にお返しすることを心がけましょう。
内祝いのカタログギフトを送るときのマナー
内祝いを手渡しする場合も、郵送で送る場合も、最低限守るべきマナーがあります。
マナー違反をしてしまうと印象が悪くなってしまうので注意が必要です。
ここからは、内祝いのカタログギフトを送るときのマナーについて説明していきます。
包装
内祝いは仲間内の気軽なプレゼントとは異なります。
内祝いは、のしをつけて送るのが基本です。
のしや包装がない状態で送ってしまうと、内祝いだと気づいてもらえない可能性があります。
親しい仲間に送る場合も、きちんとマナーを守って送ってください。
水引は、おめでたい出来事にふさわしい紅白の蝶結びになっているもの選びましょう。
手渡す場合は「外のし」が良いですが、郵送する場合はのしが破れたり傷がついたりしないよう、「内のし」で送るのがベストです。
内のしと外のしの使い分けに厳密なルールはないので、渡すときの状況によって判断しましょう。
中身が濡れないようにするため、厚手の袋などで包装すると安心です。
内祝いのマナーがわからない場合は、プロに相談して助けてもらいましょう。
出産の内祝いであることを伝えて、お店やオンラインショップに郵送を依頼すれば、それに適した包装をしてくれるので手間がかかりません。
ただし、通販サイトの中には、のし付きの包装に対応していないところもあるため注意が必要です。
のしがあるかないかは非常に重要なことなので、購入する前に必ず確認しておきましょう。
メッセージ
内祝いを送るときは、カードや挨拶状をつけてメッセージを添えると好印象につながります。
ただ実際は、品物だけを送ってしまうケースも少なくありません。
郵送の場合は相手にそっけない印象を与えがちなので、手紙で感謝の言葉を添えるようにしましょう。
手書きのほうが良いですが、数が多くて難しい場合は、印刷したメッセージを添えてもかまいません。
印刷したものでも、メッセージがないよりかははるかにマシです。
カードや挨拶状がないことで、印象が悪くなってしまう場合もあるので要注意です。
「忙しいから」「面倒だから」といった理由でメッセージを添えることを省く人もいますが、品物を送るだけでは不十分です。
特に世代が上がっていくにつれてマナーに厳格になりやすく、今後の関係に悪い影響をもたらす可能性もあります。
メッセージがあることに悪い印象を持つ人はいないので、カードや挨拶状は必ず添えるようにしましょう。
メッセージは長すぎてもよくありません。
相手がすぐに読めるように、さりげなく添えるようにしましょう。
写真入りのメッセージを同封できるサービスもあるので、そのような便利なサービスを利用するのも一つの方法です。
日時指定
郵送で内祝いを送る場合は、日時を指定することができます。
可能であれば、送る前に相手の都合を確認して、確実に受け取ってもらえる日時を指定しておきましょう。
仮に相手が受け取れてなかったとしても不在通知があるので、確実に相手に届けてもらうことができます。
ただし、カタログの種類によってはポストに届けられる場合もあるため、その場合は日時指定は必要ありません。
ポスト投函の場合は、送料も安くなり、一番手間のかからない方法だと言えます。
ただし、一般郵便物と紛れやすく、相手の確認が遅れる場合もあるので注意が必要です。
ポスト投函完了後の紛失や盗難などは補償外となるため、心配な場合は日時指定ができる方法で郵送しましょう。
カタログギフトを送るときは適切な送り方をしよう
出産の内祝いでは、カタログギフトを送ると相手に喜んでもらいやすくなります。
ただし、カタログギフトを送るときは、相手のことをよく考えることが大切です。
手渡しする場合は事前に電話で連絡したり、郵送する場合は日時指定をしたりするなど、相手に迷惑がかからないように、適切な方法でカタログギフトを送りましょう。
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